チョン・ホヨン、ルイ・ヴィトン着用の画報公開 9月17日発売の雑誌に登場
写真: チョン・ホヨン — LucaFazPhoto / CC BY-SA 4.0モデル兼俳優のチョン・ホヨンが9月10日、自身のインスタグラムに新たな画報カットを公開した。掲載されたのはファッション誌『AnOther Magazine』のAutumn/Winter 2026号のために撮影されたもので、衣装はルイ・ヴィトン。韓国メディア・トップスターニュースが同日、この投稿を報じた。
投稿されたカットで、チョン・ホヨンは帽子をかぶってカメラをまっすぐ見つめている。上半身はグレーと赤が混ざり合ったテクスチャーのあるニット。腕には小さな動物を抱えており、爪には多彩な色を使ったネイルアートが施されていた。人物と動物を一枚に収めた構図で、衣装の色味とネイルの細部が画面の中で響き合う。ファッション誌の画報らしい作り込みが、近況を伝える一枚としてそのまま公開された形だ。

この撮影には、フォトグラファー、スタイリスト、エディター、アートディレクター、ヘア・メイクアップ・ネイルの各アーティスト、セットデザイナー、照明チームと、多数のスタッフが関わっている。チョン・ホヨンは投稿の中でこれらの参加者を一人ずつタグ付けし、共同作業への感謝を示した。あわせて、着用しているのがルイ・ヴィトンであることを明記し、同ブランドとの関係の近さもうかがわせている。投稿には、『AnOther Magazine』Autumn/Winter 2026号が9月17日から販売を開始するという情報と、事前予約の案内も添えられた。彼女はこの号で、秋冬シーズンの誌面を飾る一人として参加している。
チョン・ホヨンのキャリアは、もともとファッションモデルとして始まった。国内外の多様なブランドと仕事を重ねて経験を積み、その後に演技の道へと足を踏み入れている。転機となったのがNetflixシリーズ『イカゲーム』だ。同作でカン・セビョク役を演じ、過酷なサバイバルゲームの中に置かれた人物を細やかに表現。世界中の視聴者に強い印象を残し、俳優としての立ち位置を確かなものにした。この知名度を土台に、以後は数々のグローバルキャンペーンや画報、映像コンテンツに参加。ルイ・ヴィトンをはじめとする海外ファッションブランドの主要な行事やプロジェクトにも継続的に姿を見せている。
モデル出身であることは、彼女の画報の説得力に直結している。カメラの前でのポーズの取り方はモデルとしての蓄積によるもので、そこに俳優としての表現力が加わる。バラエティや広告撮影を含む幅広い映像コンテンツでも、この二つの要素を同時に見せてきた。今回のインスタグラム投稿もその延長線上にあり、写真・スタイリング・アートディレクションが組み合わさった一つの作業の結果を、そのまま公開する形になっている。活動の幅を広げ続けている現在地を示す一枚と言える。
映画の分野でも動きがある。チョン・ホヨンはナ・ホンジン監督の映画『ホープ』に出演し、スクリーンデビューを果たした。『ホープ』は緊張感のある演出と、ジャンルを横断する語り口で注目を集めている作品で、彼女はここで主要人物を担当。新たな演技の歩みを続けている。同作は海外での劇場公開とともに、インタビューや画報を通じたプロモーションが続いており、今回の『AnOther Magazine』Autumn/Winter 2026号との連動コンテンツの中でも、彼女は作品にまつわる話を伝えている。つまり今回の画報は、単発のファッション撮影というより、映画のプロモーション期と重なる一連の露出の一部として位置づけられる。
その流れは直近の動きからもたどれる。9月8日には、自身のアカウントを通じて複数枚の写真を公開している。ベトナムで行われた映画のプロモーションに合わせて撮影された一連のカットで、待ち時間に撮ったものでありながら画報のような佇まいを見せ、注目を集めた。この時の写真では、ジーンズにクロップ丈のノースリーブを合わせ、ベトナムの伝統的な帽子をかぶってポーズを取っている。別のカットでは黒のワンピースを身にまとい、レッドリップをポイントにしたスタイリングを見せた。カジュアルとシック、性格の異なる二つのスタイルをいずれも自分のものにしていた点が話題となり、韓国メディアOSENが同日その様子を伝えている。私服のスナップから、わずか二日後の本格的なファッション誌画報へ。短い期間に対照的な二つの見せ方が並んだことになる。
もう一つ、彼女の現在の立場を象徴する出来事がある。ルイ・ヴィトンのグローバルアンバサダーとして、2026年北中米ワールドカップ決勝戦のトロフィー公開行事に参加したことだ。スペインのテニス選手カルロス・アルカラスとともに、ワールドカップ優勝トロフィーが収められたルイ・ヴィトンのトランクを持ってグラウンドに入場し、決勝戦の開始を告げた。韓国の俳優としてワールドカップ決勝の公式行事に立ったのは彼女が初めてで、世界的な話題を呼んだ。ファッションブランドのアンバサダーという肩書きが、スポーツの最大級の舞台にまで及んだ例として記憶される場面だった。
日本の読者にとって、チョン・ホヨンの名前はやはり『イカゲーム』のカン・セビョクとして最初に届いたはずだ。Netflixを通じて同時に世界へ配信される作品が、一人の新人俳優をここまで押し上げた過程は、韓国コンテンツの広がり方を示す典型例でもある。ただ彼女の場合、俳優として認知される以前からモデルとしてファッション業界に軸足を置いていたため、演技での成功がそのままファッション領域での存在感の拡大につながった。ルイ・ヴィトンとの継続的な協業も、ワールドカップ決勝での起用も、その二つの経歴が重なった結果と見ることができる。
今回の『AnOther Magazine』Autumn/Winter 2026号は9月17日発売で、事前予約も案内されている。映画『ホープ』の海外公開に伴うプロモーションが続く中、画報やインタビューを通じた露出はしばらく続く見通しだ。モデルとしての活動、俳優としての新作、そしてグローバルブランドのアンバサダーという三つの軸が同時に動いている状態にあり、それぞれの動きが互いを補強する形で発信されている。次にどの領域から新しい知らせが届くのか、注目が集まる。






