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ナム・ジヒョン、ファン・イニョプと新作オフィスラブで初共演へ

ファン・イニョプ写真: ファン・イニョプ — K-POPIT 케이팝잇 / CC BY 4.0
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女優ナム・ジヒョンが、新ドラマ「チンハン告白:183hz」(原題)の女性主人公コ・ウニョン役を務めることが、2026年8月19日に明らかになった。韓国メディア・エクスポーツニュースが同日、取材の結果として報じたもので、相手役となる男性主人公ペク・ソンホ役には俳優ファン・イニョプが出演する。二人がラブストーリーで顔を合わせるのは今回が初めてとなる。

「チンハン告白:183hz」はウェブ小説を原作とするオフィスロマンスだ。新入社員時代に恐怖の対象でしかなかった「虎の先輩」、つまり厳しい指導役だった上司が、180度変わった姿で戻ってくる。そこから始まる関係の変化を軸に物語が展開される。原作の連載期間は2020年6月から12月までで、この間に厚いファン層を築いた人気作である。職場という限られた空間の中で、かつての上下関係がどう組み替えられていくのか。原作が持つその構図が、映像作品としてどう立ち上がるかが見どころになりそうだ。

一方で、放送局の編成や具体的な放映時期については、現時点でまだ協議中の段階だとされている。つまり、キャスティングの骨格が固まった段階での報道であり、いつ、どのチャンネルで見られるのかは今後の発表を待つことになる。韓国ドラマの場合、主演が固まってから編成が決まり、撮影に入るという流れをたどることが多く、続報が出るまでには一定の時間がかかるのが通例だ。日本の視聴者にとっても、配信プラットフォームでの展開を含め、続報を待つ形になる。

ナム・ジヒョンは2004年に子役としてデビューした。以来20年以上にわたって活動を続けており、出演作は「善徳女王」をはじめ、「ショッピング王ルイ」「怪しいパートナー」「百日の郎君様」「365:運命を変える1年」「智異山」ならぬ「小さなアッシー」——ここは正確に記すと「作은 아씨들」、すなわち「シスターズ」の原題である「小さな姉さんたち」にあたる作品、そして「グッド・パートナー」まで幅広い。子役から出発した俳優が途切れることなくフィルモグラフィーを積み上げるのは決して当たり前のことではなく、彼女はそれを長期にわたって実現してきた俳優のひとりだ。

直近では、2026年2月に終映したKBS 2TVのドラマ「愛する盗賊様よ」で高い評価を得た。同作は2026年1月3日から2月22日まで、KBS 2TVの土日ドラマ枠で全16話が放送された時代劇である。ナム・ジヒョンが演じたのはホン・ウンジョ。両班の父と賤民の母のもとに生まれた彼女が、ひょんなことから天下一の盗賊「キルドン」と呼ばれる身になってしまう、という設定だ。その盗賊を追うのが、ムン・サンミン演じる朝鮮王朝の大君イ・ヨル。追う者と追われる者だった二人は、やがて互いの魂が入れ替わるという事態に巻き込まれていく。脚本はイ・ソン、演出はハム・ヨンゴルとイ・ガラムが担当した。ハ・ソクジンが国王イ・ギュを、チェ・ウォニョンが重臣イム・サヒョンを演じるなど宮中の人物も物語に絡み、身分と権力をめぐる駆け引きが描かれた。共演にはチェ・ソウン、キム・ジョンナン、ホン・ミンギらが名を連ねている。

さらにナム・ジヒョンは、ティービング(TVING)オリジナル作品「私が震えることができるように」(原題)の公開も控えている。「愛する盗賊様よ」で地上波の時代劇に主演し、配信プラットフォームのオリジナル作品が控え、そこに今回のオフィスロマンスが加わる形になる。ジャンルも媒体も異なる三作が並ぶ形で、俳優としての幅が改めて示されることになりそうだ。なお、ヒット作「グッド・パートナー」のシーズン2への合流が実現しなかったことは、ファンの間で残念がられていた経緯がある。今回の次回作の知らせは、その後の動向に対する期待を高めるものとなった。

相手役のファン・イニョプは、最近終映したENAのドラマ「あなたにドリーム」に出演していた。同作ではヘリと共演し、息の合った掛け合いを見せている。ファン・イニョプは同じく8月19日、この作品をめぐるインタビューに応じており、視聴率については「とても残念」と率直に述べ、思うような数字に届かなかったことへの心境を明かした。続けて「もう少し見ていただけたら」とも語り、より多くの視聴者に作品が届いてほしかったという思いをのぞかせている。このインタビューは複数回に分けて公開されており、当該分はその2回目にあたるものだった。作品への手応えと数字への悔しさを語った直後に、次の主演作のキャスティングが伝えられた形になる。

韓国では近年、オフィスを舞台にしたロマンス作品が一定の存在感を保っている。たとえばtvNの月火ドラマ枠では、2026年6月22日から7月28日まで「残念ながら明日も出勤です!」が全12話で放送された。入社7年目で日常に倦怠を覚えていたセウム電子DA事業部の先任チャ・ジユンと、気難しい上司カン・シウが、互いにとって代えのきかない存在になっていく——という筋立てで、ソ・イングクがシウを、パク・ジヒョンがジユンを演じた。脚本はキム・ギョンミン、演出はチョ・ウンソル。カン・ミナ、ウォン・ギュビン、チェ・ギョンフンらが共演し、配信はTVINGに加えてWavveでも提供された。厳しい上司と部下という関係性から始まる物語は、韓国の視聴者に馴染みのある枠組みであり、「チンハン告白:183hz」もその系譜に位置づけられる作品といえる。

日本の読者に向けて補足すると、韓国ドラマは放送局ごとに編成枠が明確に分かれており、KBS 2TVの土日ドラマ、tvNの月火ドラマ、ENAの月火ドラマといった枠がそれぞれ異なる客層を抱えている。ENAは近年ドラマ制作に力を入れてきた放送局で、2025年11月17日から12月16日にかけては月火枠で「UDT:私たちの町の特殊部隊」全10話を放送し、Genie TVでも配信した。特殊作戦部隊出身の保険調査員チェ・ガン、技術兵出身で町内会長を務めるクァク・ビョンナム、特任隊の助教だったマート社長チョン・ナムヨンら、軍歴も現在の職業もばらばらな予備役たちが集い、国でも世界でもなく自分の家族と暮らす町を守るという内容で、ユン・ゲサンとチン・ソンギュが映画「犯罪都市」以来8年ぶりに共演したことでも話題を集めた。同じ放送局の枠であっても作品ごとに色合いは大きく異なり、視聴者はチャンネルよりも作品と俳優で選ぶ傾向が強い。

「チンハン告白:183hz」については、放送局も時期も未定の段階にある。それでも主演二人の名前が先に伝わったことで、原作のファン層と両俳優のファン層の双方から関心が寄せられることになりそうだ。ウェブ小説を原作とする作品は、すでに読者の中に完成した物語像があるぶん、キャスティングへの反応が早く、また厳しくもなる。ナム・ジヒョンにとっては時代劇の主演を経てから臨む現代劇であり、ファン・イニョプにとっては前作の視聴率への悔しさを語った直後の次回作となる。二人がどのようなロマンスを描くのか、そして編成がどこに落ち着くのか。続報が待たれる。

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