『フォーハンズ』第7話、ソン・ガンとイ・ジュニョンが母校で冷たい再会
写真: イ・ジュニョン — Marie Claire Korea / CC BY 3.0tvNの土日ドラマ『フォーハンズ』(原題)で、ソン・ガンが演じるカン・ビオとイ・ジュニョンが演じるチェ・ジョンヨが、9月19日夜に放送される第7話で9年ぶりに顔を合わせる。場所は、2人がともに学んだ韓国芸術高校だ。かつては誰よりも近い友人だった2人だが、放送前に公開されたスチールカットには再会を喜ぶ様子がない。写っているのは、張りつめた冷たい空気だ。iMBC芸能と国際ニュースが同日に伝えた。国際ニュースによると、第7話は19日午後9時10分から放送される。
スチールカットの2人は、母校の校舎の中で向かい合っている。表情には、相手に対する居心地の悪さがはっきり表れている。iMBC芸能は、チェ・ジョンヨがカン・ビオに鋭い視線を向け、さらにビオを一人残して背を向ける場面もとらえられていると報じた。一方、国際ニュースは、カン・ビオがチェ・ジョンヨに鋭い目を向けていると伝えている。どちらの視線を強調するかは2社で違うが、どちらも、かつての親しい雰囲気が消え、ひんやりした距離感が漂っていると書いている点は同じだ。iMBC芸能はこの回について、イ・ジュニョン演じるジョンヨがソン・ガン演じるビオとの間に「線を引いた」と表現した。

この再会が注目されるのは、2人が離れ離れになった事情が普通ではないからだ。カン・ビオとチェ・ジョンヨは17歳の学生ピアニストとして出会った。しかし、チェコで開かれた国際コンクールでジョンヨが拉致される事件が起き、2人のつながりはそこで途切れた。その後、ジョンヨの生死は分からなくなった。ビオは、ジョンヨが死んだと聞かされ、幻を見るほどの深い後遺症に苦しんだ。そのジョンヨが、ある日突然、指揮者として世界の舞台に姿を現したことで、2人の縁が再びつながった。遠回りの末に実現する9年ぶりの再会が、冷たいものになっているわけだ。
韓国芸術高校は、2人にとって特別な場所だ。ビオとジョンヨは、ここで一緒にピアノを弾き、練習し、一日の大半を共に過ごした。何度も心を通わせたその校舎で、2人は他人のような顔で向き合うことになる。
ここまでの放送をたどると、2人の関係は最初から穏やかだったわけではない。9月5日放送の第3話では、舞台恐怖症を抱えるジョンヨのためにビオが練習時間を割き、2人はバスキング公演も成功させた。ところが、いよいよ迎えたフォーハンズ(連弾)公演の当日、ジョンヨはこわばった顔で立ち尽くし、ついには舞台から飛び出してしまう。ビオは一人舞台に残された。対立は学校のサッカー場にまで持ち込まれ、ジョンヨがビオを地面に倒して拳を振るい、ビオも冷たい目で応じる。止めに入る友人たちの間で、2人は笑顔ひとつ見せなかった。
9月12日放送の第5話では、物語が大きく動いた。ビオの母方の祖父で世界的な指揮者のカン・スンウン(チョン・ジニョン)は、孫のビオではなくジョンヨの実力だけを認めた。衝撃を受けたビオは、友人としての頼みだと言ってジョンヨに一緒にコンクールへ出ようと持ちかけ、ジョンヨもこれを受け入れた。予選の途中でビオは指をけがする。ジョンヨはすぐに治療するよう強く勧めたが、ビオの母カン・ジヘ(ユン・セア)は治療を後回しにしてコンクールを続けさせる道を選んだ。そして同じ回で、ジョンヨは国際コンクールの最中に何者かに拉致される。演奏用の衣装のまま人けのない森を走り、追ってきた男に銃口を向けられる場面は、音楽ドラマの枠を大きく超える展開として話題を呼んだ。第7話で描かれる9年後の再会は、この事件の延長線上にある。
『フォーハンズ』は、音楽の天才たちが集まる芸術高校を舞台に、若者たちの友情と恋、競争と成長を描く作品だ。名高い芸術家一家に生まれたカン・ビオと、家庭が苦しいチェ・ジョンヨが韓国芸術高校で出会い、フォーハンズ演奏を一緒に準備していく。ビオは母の期待を、ジョンヨは自分を助けてくれた人への借りを背負っていて、その立場の違いが物語に緊張を生んできた。2人の友人役でチャン・ギュリも出演している。2人は練習パートナーとして始まり、国際コンクールの舞台では並んで競うライバルへと関係を変えてきた。
脚本はシン・イウォン、演出はパク・ヒョンソクで、制作はスタジオドラゴン、スタジオN、ナムアクターズの3社。tvNで8月29日に放送が始まった。韓国の「土日ドラマ」は毎週土曜と日曜に1話ずつ放送される枠で、第3話が9月5日、第5話が12日、第7話が19日と、週2話のペースで進んでいる。シン・イウォン作家は以前、キャスティングの知らせを聞くたびに「驚きと驚嘆の連続だった」と語り、ソン・ガン、イ・ジュニョン、チャン・ギュリら全員が「構想していた以上に劇中の人物のようだった」と明かしている。
ピアノを題材にした作品らしく、演奏シーンの準備にも注目が集まった。制作陣は公式YouTubeチャンネル「tvN DRAMA」で「フォーハンズ ピアニストインタビュー」という映像を公開した。ソン・ガンとイ・ジュニョンが実際にレッスンを受ける姿と、2人を指導したピアニスト本人による舞台裏の話で構成されている。紹介文には「5話の演奏曲のネタバレを含む」という注意書きが付いていた。2つの手がひとつの鍵盤の上で合わさるフォーハンズは、一人の練習だけでは完成しない。息を合わせて弾いてきた2人が今は目も合わせようとしないという構図は、このタイトルを考えると一層重く映る。
主演の2人の近況にも触れておく。イ・ジュニョン(29)は現在兵役中で、9月13日には全羅北道長水郡で開かれた「第20回長水韓牛と林檎祭り」のステージに立った。ドラマは彼の服務中に放送されている。ソン・ガンは、お笑いタレントのチャン・ドヨンがMCを務めるYouTubeのトーク番組『サロンドリップ』にゲスト出演した。9月15日公開の回で、チャン・ドヨンはソン・ガンに番組の進め方を指摘されて「プライドが傷ついた」と笑いを交えて明かしている。
親友から冷たい宿敵へ。9年ぶりの再会で正反対になった2人の関係について、今回公開された情報では、なぜこうなったのかはまだ明かされていない。拉致事件の後、ジョンヨに何があったのか。ビオはどんな思いで9年を過ごしたのか。思い出の校舎での冷たい再会の理由は、19日午後9時10分からtvNで放送される第7話で描かれる。




