チェ・ミンシク×ハン・ソヒ『インターン』スチール12種公開、9月16日公開
写真: ハン・ソヒ — Han So-Hee / CC0チェ・ミンシクとハン・ソヒが共演する映画『インターン』が、2026年8月19日、報道用スチールカット12種を公開した。公開されたのは、経歴37年のシルバーインターン、キホ(チェ・ミンシク)と、ワーカホリックのCEO、ソヌ(ハン・ソヒ)を中心に繰り広げられるオフィスの光景を切り取ったカットの数々で、作品は9月16日に韓国で公開される。
『インターン』は、ローンチからわずか3年でファッション業界の注目企業へと急成長した会社を舞台にした物語だ。その会社を率いるCEOのソヌのもとに、経歴37年というベテラン、キホがインターンとして入社する。世代も職級も飛び越えたところで始まる二人のオフィスライフが描かれる。監督はキム・ドヨンが務めた。
今回公開されたスチールは、ファッションスタートアップ「ウトゥトゥ」に最年少のインターンとして入社したキホの姿から始まる。社員証を首から下げ、見慣れないオフィスに腰かけているキホの表情はどこかぎこちない。37年のキャリアを重ねたベテランであっても、初出勤という場面は簡単ではないということが、その一枚から伝わってくる構図になっている。長い社会人生活の末に再び「最年少」の立場に戻った人物の状況が、説明抜きで画面に置かれている。
もう一枚では、経営支援チーム長のミナ(リュ・ヘヨン)の前で緊張した面持ちで立つキホが写し出されている。年齢だけを見れば逆になりそうな立ち位置が入れ替わっているようにも映り、反転した可笑しみを生む場面になっている。副代表のヨンファン(キム・ジュナン)の隣で決意を固めるような眼差しを見せるカットもあり、自由な空気が流れるウトゥトゥの中で奮闘しながら、37年ぶんの社会人としてのノウハウを存分に発揮していくシルバーインターン、キホの活躍を予感させる。
一方、CEOソヌ側のカットも公開された。グラビア撮影の現場で、ウトゥトゥの専属モデルであるペク・ルダ(ハン・ジウン)を説得しようとするソヌ。互いに張り詰めた緊張感をやり取りする場面が捉えられており、会社を率いていくソヌの日常と、ウトゥトゥで起こるであろう出来事の幅広さを想像させる。
そして、ソヌの直属インターンとして配属され、運転の随行を担うことになったキホと、後部座席に座るCEOソヌ。この二人が、いつのまにか並んで同じ方向を見つめ、武装解除されたような笑みを交わしているカットも含まれている。年齢も職級も異なる二人が、職場での日々を重ねながらどのような関係へと変わっていくのか。それがこの作品の主要な見どころのひとつになりそうだ。世代と職級を飛び越えた二人の特別な友情に、公開前から関心が寄せられている。
出演はチェ・ミンシク、ハン・ソヒのほか、キム・ジュナン、リュ・ヘヨン、ハン・ジウンら。配給はワーナー・ブラザース・コリアで、写真も同社から提供されている。韓国では秋夕(チュソク)の時期にあたる9月16日に公開される。秋夕は韓国の大型連休にあたり、この時期の劇場街は年間でも観客の動員が集中するタイミングとして知られる。『インターン』はその秋夕の劇場街に、チェ・ミンシクとハン・ソヒという新鮮な組み合わせと、キャラクターとの高い合致度を武器に投入される一本ということになる。
主演のチェ・ミンシクは、直近ではNetflixシリーズ『最後列からの声』(原題・맨 끝줄 소년)に出演している。同作は2026年6月26日から配信が始まった全6話の作品で、チェ・ミンシクはホ・ムノを演じた。最後列の席から見えていたものとは何だったのか、という問いを軸に、キム・ユンジン、ホ・ジュノ、チン・ギョン、そしてイ・ガン役のチェ・ヒョヌクらの現在と少年時代が交錯していくスリラーだ。主要人物にはそれぞれ子役が配され、過去と現在が重ねて描かれる構成が採られている。脚本はチャン・ミョンウ、演出はキム・ギュテ。特別出演としてチョ・ハンチョル、ハン・ジウン、チョン・イソら実力派が名を連ねた。緊張感のあるスリラーで現在と過去を往復する役柄を演じた直後に、今度は職場を舞台にしたオフィスものでインターンとして最年少の席に座る。この振れ幅そのものが、今回の『インターン』への注目度を押し上げている面もある。
『インターン』をめぐる情報の公開は段階的に進んでいる。本サイトでも8月19日付で、スチールカット12種が公開されたことを報じている。その時点で伝えたのは、オフィスを舞台に世代の異なる二人が並ぶカットから、年の差を超えて呼吸を合わせるやり取りの雰囲気がうかがえる、という内容だった。今回明らかになったのは、その12種の中身がより具体的に、どの人物の、どの場面を捉えたものであったかという部分である。キホの初出勤、ミナの前での緊張、ヨンファンの隣での決意、撮影現場でのソヌとペク・ルダの対峙、そして車内での二人の笑み。断片ではあるが、物語がどこから始まり、どのあたりへ向かっていくのかの輪郭が、スチールを通して示されたかたちだ。
日本の読者にとって、シルバーインターンという設定は耳慣れないかもしれない。長年のキャリアを持つ年長者が、若い企業に最も下の立場で入っていく。年齢と職級が逆転した関係が生む摩擦と可笑しみ、そしてそこから生まれる信頼。今回のスチールで印象的なのは、その関係が一方向ではないことをうかがわせる点にある。キホが緊張し、萎縮する場面がある一方で、37年ぶんの経験が発揮されることを予感させるカットもあり、ソヌの側も会社を率いる立場として一歩も引かない場面が収められている。どちらかが教える側でどちらかが教わる側、という単純な構図には収まらなさそうだ。
キャラクターとの合致度の高さ、現実に通じる共感性、そして俳優陣の多彩なアンサンブル。それらを収めた報道スチール12種の公開によって、期待感はさらに高まっている。チェ・ミンシクとハン・ソヒが世代と職級を越えた職場の同僚として出会う『インターン』は、9月16日に観客と対面する。





