ピョン・ウソク、ドラマ賞ファン投票で4部門トップ IUとのカップル賞も
写真: ピョン・ウソク — Namu / CC0俳優のピョン・ウソクが、韓国のコリアドラマアワードの1次ファン投票で、人気カップル賞、ホットスター賞、グローバルスター賞、OST賞の4部門すべてで首位に立ったことが分かった。中でも人気カップル賞は、ドラマ「21世紀の大君夫人」で共演したIUとのペアとして1位を獲得したもので、俳優個人としての人気、共演者との組み合わせ、海外での支持、そして歌という異なる4つの軸で同時に票を集めた形となった。ただし、これはあくまで1次投票の結果であり、最終的な受賞が確定したわけではない。
まず注目を集めたのが人気カップル賞だ。この部門はファンが2人の俳優の組み合わせそのものに投票する仕組みで、1位にピョン・ウソクとIU、2位にロモンとキム・ヘユンが名を連ねた。カップル賞の結果を、どちらか一方の個人人気だけで説明するのは難しい。というのも、IU自身も女性ホットスター賞で1位を記録しており、同部門の2位はキム・ヘユンだったからだ。つまり、2人ともファン投票で強い流れを持った状態でカップル賞の首位が生まれたことになる。
ピョン・ウソク個人の成績も際立っていた。ホットスター賞の男性部門では1位がピョン・ウソク、2位がパク・ジフン。グローバルスター賞でも1位はピョン・ウソクで、2位にチャ・ウヌが入った。国内のファンの関心度を示す部門と、海外ファンダムの動きが反映される部門の双方で同時に先頭に立ったことになる。そのため、今回の1次結果は「カップル賞1位」だけを切り取ってしまうと、彼の全体の成績を捉えきれない。
4つ目の1位がOST賞だ。ピョン・ウソクの「平行線」が1位となり、チャン・ミノの「ハナマン ハナマン」が続いた。俳優個人の人気部門とカップル部門に加え、歌までがファン投票で首位に立つのは珍しい。結果として、ピョン・ウソクは俳優個人、カップルの組み合わせ、グローバル人気、OSTという性格の異なる4領域すべてで名前をトップに刻んだことになる。ただし現時点で「4冠」と呼ぶのは早く、正確には「4部門で1次投票首位」という状態だ。
ここから先が本番となる。人気賞は1次の結果を40%、2次の結果を60%として合算し、最終的な受賞者を決める仕組みだ。1次で4部門を先取りしたのは好スタートではあるものの、比重の大きい2次投票で順位がひっくり返る余地は十分に残されている。2次投票は8月27日から9月21日まで行われる。1人に複数部門の票が集中しているだけに、ファンダムが4部門の首位を同時に守り切れるかどうかも一つの見どころとなった。授賞式は10月10日、慶南文化芸術会館の大公演場で開かれる。
カップル賞で共に1位となったIUとの共演作が、MBC TVで放送されたドラマ「21世紀の大君夫人」だ。立憲君主制が続く21世紀の韓国を舞台に、巨大財閥の次女ソン・ヒジュが婚外子という出自に悩み、結婚によって身分を得ようと国王の次男・イアン大君に近づいていく物語。大君は幼い国王を支える一方で、大妃ユン・イランの監視と政略結婚の圧力にさらされているという設定だ。2026年4月10日に放送が始まり、5月16日まで全12話が届けられた。演出は「キム秘書はいったい、なぜ?」「還魂」のパク・ジュンファ、脚本はMBCの公募で優秀賞を受けたユ・アインが手がけた。日本を含む視聴者にはDisney+のブランド「スター」でも配信されている。IUとピョン・ウソクにとっては「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」以来の共演で、共演者にはコン・スンヨン、スティーブ・サンヒョン・ノも名を連ねる。カップル賞の投票が2人の組み合わせを対象にしたものである以上、この作品で積み重ねられた支持が数字に表れたと言える。
ピョン・ウソクをめぐるファン投票での強さは、今回が初めてではない。2026年8月19日には、グローバルファンダムプラットフォーム「UPICK(ユピック)」が実施した「ハイティーン青春俳優」投票で、最終的に1位を獲得したことが伝えられている。この投票は「青春の多彩な顔」を切り口に、青春という言葉が似合う役柄を演じ、大衆の心をつかんできた俳優を対象としたもので、候補にはホ・ナムジュン、パク・ジフン、チェ・ヒョヌク、ソン・ガン、ファン・インヨプ、ナム・ジュヒョク、チャ・ウミン、キム・ヘユンといった顔ぶれが並んでいた。その中で世界各国のファンからの支持を集め、同プラットフォームでの王座を奪還した形だった。今回のコリアドラマアワードでグローバルスター賞の首位に立ったことは、この海外での支持の厚さと重なる結果でもある。
投票以外の場面でも、ピョン・ウソクは近況を発信し続けている。8月19日には自身のSNSに複数の写真を投稿し、夏らしいバカンスルックを披露した。絵文字を添えた投稿で、ホワイトトーンのモダンな空間を背景に、ゆったりとした日常を楽しむ姿を見せている。着用していたのはベージュとネイビーの組み合わせが際立つストライプ柄のロングスリーブ・ポロシャツで、クラシックさとカジュアルさを併せ持つアイテムに、ワイドフィットのダークデニムパンツを合わせていた。俳優としての活動が続く中で公開された私服姿の投稿は、ファンの間で大きな反響を呼んだ。こうした日常的な発信の積み重ねも、ファン投票で強い動員につながる土台になっている。
韓国の授賞式では、専門審査による賞とは別に、ファン投票で決まる人気部門が設けられることが多い。今回のように1次と2次の投票を段階的に行い、比重を分けて合算する方式は、序盤の勢いだけで結果が決まらないようにする狙いがあり、後半戦でどれだけ票を積み増せるかが結果を大きく左右する。ピョン・ウソクの場合、4部門に票が分散するのではなく、同じファンダムが4つの首位を同時に守らなければならないという難しさもある。カップル賞から始まった話題だが、結果表全体を見れば、話ははるかに大きい。9月21日までの2次投票でピョン・ウソクが4つの1位をどこまで維持できるのか、そして「平行線」まで含めた今回の流れが10月10日の授賞式で実際の受賞につながるのかが、次の関心事となる。












