イ・ソンミン、1歳下のユリに年齢を疑われ「政府24見せます」
写真: ソンミン — Lee Sung-min / Public domainコメディアンのイ・ソンミンが、2026年9月18日(金)に放送されたMBCのバラエティ番組『私は一人で暮らす』(通称ナホンサン)に出演した。スタジオで少女時代のユリに年齢を疑われると、「あとで政府24をお見せします」と返して笑いを誘った。イ・ソンミンは1988年生まれ、ユリは1989年生まれで、イ・ソンミンが1歳年上になる。きっかけは、朝から目玉焼き4個とチョングッチャンを食べる彼の姿だった。これを見たユリが「本当にうちの一番上の叔父さんみたい」と言ったところから、2人の掛け合いが始まった。
この回でイ・ソンミンが見せたのは、自分で決めた厳しいルールを守りながらコストパフォーマンスを追い求める暮らしぶりだ。当サイトは放送前に、この第665回ではイ・ソンミンが約3か月ぶりに居間とベランダの大掃除に取りかかると伝えていた。散らかった部屋を自分で片付ける飾らない1日に加えて、倹約家らしい生活のこだわりが映し出された。

2人はこの日が初対面だった。イ・ソンミンはユリに「ファンです。少女時代は僕と同年代なんです」とあいさつした。さらに「入隊するときに出た新曲があって、入隊の前日に『Gee』が出たんです」と、自分の記憶と少女時代のヒット曲を結びつけて話した。軍隊に入る直前に聴いた曲として覚えていたというエピソードは、同じ時代を過ごしてきたことを伝えたかったものだ。
ユリもすぐに乗った。「『ジュィ』って言うなら、確かに私たちと同年代です。本来は『ジ』なんですけど」と冗談で返し、スタジオを沸かせた。「ジュィ」は韓国語で「ネズミ」を意味する単語と同じ音だ。英語の曲名をどう発音するかで世代が分かる、というユリらしいユーモアだった。このときユリは、イ・ソンミンが同年代だという話を笑って受け入れていた。
ところが、その後に流れた日常の映像で雰囲気が変わる。イ・ソンミンの朝食は目玉焼き4個にチョングッチャンだ。チョングッチャンは韓国の発酵大豆を使った汁物で、家庭の食卓でなじみのある一品である。ボリュームたっぷりの朝ご飯を黙々と食べる姿に、スタジオからは感嘆の声が上がった。チョン・ヒョンムは「僕らの父親世代だ」と感心した。気安84(キアン84)も「結婚していないのに一家の大黒柱の重みを感じる。やっぱり既婚者みたいだ」と続いた。
これを受けてユリが口にしたのが、冒頭の「本当にうちの一番上の叔父さんみたい」という言葉だった。先ほど「同年代」とあいさつしたばかりのイ・ソンミンは「僕たち同年代なのに」と笑った。ユリはさらに、悪気のない様子で「もしかして完全に未婚ですか」と尋ね、スタジオは爆笑に包まれた。
周りの出演者は「それどういう意味?」とユリを止めに入った。イ・ソンミンは落ち着いて「完全に未婚です」と答えた。それでもユリは引かず、「身分証を見せていただけますか」と頼んだ。そこでイ・ソンミンが返したのが「あとで政府24をお見せします」というひと言だった。
日本の読者向けに補足すると、「政府24」は韓国政府が運営する行政サービスのオンライン窓口だ。各種の証明書の発行などをインターネット上でできる。身分証の代わりに国の公式な記録で生年月日を証明する、という大げさな返しが、年齢をめぐるやり取りのオチになった。1歳しか違わない相手に叔父さん扱いされても、怒らずに冗談で応じる余裕も笑いにつながった。
『私は一人で暮らす』は、ひとり暮らしをする芸能人の日常をそのまま見せる観察バラエティだ。韓国では略して「ナホンサン」と呼ばれている。台本どおりのトークやゲームではなく、朝の過ごし方や食事、趣味、家事など出演者の普段の生活を映像で見せる。それをスタジオの出演者が見ながらコメントする構成だ。今回もチョン・ヒョンム、気安84、ユリらが、イ・ソンミンの映像にそれぞれ反応した。
こうした構成だからこそ、今回のようなやり取りが生まれる。普段の食事という何気ない場面が、見る人によっては「父親」「既婚者」「叔父さん」に見える。そのずれが笑いになる。最初にイ・ソンミン自身が口にした「少女時代は同年代」という言葉が、映像を見た後に「本当に同年代なのか」という疑いに変わり、最後に「政府24」で締めくくられた。初対面のあいさつから本人確認のやり取りまでがひと続きになった流れだった。
放送後、ポータルサイトDaumのリアルタイムトレンドでは「イ・ソンミン ナホンサン モッパン(食べる姿)」というキーワードが1位に入り、豪快な朝食シーンへの関心の高さがうかがえた。約3か月ぶりの大掃除、目玉焼き4個とチョングッチャンの朝食、コスパを重視する暮らしのルール、少女時代ユリとの年齢をめぐる掛け合い。この回では、コメディアンのイ・ソンミンのさまざまな素顔が紹介された。








