コリアドラマアワード2次投票開始、現彬やキム・ゴウンら本賞候補に
写真: キム・ゴウン — Kim Go-eun / Public domain韓国ドラマの祭典「第17回コリアドラマアワード」で、主要な本賞部門を対象としたファン投票が始まった。コリアドラマフェスティバル組織委員会が8月27日に明らかにしたもので、参加型ファンダムアプリ「セラブチャンプ」とK-POPファンダムプラットフォーム「マイワンピック」を通じて、本選2次投票が行われる。投票期間は8月27日から9月21日までとなっている。
今回の2次投票が注目されるのは、対象部門が大きく広がったためだ。これまでの人気賞に加え、新人賞(男女)、優秀演技賞(男女)、最優秀演技賞(男女)、そして作品賞という主要な本賞部門にもファンの一票が加わる。組織委員会によると、本賞部門におけるファン投票の結果は、各部門の最終審査に10%の比率で反映される仕組みだ。つまり、審査員による評価が中心であることに変わりはないものの、視聴者の支持が受賞の行方を左右しうる要素として正式に組み込まれた形になる。

最も関心が集まる最優秀演技賞の候補を見ていく。男性部門にはキム・ムヨル、パク・ヘス、ソ・ジソプ、イ・ジュノ、イ・ヒジュン、ヒョンビンの6人が名を連ねた。女性部門はコ・ユンジョン、キム・ゴウン、シン・ヘソン、イム・ユナ、イム・ジヨン、チャン・ヨンナムの6人が競う。日本でも知名度の高い顔ぶれが並んでおり、ベテランから中堅まで幅広い世代がひとつの部門でぶつかる構図となった。
優秀演技賞の男性部門候補は、ク・ギョファン、パク・ジフン、イ・チェミン、チン・ソンギュ、チェ・ヒョヌク、ホ・ナムジュン。女性部門はクァク・ソニョン、キム・セジョン、ノ・ユンソ、パク・ジヒョン、ウォン・ジアン、イ・ソムが選ばれている。新人賞の男性部門にはキム・ジェウォン、ロモン、ソ・ボムジュン、イ・ボンジュン、チャン・リュル、チョ・ハンギョルが、女性部門にはキム・ミンジュ、ソ・スミン、オ・セヨン、イ・イダム、チョン・ソヨン、チョ・ユンスが候補として名前を挙げている。新人賞は今後の韓国ドラマ界を担う俳優を占う部門でもあり、ここに選ばれること自体が一つの評価となる。
作品賞の最終候補は12作品にのぼる。SBS「キム部長」、Netflix「レディー・ドゥア」、ディズニープラス「メイド・イン・コリア」、SBS「素晴らしい新世界」、JTBC「みんなが自分の無価値さと戦っている」、「新入社員カン会長」、tvN「アンダーカバー・ミス・ホン」、Netflix「ウンジュンとサンヨン」、「自白の代価」、「真の教育」、tvN「炊事兵、伝説になる」、「暴君のシェフ」が並ぶ。地上波のSBS、ケーブルのtvN、総合編成チャンネルのJTBC、そしてNetflixやディズニープラスといった配信プラットフォームの作品が同じ土俵に並んでいるのが特徴で、韓国ドラマの制作・配信環境が多層化している現状がそのまま候補リストに表れている。日本の視聴者にとっても、これらの多くは配信サービスを通じて視聴可能な作品群であり、候補一覧はここ1年の韓国ドラマを振り返るガイドとしても機能する。
今回の投票の対象範囲は、2025年9月放送作から2026年8月終了作までのドラマと出演陣。年度をまたいで区切ることで、その期間に放送・配信された作品を漏れなく拾う形をとっている。
あわせて、8月3日から24日まで行われた人気賞の本選1次投票の結果も公開された。ここで際立った強さを見せたのがピョン・ウソクだ。ホットスター賞の男性部門、グローバルスター賞、人気カップル賞、OST賞という4部門で1位を記録した。ホットスター賞男性部門はピョン・ウソクが1位、パク・ジフンが2位。女性部門はIUが1位、キム・ヘユンが2位となった。人気カップル賞ではピョン・ウソクとIUの組み合わせが1位、ロモンとキム・ヘユンが2位に入っている。
OST賞は、ピョン・ウソクの「平行線」が1位、チャン・ミンホの「ハナマン ハナマン」が2位。グローバルスター賞はピョン・ウソクとチャ・ウヌが1位と2位を占めた。ライジングスター賞ではパク・ジフンが1位に立ち、パク・ソハムとファン・インヨプがそれぞれ2位と3位に名を連ねた。パク・ソハムとファン・インヨプはわずかな差で順位が分かれており、2次投票でも激しい競争が続くとみられる展開となっている。
人気賞の最終順位は、本選1次投票の結果を40%、2次投票の結果を60%として合算して決まる。1次投票で上位に立った出演者が有利な位置にいるのは確かだが、比重の大きい2次投票の結果次第で順位が入れ替わる余地は十分に残されている。1次で僅差だった部門ほど、この後の1か月弱が結果を左右することになる。
コリアドラマフェスティバル組織委員会の関係者は「2次投票からは人気賞とともに、新人賞、優秀演技賞、最優秀演技賞、作品賞など主要な本賞部門にもファンの選択が加わる」と説明したうえで、「本賞のファン投票反映比率は10%だが、ファンが送る一票一票が審査員の一票を送るのと同じ気持ちで、作品と俳優を応援する大切な選択になってほしい。多くの関心と参加をお願いしたい」とコメントしている。
「第17回コリアドラマアワード」は10月10日午後5時から、慶南文化芸術会館の大公演場で開催される。授賞式は、10月9日から18日まで晋州市で開かれる「2026コリアドラマフェスティバル」の中核プログラムとして行われる。ソウルではなく地方都市を舞台に、10日間にわたるフェスティバルの一部として授賞式が組み込まれている点は、この賞の特色でもある。2次投票の締め切りは9月21日で、そこから授賞式当日までの約3週間、審査結果とファン投票を合わせた最終集計が進むことになる。






