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ILLIT、「2026 TMA」で本賞のアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞

ILLIT写真: ILLIT — theMEGASTUDY / CC BY 4.0
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5人組ガールズグループのILLIT(アイリット)が、9月19日に釜山アシアド主競技場で開かれた「2026 THE FACT MUSIC AWARDS(2026 TMA)」で、本賞にあたる「今年のアーティスト」賞を受け取った。メンバーはユナ、ミンジュ、モカ、ウォンヒ、イロハの5人。10月26日に控えるミニ5集「BREAK EVEN」の発売を前に、トロフィーを一つ積み増した形になる。iMBC芸能の記事をはじめ、複数の韓国メディアが授賞の様子を伝えている。

受賞の場でILLITは、この賞をファンの力によるものだと語った。「私たちが『今年のアーティスト』賞をいただけたのはGLLIT(グリット=ファンダム名)のおかげです。いつも応援してくださり、愛してくださってありがとうございます」と述べ、続けて「これからもっと努力して、一生懸命やるアーティストになります。10月のカムバックも控えているので、たくさん期待してください」と話した。受賞の喜びを述べる場で、そのまま次のアルバムの話題へつなげた形だ。

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写真: ILLIT — theMEGASTUDY / CC BY 4.0

この日のステージでは、ネクタイをポイントにした洗練されたスタイリングで登場した。最初に披露したのは「NOT CUTE ANYMORE」で、動きを抑えた振りと、つんとした表情の演技で曲の世界観を組み立てた。続く「It's Me」では雰囲気を一変させ、爆発的なエネルギーを放つパフォーマンスを見せている。ヒット曲の底力を示すように、客席からは熱い歓声とともに大合唱が起こった。1曲目で抑え、2曲目で解き放つという構成が、そのまま会場の温度差として表れたステージだった。

今年のILLITは、グローバルチャートで存在感を示してきた。シングル1集のタイトル曲「NOT CUTE ANYMORE」は、ショートフォーム動画の挿入曲として口コミで広がり、いわゆる逆走行(発売から時間が経ってから順位を上げること)を起こして、米ビルボードの「バブリング・アンダー・ホット100」で7位を記録した。また、LE SSERAFIM(ルセラフィム)、KATSEYE(キャッツアイ)と協業したシングル「ICONIC BY MISTAKE」は、ビルボードの「ホット100」で38位、英国の「オフィシャル・シングル・トップ100」で22位に入り、意味のある足跡を残している。

ミニ4集のタイトル曲「It's Me」のロングランも続いている。この曲は発売からおよそ5カ月が経った今も、韓国内外の主要音源チャートの上位に居座っている。とりわけビルボードの「グローバル200」と「グローバル(米国を除く)」の両チャートでは、9月19日付で19週連続のチャートインを達成した。海外市場での成果という点では、独走に近い形が続いていることになる。授賞式で「It's Me」に大合唱が返ってきた背景には、この長期的なヒットの積み重ねがある。

そして次の一手が、10月26日に発売されるミニ5集「BREAK EVEN」だ。タイトルは経済用語の「損益分岐点(break-even point)」から取られている。損失も利益も出ておらず、差し引きがちょうどゼロになる地点を指す言葉で、これを人間関係に重ねたのが今回のテーマだ。所属事務所のBELIFT LAB(ビリーフラブ)の説明によれば、アルバムは「努力した分だけ返ってこない関係には、もう心を注がない」という堂々としたメッセージを伝えるものになる。今年4月に出したミニ4集「It's Me」以来、およそ6カ月ぶりの新作にあたる。

このカムバック情報は、9月14日に韓国のスポーツ東亜、シングルリスト、ピックコンなど複数のメディアがすでに報じていた。韓国の音楽界では、新しい曲やアルバムを携えて活動を再開することを「カムバック」と呼び、ミニアルバムは「ミニ◯集」と数えるのが一般的だ。「ミニ5集」は5枚目のミニアルバムを意味する。「It's Me」のヒットが続いているさなかに次の発売日が明かされたことになり、今回のTMA受賞スピーチでも、メンバー自身が改めて「10月のカムバック」に言及した形になる。

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TMAをめぐっては、授賞式の前からメンバーの発信があった。ミンジュは9月19日午後10時15分、ファンプラットフォームWeverseのILLIT公式コミュニティに「Tma!!💗💗」とだけ書いた短いメッセージを投稿している。投稿に使われたアカウント名は「박만두🤍」(パク・マンドゥ)で、公式アカウントであることを示す「official」の表示が付いていた。本文は「Tma」の3文字に感嘆符2つとピンクのハートを添えただけで、何を指すのかの説明はなかったが、翌20日の明け方までにコメントは3000件に達し、「いいね」は1万件を超えた。

このところILLITは、グループ外での話題にも事欠かない。9月15日にYouTubeチャンネル「TEO テオ」で公開されたトーク番組「サロンドリップ2」の第155回では、俳優のク・ギョファンが、ウォニと実際に会話したときのことを「頭が真っ白になった」と振り返っている。ウォニがク・ギョファンのファンだという話題から出たエピソードで、ク・ギョファン自身ももともとILLITの曲が好きで、「Magnetic」の頃から運動中に流していたことを明かした。この回はク・ギョファンと俳優のシン・スンホがゲストで、進行役のチャン・ドヨンと3人でにぎやかなトークを展開した。

また、ILLITの曲の作詞に参加した日本のシンガーソングライター兼クリエイター、ムラサキ・イマが、12月12日にソウルで韓国初のワンマン公演を開くことも明らかになっている。会場はYES24 Wonderlock Hall、公演名は「Mulasaki Ima ONE MAN TOUR 2026「PURPLE SHELTER -ep.1- EXTRA」in Seoul」。ライブエンターテインメントブランドのLIVETが9月16日に発表し、韓国メディアのスポーツ京郷が伝えた。チケットは9月23日午後8時から、韓国のチケット販売サイトYES24チケットで予約を受け付ける。

グループ自身の発信も続いている。9月14日午後9時には、自主制作コンテンツ「SUPER ILLIT(スーパーアイリット)」の第28話がWeverseの公式コミュニティで公開された。テーマは「夏休み」で、タイトルは韓国語で「누가 여름 끝났대? 아일릿 여름휴가 갔는데」。日本語にすると「誰が夏は終わったって?ILLITは夏休みに行ったのに」という意味になる。9月も半ばを過ぎ、季節が秋へ向かうタイミングで、あえて「夏はまだ終わっていない」と言い張るような題名が付けられていた。

今回のTMA受賞は、チャート上の数字が業界からの評価として形になったという点で、ひとつの区切りといえる。「NOT CUTE ANYMORE」の逆走行、LE SSERAFIMとKATSEYEを交えた「ICONIC BY MISTAKE」の海外チャート入り、そして「It's Me」の19週連続グローバルチャートイン。今年積み上げてきた記録の上に「今年のアーティスト」のトロフィーが乗り、その勢いのまま10月26日の「BREAK EVEN」へ向かうことになる。受賞スピーチでメンバーが「10月のカムバックも控えている」と自ら口にしたのは、その流れを本人たちが強く意識しているからだろう。日本のファンにとっては、Weverseの公式コミュニティや「SUPER ILLIT」といった自主制作コンテンツが、活動を追いかける入り口になる。

公式アカウントの投稿

写真・動画は各アーティストおよび所属事務所の公式チャンネルの投稿です。再生すると YouTube に移動します。

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