写真: パク・ウンビン — Marie Claire Korea / CC BY 3.0ハイパーナイフ 闇の天才外科医
| 原題 | 하이퍼나이프 |
|---|---|
| 放送局 | Disney+ |
| 放送期間 | 2025-03-19 〜 2025-04-09 |
| 話数 | 全8話 |
| 出演 | パク・ウンビン, ソル・ギョング, 朴秉恩, ユン・チャニョン |
この作品について
17歳で医大に首席入学した天才、チョン・セオク。かつて将来を嘱望された外科医だった彼女は、自らを医学界から追い落とした恩師チェ・ドクヒと再び向き合うことになる。世界的な脳神経外科医である師と、その手で道を断たれた弟子。二人の対峙を軸に、セオクを影のように支えるソ・ヨンジュや、彼女の腕を惜しむ麻酔科医ハン・ヒョンホらが物語に絡む。
パク・ウンビンとソル・ギョングが師弟として向き合い、ユン・チャニョン、パク・ビョンウンが脇を固めるメディカル・クライムスリラー。2025年3月19日から4月9日まで、ディズニープラスで全8話が配信された。医療ドラマの枠にとどまらず、犯罪スリラーとしての緊張感を併せ持つ構成が特徴となっている。
「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」(原題「하이퍼나이프」)は、医療の現場を舞台にしながら犯罪スリラーとしての緊張感を持つ韓国ドラマである。物語の中心にいるのは、かつて天才脳神経外科医と呼ばれたチョン・セオク。17歳で医大に首席入学した彼女は将来を嘱望されながらも、過去のある出来事によって医師免許を失い、表舞台から姿を消した。それでも脳神経科学の限界を押し広げたいという欲求を捨てきれず、日の当たらない場所で違法な手術を続けている。そんな彼女の前に、自分を医学界から追い落とした恩師チェ・ドクヒが再び現れる。世界的な脳神経外科医である師と、その手によって道を断たれた弟子。かつての傷が開き、力と復讐をめぐる危うい駆け引きが始まっていく。セオクは倫理的に問題をはらむ先端的な処置へと踏み込みながら、自らの行為が持つ意味と向き合うことになる。医学上の必要と個人的な野心の境界が曖昧になっていく過程が、この作品の芯にある。
チョン・セオクを演じるのはパク・ウンビン。役柄としては「シャドードクター」、つまり免許を持たずに手術を行う立場に身を落とした元天才外科医である。パク・ウンビンはこの作品の後も精力的に活動しており、2026年5月配信のNetflix「ワンダーフールズ」、2026年7月18日から放送されているtvNの土日ドラマ「恋は命がけ」(原題「오싹한 연애」)に主演している。「恋は命がけ」では幽霊が見える財閥家の相続人チョン・ヨリを演じ、全12話の物語を牽引した。師のチェ・ドクヒ役はソル・ギョング。セオクのかつての指導者にあたる脳神経外科医で、名声と底の知れなさを併せ持つ人物として描かれる。ユン・チャニョンは、常にセオクのそばにあって彼女を支える協力者ソ・ヨンジュを演じる。麻酔科医ハン・ヒョンホ役は朴秉恩(パク・ビョンウン)。彼は2025年5月配信のNetflix「呑金/タングム」、2026年7月11日放送開始のJTBC「マンションのお仕事」にも出演している。このほか、脳神経外科部長ハ・ウヨン役でイ・ジョンシクが加わる。
脚本は、2018年の「神のクイズ:リブート」を手がけたキム・ソニ。演出は「Awaken」(2021〜2022年)や「クレイジー・ラブ」(2022年)を担当したキム・ジョンヒョンが務めた。制作にはCJ ENM Studios、Dongpung、Blaad Studiosが名を連ねている。キャスティングは長い時間をかけて進み、2023年の時点でソル・ギョングとパク・ウンビンが出演を検討していると伝えられ、2024年にはユン・チャニョンと朴秉恩にも出演オファーが出された。4人の出演が正式に確定したのは4月3日で、本格的な撮影も同じ2024年4月に始まっている。
視聴情報としては、ディズニープラスのオリジナル作品として全8話が配信された。配信期間は2025年3月19日から4月9日まで。ディズニープラスは2024年8月12日の時点で本作を2025年上半期に配信すると発表しており、2025年1月7日に同プラットフォームのその年の韓国オリジナルドラマのラインナップを公開した際、3月19日という配信日が確定した。地上波やケーブルの週次放送ではなく配信プラットフォームで届けられた作品であり、全8話という比較的コンパクトな構成になっている点は、16話前後が標準的な韓国の放送局ドラマと比べたときの特徴といえる。
日本の読者にとっては、パク・ウンビンとソル・ギョングという世代の異なる二人が師弟として正面から向き合う構図が、まず入り口になるだろう。医療ドラマとして手術の場面を描きながら、同時に犯罪スリラーの文法で人物同士の対立を組み立てているため、ジャンルとしては両方の顔を持つ。話数が8話にまとまっているぶん、韓国ドラマを初めて通しで見る人にも手を出しやすい長さである。








