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パク・ウンビン「別れましょう、婚約破棄です」 残り2話の分岐点

パク・ウンビン写真: パク・ウンビン — Marie Claire Korea / CC BY 3.0
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tvNの土日ドラマ「オ・サカン恋愛」(原題)で主演を務めるパク・ウンビンが、放送済みの第9話・第10話で、恋人役のマ・ガンウク(ヤン・セジョン)に「私たち、別れましょうか? 婚約破棄です」と告げ、物語が大きな分岐点を迎えた。全12話のうち残るは2話。制作側は2026年8月19日、パク・ウンビンの撮影現場ビハインドスチールを公開し、終盤に向けた注目度がさらに高まっている。

パク・ウンビンが演じるのはチョン・ヨリ。幽霊が見える能力を持つ財閥家の相続人という役どころで、物語の中心を担っている。第9話・第10話では、経営権の防衛に成功したチョン・ヨリが、その直後にペン・ミョスン(チャ・ミギョン)の涙ながらの訴えに向き合うことになる。彼女はマ・ガンウクを生かすため、自分の痛みを一人で引き受けることを決意し、本心を隠したまま冷たい言葉で関係を断ち切る道を選んだ。表向きは冷酷な別れだが、その内側は相手を守るための選択として描かれている。この過程が視聴者の胸を締めつけた。

劇中の財閥家を取り巻く状況も悪化の一途をたどっている。株価の暴落に検察の捜査が重なり、一家全体が危機に置かれる展開が続く。さらに過去の「ヨットの事件」が改めて言及され、そこにどんな真実が隠されているのか、そしてその出来事がチョン・ヨリと周囲の人物たちの関係にどう影響してきたのかが、残された回の核心として浮上した。婚約破棄という決断と、財閥家をめぐる危機が、どのような結末につながるのか。最終回で隠された秘密がどう解かれるかが、最後の見どころとして位置づけられている。

一方、19日に公開されたビハインドスチールでは、緊迫した劇中の空気とは対照的な現場の様子が伝えられた。写真の中のパク・ウンビンは、カメラに向かって明るくほほ笑んだり、自身のシグネチャーである「プエン」ポーズを取ったりと、チョン・ヨリの状況をひととき下ろした姿を見せている。所属事務所ナムー・アクターズが提供したこれらの写真からは、撮影現場に活気を添える愛らしい雰囲気が伝わってくる。

同時に、撮影の合間も台本を手から離さない姿も捉えられた。シーンやセリフを丁寧に確認しながら本番に備える様子は、作品とキャラクターに向ける集中力の表れだといえる。劇中では幽霊が見える能力と財閥家の内外に広がる対立のなかで重い選択を重ね、複雑な感情線を消化して物語の軸を支える一方、カメラの外では本来の明るいエネルギーで周囲を照らす。チョン・ヨリと俳優パク・ウンビンの間を自在に行き来する姿が、現場の内外で同時に際立っている格好だ。

「オ・サカン恋愛」は、2011年に製作された同名映画を連続ドラマとして作り直した一作である。日本では「恋は命がけ」の題で知られる。放送はtvNで、2026年7月18日にスタートした。全12話構成で、毎週土曜・日曜の午後9時10分に放送される。共演にはイェ・スジョン、ヤン・セジョン、オン・ソンウ、キム・ドワン、イ・チャンホン、チョ・ヘジュ、ペク・ジウォン、キム・ミノ、イ・ジュニョク、そしてペン・ミョスン役のチャ・ミギョンが名を連ねる。映画版を知っている人にとっては、同じ題材がドラマの尺でどう組み直されたのかという見方もできる作品だ。

日本の視聴者にとって追いかけやすい体制が整っている点も特徴といえる。この作品は放送開始と同じ7月18日から、Netflixを通じて日本を含む海外にも配信されている。韓国での放送とほぼ変わらないタイミングで最新話を見られるため、現地の反響と足並みをそろえて終盤の展開を追うことができる。残り2話という状況を考えれば、これから見始める人にとっても追いつきやすい話数である。

