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コン・ヒョジン主演「有夫女キラー」、6話で10.2%と自己最高更新

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コン・ヒョジンが主演を務めるMBCの金土ドラマ「有夫女キラー」が、8月に放送された第6話で全国世帯視聴率10.2%を記録し、放送のたびに自己最高記録を塗り替える快進撃を続けている。OSENが8月19日に伝えたもので、視聴率はニールセンコリアの全国世帯基準による数字だ。同作は二桁の大台に乗せたことになり、放送開始からの上昇曲線が数字の上でもはっきりと表れた形となった。

瞬間最高視聴率も高い水準を示している。車の中で張り込みをしていたイ・ドンジン(イ・サンイ)とポム・ソンフン(チェ・ウソン)が、ニュースでキングフィッシャーによる「ワンショット・ツーキル」の一報に接し、現場へ向かうという場面では11.8%まで数字が跳ね上がった。ドラマの中で最も緊迫した瞬間に視聴者の関心が集中していることがうかがえる。

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話題性の面でも指標は良好だ。韓国でコンテンツの競争力を分析する専門機関、グッドデータコーポレーションの公式プラットフォーム「FUNdex(ファンデックス)」によると、「有夫女キラー」は8月第2週のTV-OTTドラマのニュース部門で1位、同じくTV-OTTドラマの検索反応部門でも1位を獲得した。視聴率と話題性の両方で首位級の反応を得ている状況だ。

作品は、企画をクォン・ソンチャン、脚本をキム・ウニ、演出をユン・ジョンホとキム・ジフンが担当している。物語の中心にいるのは、ごく普通の既婚女性でありながら、その裏では冷徹な殺し屋という顔を持つユ・ボナ(コン・ヒョジン)。この二重生活を軸に据えることで、従来のジャンルものとは異なる面白さを打ち出している点が特徴とされる。

第6話までで描かれたのは、まさにその二つの顔の落差だった。ユ・ボナはタク・ジョング(キム・ミンジュン)を始末するためのカジノ作戦が想定通りに進まないと見るや、自ら現場に飛び込む。VIPルームに潜入した彼女は、タク・ジョングの水のボトルに薬物を混入。さらに調理師に扮したムン・モル(チョ・ユンス)の不意打ちにも動じず応戦し、危機を切り抜けた。地域チームとの共助作戦では、タク・ジョングとチョン・ソンギル(キム・ジョング)を同じ客室へ誘い込み、ケーブルカーからたった一発の銃弾で二人を同時に仕留める「ワンショット・ツーキル」を成し遂げる。この場面が、前述の瞬間最高視聴率を記録した回の展開につながっている。

一方で、家族の危機を前にした彼女は銃を置き、誰よりも必死な母親の顔になる。夫の実家の法事をめぐって葛藤を抱えていた最中、娘のクォン・ユル(ファン・ボミ)が突然姿を消してしまう。必死に探し回ったユ・ボナは、マンションの屋上で飛行機を見上げている娘を見つけた。「ママは孤児だから、天国に行ってママのお母さんとお父さんを連れてこようと思ったの」という娘の言葉に、ユ・ボナは強く抱きしめて涙を流した。犯罪者の前では徹底して冷徹でありながら、娘の前では限りなく切ない母になる。この落差が、ジャンルものとしての爽快感に家族愛の情感を重ね、作品独自の魅力を厚くしている。

物語のもう一つの軸が、夫クォン・テソン(チョン・ジュンウォン)の過去だ。彼はかつて、タク・ジョングに無罪判決が下される様子を目の当たりにし、法の限界を痛感した人物である。当時恋人だったユ・ボナのもとを訪ね、「悪いやつらは罰を受けるべきなのに、僕にできることは何もない」と涙を見せていた。その後も犯罪や社会の不条理を取材し続けてきたクォン・テソンだが、かつてキングフィッシャーの狙撃現場で命を落としかけていたという事実まで明らかになり、彼がキングフィッシャーの取材を中断した背景にも関心が向かっている。

