NCT WISH、日本での日程を終え金浦空港から帰国
写真: NCT WISH — numbuzin / CC BY 4.0グループNCT WISH(エヌシーティー ウィッシュ)のメンバー6人が、2026年8月19日午後、ソウル・江西区傍花洞の金浦国際空港の国際線を通じて入国した。日本での海外日程を終えての帰国で、この日空港に姿を見せたのはシオン、ユウシ、リク、サクヤ、リョウ、ジェヒの6人。韓国メディア・ニュースエンが空港での様子を写真とともに伝えた。
韓国では、アイドルグループが海外日程に出発する際や、日程を終えて帰国する際の空港が、そのまま取材の場になっている。滑走路に向かう出国ゲート前や、到着後の入国ゲート付近には報道カメラが並び、メンバーそれぞれの服装や表情が「空港ファッション」として記事になる。今回の入国も、その流れの中で報じられたものだ。ニュースエンの記事では、メンバーのジェヒの姿が特に取り上げられている。日本のファンにとっては、自国での活動を終えたメンバーがどのような様子で韓国に戻ったのかを知る手がかりになる。
なお、金浦国際空港は仁川国際空港と並ぶソウルの空の玄関口で、日本の羽田空港などとの間に路線が結ばれている。仁川空港が長距離路線の中心であるのに対し、金浦空港は日本や中国など近距離の国際線を担う位置づけにあり、日韓を往復するアーティストの利用も多い。今回NCT WISHが日本からの帰国に金浦空港の国際線を使ったことも、その路線事情に沿った形といえる。今回の報道で明らかにされているのは入国の日時と場所、そして日本での日程を終えての帰国であるという点までで、日本で具体的にどのような活動を行ったのかについては触れられていない。
NCT WISHをめぐっては、帰国が伝えられた前日にあたる8月19日、別の話題も報じられている。グローバルカジュアルフットウェアブランドのクロックス(Crocs)が、韓国国内のブランドアンバサダーを務めるNCT WISHとともに制作した新しいキャンペーン「Do Your Thing」を公開したというものだ。韓国メディアのニューステップやベイビーニュースが同日に伝えており、日本のファンの間でも話題になった。
このキャンペーンの特徴は、ステージ上のパフォーマンスではなく、メンバー6人がそれぞれの好みや関心に沿って過ごす日常の姿を収めている点にある。ブランドが掲げる自由な自己表現のメッセージを打ち出す内容で、記事では「6人6色」の時間を過ごす姿が軸になっていると紹介された。舞台の上で見せる躍動的な表情から離れ、それぞれのリズム、関心事、好みに従って自由に時間を使う場面に焦点が当てられている。キャンペーンの映像とグラビア、ビハインドコンテンツは、クロックス コリアの公式SNSチャンネルを通じて順次公開される予定で、メンバーが着用した製品についてもクロックス コリアを通じて紹介される。ステージ外のメンバー個々の姿を見せる企画は、グループの多面的な魅力を知ってもらう機会にもなっている。
NCT WISHが属するNCTは、複数のユニットが並行して活動する形をとっており、ここ数日はほかのユニットの動きも相次いで伝えられている。NCT 127は、新曲「Blingy」の発表が報じられた。同曲はグループが持ち味とするスタイルを打ち出す一曲として紹介されており、これを通じて彼らならではの魅力や格好良さを改めて示すことになると伝えられている。リリース日や収録作品などそのほかの詳細については、報道では言及されていない。
さらにNCT 127は、この「Blingy」によるパフォーマンスも予告している。ステージはヒップホップを前面に打ち出した内容になるとされ、公開に向けた告知が行われた。振り付けの制作にはメンバーのテヨンが参加したことも明らかになっており、グループの中心メンバーが振り付け面でも関わる形となっている。「Blingy」は正規7集のタイトル曲にあたり、今回の予告は正規7集の公開に向けたプロモーションの一環として行われたものだ。表題曲がどのような舞台で見せられるかに関心が集まっているが、パフォーマンスの公開日や放送・イベントの詳細については伝えられていない。メンバーたちが「最高のパフォーマンスを見せる」と語ったことも報じられており、カムバックを前にした場で示した意欲として紹介された。自信をもって新たなステージに臨む姿勢が取り上げられ、その自信を今後の活動で証明していく構えだとされている。ただし具体的な活動内容やスケジュールは、現時点では明らかにされていない。
NCT DREAMからも話題が出ている。メンバーのジェノが、「最高の笑顔天使アイドル」を選ぶ企画で1位に選ばれた。韓国メディアがインスタグラムの話題を取り上げるコーナーで伝えたもので、目を細めて笑う表情が印象的だと紹介されている。見ているだけで幸せな気持ちになる笑顔として、ジェノの「目の笑み」が取り上げられ、同企画で最上位となった。ランキングの実施時期や投票の規模といった詳細については、伝えられた内容からは確認できない。
NCT DREAMの楽曲は、秋に控える授賞式でも取り上げられる。韓国の音楽授賞式「2026 THE FACT MUSIC AWARDS(2026 TMA)」の主催側は2026年8月19日、今年の授賞式で披露されるスペシャル舞台の一部を明らかにした。K-POPのヒット曲を別のグループが再解釈するオープニング、アーティスト同士のコラボレーション、そして未発表の新曲の初披露まで、当日限りの内容が並ぶ。授賞式は9月19日、釜山アシアド主競技場で開かれる。最も注目を集めているのがオープニングで、幕開けを担当するのはサイカーズ(xikers)、クローズ・ユア・アイズ(CLOSE YOUR EYES)、トリプルエス(tripleS)の3組。いずれも自分たちの曲ではなく、BTSやNCT DREAMの楽曲を再解釈する形で舞台に立つ。
NCT関連では、俳優としての活動も広がっている。ドラマ「ロマンスの絶対値(原題:로맨스의 절댓값)」には、キム・ジェヒョンが出演している。美形の教師たちを主人公にBL小説を書いていた女子高生が、現実で彼らと思いがけない瞬間を重ねていくうちに、波乱に満ちた学校生活の主役になっていくハイティーン・シリーズで、キム・ヒャンギがヨ・ウィジュを演じ、チャ・ハギョン(N)、キム・ジェヒョン、ソン・ジョンヒョク、キム・ドングらが教師や同級生として登場する。クパンプレイ(Coupang Play)のオリジナル作品として2026年4月17日から配信されており、Amazonプライム・ビデオでも視聴できる。演出はイ・テゴンとキム・ジュンヒョン、脚本はCJ ENMの新人作家育成事業「O'PEN」出身のイ・ミンジュが担当した。シンガポールの国営放送メディアコープが共同製作に参加しており、同社にとっては初の韓国ドラマ製作となる点でも注目された作品だ。
日本の読者にとってNCT WISHは、日本人メンバーを複数擁し、日本での活動が多いグループとして親しまれている。今回の入国も日本での日程を終えてのもので、韓国と日本を行き来しながら活動を続けている現状がうかがえる。空港での写真報道は、韓国では活動の節目を伝える定番の形式であり、大きな発表を伴わなくてもメンバーの近況を知る手段として定着している。今回の帰国後、韓国国内でどのような活動が続くのかについては、現時点では伝えられていない。クロックスとのキャンペーンのようにブランドの企画が順次公開されていくほか、NCTの各ユニットも新曲や授賞式を控えており、グループ全体として発信の機会が続く時期にあたる。今後の発表を待ちたい。






