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リセンヌの新グラビアに4人だけ ウォニ不参加は広告契約が理由

RESCENE写真: RESCENE — 티비텐 TV10 / CC BY 3.0
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ガールズグループ「リセンヌ」が9月3日に公開したファッションブランドのグラビアに、5人組であるにもかかわらずメンバー4人しか登場せず、リーダーのウォニが姿を見せなかった。理由はグループの体制変更ではなく、ウォニが個人で結んでいる広告モデル契約にあったと伝えられている。ウォニはすでに別のカジュアル衣料ブランドのモデルを務めており、競合しうる他のファッションブランドの広告には契約上参加できなかったという。

公開されたグラビアに登場したのは、リブ、ミナミ、メイ、ジェナの4人。リセンヌはウォニ、リブ、ミナミ、メイ、ジェナの5人で構成されているため、4人だけが一つの画面に並ぶと、ウォニの不在はひと目で分かる形になった。個人スケジュールの都合で一部のカットにだけ写っていない、という程度の話でもなかった。団体カットも個別カットも、ウォニを除く4人を中心に制作されていたためだ。

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写真: RESCENE — K-POPIT 케이팝잇 / CC BY 3.0

この構成は、グラビア公開の直前になって急に決まったものではない。ブランドが9月1日に公開したティザーの段階で、すでにウォニを除いたメンバーだけが登場していた。ティザーから本編のグラビアまで一貫して4人体制だったことから、撮影の段階から意図的に組まれた構成だったことが読み取れる。公開後に何らかの事情でウォニの写真だけが削除された、というような状況とは性質が異なる。

背景にあるのは、広告モデル契約に一般的に含まれる条件である。芸能人が特定のブランドとモデル契約を結ぶと、契約期間中は同じ商品カテゴリーの競合ブランドの広告に出演できない、という条項が盛り込まれることがある。今回のリセンヌのグラビアもファッションブランドとの仕事であり、ウォニがすでにモデルを務めているカジュアル衣料ブランドと業種が重なる。そのため、グループ全体が参加するキャンペーンであっても、ウォニだけが例外的に撮影から外れざるを得なかったと伝えられている。グループとしての契約よりも先に設定されていた個人のモデル契約の条件を守るために、結果として4人だけのグラビアが生まれた、という構図である。

グループのコンテンツにメンバー1人が姿を見せないとき、ファンの間で最も大きくなりやすい誤解は、脱退や活動休止といった見方だ。しかし今回確認されている範囲の事情に、そうした要素は含まれていない。むしろウォニが個人でブランドの顔として活動しているという事実そのものが、今回の状況を生んだ原因になっている。グループ活動を続けているかどうかと、この特定の広告に参加できるかどうかは、別々の問題として切り分けて考える必要がある。

そのことは、同じ9月3日のウォニの活動を見ればより明確になる。リセンヌはこの日、第53回韓国放送大賞に祝賀歌手として出演し、ヒット曲「プリティ・ガール」のステージを披露した。ウォニもメンバーとともに、通常どおりステージに上がっている。つまりグラビアが4人構成だったのは、リセンヌのメンバー変動を示すサインではなく、広告の業種が重なったことによる契約上の調整と受け止めるのが正確ということになる。1人が抜けた写真は見慣れないものだったが、理由をたどれば話はむしろ単純で、ウォニがすでに別の衣料ブランドの顔だったために、今回のファッションブランドの顔にはなれなかった、ということに尽きる。

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この韓国放送大賞のステージは、ウォニにとって別の話題も残した日だった。会場となったソウル・麻浦区の上岩MBC公開ホールで、ウォニはステージ終盤、客席にいたお笑い芸人イ・ソンミンに向けて感謝の合図を送っている。イ・ソンミンの代表的な決めポーズとして知られる「アンバランス・アームス」を取り、客席へ呼びかけを投げかけたのだ。二人だけに通じる合図で感謝を伝えられたイ・ソンミンは、明るく笑っていた表情をこわばらせ、やがて目を赤くして涙を流した。その様子を見守った出席者からは拍手が起こったと本サイトでも9月3日に伝えている。祝賀歌手としてのステージと、そこで交わされたやりとりの両方が、同じ日の出来事として重なっていたことになる。

ウォニ自身は、グループの人気が急上昇するなかで感じている不安を、少し前に率直に語ってもいる。8月29日にYouTubeチャンネル「アンニョンハセヨウォニインニダチャルブタットゥリムニダ」で公開された「ウォニ近況」と題した動画で、ウォニは「これが長く続かないといけないのに、あと1年でも続いてくれたら」と話した。この動画は、ウォニが2036年のトップスターになったという設定で、180度変わった日常を伝えるという状況劇(シチュエーションコント)の形式で進行したもので、笑いを前提とした企画のなかに、順風満帆に見える現状の裏にある心境がのぞく内容だった。逆走行ヒットと呼ばれる形で人気が広がるなか、本人が持続性を強く意識していることがうかがえる発言である。

日本の読者に向けて補足しておくと、韓国の授賞式では、こうしたステージの模様や入場時の撮影が細かく報じられ、アーティストの近況を伝える機会になっている。またグループとして広告に起用される場合でも、メンバー個々人が別々のブランドとモデル契約を持っていることは珍しくなく、今回のように商品カテゴリーが重なるとメンバー単位で参加可否が分かれることがある。ファッション、化粧品、飲料といった分野ごとに競合の範囲が定められるため、グループ全員が同じ広告に並ぶとは限らない。1人だけ写っていないビジュアルが公開されたときに、まず脱退説が浮上しやすいのは、こうした業界の事情が外からは見えにくいためでもある。

今回のケースは、そうした裏側の仕組みが、ティザーの段階から一貫した4人構成という形ではっきり表に出た例と言える。9月1日のティザーで4人、9月3日の本編グラビアでも4人、そして同じ9月3日の授賞式ステージには5人がそろう。この並びを時系列で追えば、ウォニがリセンヌの一員としてこれまで通り活動していることと、今回のグラビアに参加できなかったこととが、まったく別の事情によるものだと確認できる。ファッション業界の広告契約という、作品や音楽活動とは異なる領域のルールが、グループのビジュアル制作に影響した一件だった。

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