パク・ウンビンは近年、話数の限られた配信作から地上波・ケーブルの連続ドラマまで、幅広い形式で主演を重ねてきた。2025年3月19日から4月9日にかけては、ディズニープラスで全8話が配信されたメディカル・クライムスリラー「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」に主演している。17歳で医大に首席入学した天才チョン・セオクを演じ、自らを医学界から追い落とした恩師チェ・ドクヒ役のソル・ギョングと師弟として対峙した。世界的な脳神経外科医である師と、その手で道を断たれた弟子という構図を軸に、セオクを影のように支えるソ・ヨンジュや、彼女の腕を惜しむ麻酔科医ハン・ヒョンホらが物語に絡む。ユン・チャニョン、パク・ビョンウンが脇を固め、医療ドラマの枠にとどまらず犯罪スリラーとしての緊張感を併せ持つ構成が特徴だった。

2026年5月15日には、Netflixで全8話のSFコメディ・アクション「ワンダーフールズ」が公開された。1999年末、新たなミレニアムへの期待とY2Kパニックが入り混じるなか、架空の都市ヘソン市で奇妙な現象が起こるという設定で、心臓に重い持病を抱えるウン・チェニ、市役所に苦情を出し続けるソン・ギョンフン、気弱なカン・ロビンという、はみ出し者の三人がある出来事をきっかけに不安定な超能力を手にしてしまう物語だ。パク・ウンビンのほか、チャウヌ、チェ・デフン、イム・ソンジェ、キム・ヘスク、ソン・ヒョンジュが出演し、演出はユ・インシク、脚本はホ・ダジュンが手がけた。超能力の設定それぞれに癖があり、その扱いに四苦八苦する三人と、彼らを導く公務員との関係が物語を動かしていく。5月の配信作から7月開始の「オ・サカン恋愛」へと、主演作が途切れずに続いている形になる。

放送期間中の動きも活発だ。2026年8月17日午後には、米ロサンゼルスでの日程を終え、仁川国際空港から帰国している。渡米は「KCON LA 2026」への出演のためで、現地でのスケジュールを消化したうえでのこの日の入国だった。仁川市永宗区雲西洞にある空港の到着ロビーでは、涼しげな装いで歩く姿や、振り返って挨拶する様子がカメラに収められ、OSENやニュースエンなど複数の韓国メディアが写真付きで伝えた。ニュースエンはユ・ヨンジュ記者の撮影による写真記事を、同日午後3時59分に配信している。KCONは韓国の音楽やカルチャーを海外の観客に向けて紹介する大規模イベントで、今年のロサンゼルス公演にはK-POPアーティストが多数出演した。韓国では、俳優や歌手が海外日程を終えて帰国する際、空港の到着ロビーに報道各社のカメラが並ぶのが恒例となっている。

次の仕事も動き出している。同じ8月17日には、パク・ウンビンとヨム・ジョンアが映画「南ウンジョン」(原題)で母と娘を演じることが明らかになった。制作側が両名のキャスティング確定を発表したもので、これまで一度も共演したことのなかった二人が、憎み合いながらも愛し合う母娘という関係で初めて顔を合わせる。作品は主要なキャスティングラインナップを固め、現在はプリプロダクション段階に入っている。この座組で目を引くのは、二人が積み上げてきた俳優歴の長さだ。ヨム・ジョンアは今年でデビュー35周年、パク・ウンビンはデビュー30周年を迎えており、合わせて65年分の演技キャリアを持つ二人がひとつの家族として並ぶことになる。

ドラマの舞台裏に関しては、8月19日に「オ・サカン恋愛」のビハインド映像が公開されたことも報じられており、劇中で演じるチョン・ヨリとは180度異なる姿が紹介されている。カメラの外で見せる愛らしい表情という点でも、複数の報道が共通して伝えている。終盤の重い展開と、現場の明るい空気。その落差が、残り2話を前にした今の「オ・サカン恋愛」を語るうえでのもう一つの入り口になっている。婚約破棄を告げたチョン・ヨリの選択と、ヨットの事件の真相が、最終回でどう結び直されるのか。tvNの土日午後9時10分、そしてNetflixでの配信で、その答えが明かされる。

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