ユ・ボナは法網をかいくぐった犯罪者を自らの手で処断し、クォン・テソンは記者として事件の真相を追う。夫婦は互いに別々のやり方で、同じ事件と向き合っているという構図だ。クォン・テソンにとってキングフィッシャーは、かつて自分の命を脅かした存在であると同時に、必ず真実を明らかにしなければならない事件でもある。それだけに、愛する妻ユ・ボナと長年追ってきたキングフィッシャーが同一人物だと知ったとき、彼がどんな選択をするのかが大きな見どころになる。加えてイ・ドンジンとポム・ソンフンによるキングフィッシャー追跡も本格化しており、ユ・ボナの二重生活をめぐる緊張感は一段と高まっている。

折り返し地点を前に、その緊張はさらに強まる見通しだ。夫婦がカジノで鉢合わせしかけた場面は手に汗を握る展開だった。クォン・テソンを避けてカジノ内に入ったユ・ボナは、警備員ともみ合う夫のすぐそばをかろうじてすり抜ける。しかし二人は従業員用エレベーターで再び居合わせ、クォン・テソンはユ・ボナの後ろ姿を見つめながら「誰かに似ていたので」と口にした。正体が露見しかねないという不安が、視聴者側にも残された形だ。

さらにユ・ボナは、初めて出会ったあの日のように普通の一日を過ごそうとクォン・テソンに提案する。ところが二人の初対面をたどる過程で、赤い悪魔の装いをしたユ・ボナが、血を流して倒れているクォン・テソンを発見したという過去が明かされ、新たな疑問が生まれた。すれ違った初対面に何があったのか。ユ・ボナは家族を守るために正体を隠さねばならず、クォン・テソンは愛する妻と長年追ってきたキングフィッシャーの真実に近づいていく。過去の真実と現在の秘密が触れ合う瞬間、二人の間にどんな物語が広がるのかに注目が集まる。

このように「有夫女キラー」は、単に悪人を処断する殺し屋の活躍にとどまらず、一人の人間の日常と家族、愛、そして正義に対するそれぞれ異なる視線を丁寧に編み込みながら物語を広げている。毎回自己最高視聴率を更新して上昇基調を維持するなか、今後さらに激しさを増すユ・ボナの活躍に期待が寄せられる。

主演のコン・ヒョジンは、直近では2025年放送のtvN土日ドラマ「星がウワサするから」に出演していた。舞台は無重力の宇宙ステーション。指揮を執る遠征隊長イブ・キムのもとに、巨額の費用を払って乗り込んできた宇宙旅行客コン・リョンが現れる。彼は財閥家の婿候補で元産婦人科医だが、人には言えない目的を抱えていた——という筋書きで、コン・ヒョジンはイ・ミンホとともに地球の外での共同生活を演じた。2025年1月4日から2月23日まで全16話が放送され、宇宙ステーションで実験に取り組む科学者たちと、地上の管制センターに集う面々という二つの場所を行き来する構成を採用。オ・ジョンセ、イ・エル、イ・チョヒ、ハン・ジウン、アレックス・ハフナー、キム・ジュホン、ホ・ナムジュンらが顔をそろえた。宇宙という非日常の舞台からうって変わり、今作では平凡な主婦と殺し屋という二つの日常を行き来する役どころに挑んでいる。

韓国では金曜と土曜に放送される、いわゆる「金土ドラマ」枠が近年の話題作を多く生んでおり、「有夫女キラー」もその枠で放送されている。全国世帯視聴率で二桁に達する作品は現在の韓国ドラマ市場では決して多くなく、10.2%という数字は同作の勢いを示す指標といえる。日本の視聴者にとっても、アクションの爽快感と家族の物語という二つの要素を併せ持つ構成は入りやすい作りだ。折り返しを迎えた後半戦で、ユ・ボナの正体がどこまで、誰に知られていくのかが物語最大の焦点となる。

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