BTSのV「手動カメラは難しい」 WeverseでARMYに問いかけ
写真: BTS — Samsung Saudi Arabia / CC BY 3.0BTSのVが10月28日、ファンコミュニティサービス「Weverse(ウィーバース)」の公式アカウントでカメラについての短い投稿をした。Weverse上の表示では同日0時35分の投稿だ。Vは、ピントや設定を自分で合わせるマニュアル(手動)カメラは難しいようだと書き、ファンのARMYに手動で撮っている人はいるかと尋ねた。最後は、自分はオートフォーカスで撮ることにすると結んでいる。
投稿は韓国語でわずか3行だ。日本語にすると「手動カメラは難しいみたい」「もしかして手動を使ってるARMYいる?かっこいい…」「僕はオートフォーカスで使わなきゃ」となる。難しさを素直に認め、使いこなす人を「かっこいい」とほめ、自分に合ったやり方を選ぶ。カメラを手にした日常の一場面を、ファンに話しかけるような口調でつづった。

コメント欄には1万件を超える書き込みが集まった。Vの質問に答えるものも多かった。あるファンは韓国語で、マニュアルモードでもオートフォーカス(AF)は使えると伝え、ピントはカメラに任せていいとアドバイスした。このファンは「テヒョン」と呼びかけ、Vの写真はいつも自分の心の慰めになっているとも書いている。
写真に触れたコメントも目立った。英語で「これらの写真はきれい」「もう1枚見せて」とせがむ声があった。ポーズを「完璧」とほめ、「素晴らしいモデルだった。これからも撮影の写真を見せてね」と書いたファンもいた。英語とヒンディー語を混ぜて「赤いカーテン、青いTシャツ、茶色のパンツ、マニュアルカメラで撮ったみたい」と茶目っ気たっぷりに返す人もいた。韓国語では「本当に実在する人ですか?どうしていつもこんなにきれいなの」という書き込みもあった。
カメラの話題らしく、ユーモアのある返事も並んだ。「あなたが欲しいカメラを1台持っている」「持ってるよ、私のを使って」と自分のカメラを差し出すファンがいた。「私はARMYのハンディカメラ。使ってもいいけど、ちょっと高くて10億ウォンする」と冗談を飛ばす人もいた。カメラは持っていないが、スマートフォンで夕焼けや朝焼けを撮るのが好きだと、自分の撮影事情を長く書いたファンもいる。日本語のコメントもあり、「テテかっこいい……夢にテテが出てきて、驚いて目が覚めたよ、さっき……」と書き込まれていた。
コメントの言語の多さも印象的だった。韓国語、英語、日本語のほか、スペイン語の書き込みが特に目についた。アルゼンチンの国旗をつけたファンは、スペイン語で「アルゼンチンにまた来て、寂しいよ」と呼びかけた。「アルゼンチンでみんな寂しがっている」という声もあった。チリのファンは「あなたのエネルギーはここチリに残っている。あなたの感動と喜びを、私たちはずっと覚えている」と書いた。ペルーから「ペルーで寂しく思っている」と送ったファンもいた。インドの国旗を添えた書き込みや、ウズベキスタンのARMYを知っているかと尋ねるコメントもあった。
アルゼンチンからの声が多いのには理由がある。BTSは現地時間の10月21日、アルゼンチンで初めての単独公演を開いたばかりだ。会場はブエノスアイレスから南に離れたラプラタにあるエスタディオ・ウニコ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ。デビューから13年で、BTSが初めてアルゼンチンのステージに立った公演だった。当日は開演前から天気が悪かった。入場を待つ列は明け方から長く延び、強い風をともなう雨でファンは服までずぶぬれになった。それでも列を離れる人はいなかったと、聯合ニュースのキム・ソンジョン通信員が現地から伝えている。中南米各地から集まったファンが歓声を上げ、涙を流した公演からおよそ1週間後に、今回の投稿があった。
この公演は「BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'」の南米公演のひとつだ。ツアーはコロンビアの首都ボゴタでも開かれた。韓国のスポーツ京郷は10月21日付の記事で、人口およそ6億人の中南米で韓国の大衆文化が存在感を強めていると報じた。音楽のBTS、子ども向けコンテンツの「ピンクフォン」、食品の農心「辛ラーメン」がこの秋そろって中南米で成果を上げているという内容で、なかでも規模が最も大きいのがBTSのツアーだと伝えている。今回のコメント欄にスペイン語があふれたのも、こうした流れの中にある。
ほかのメンバーもそれぞれ話題になっている。10月22日には、ジョングクが白黒のセルフィーを公開したことを伝えた。同じ22日、韓国のグローバルチャンネル、アリランTVの番組『K-Culture Dive 海外韓流ニュース』は、RMが集めた美術品を世界的な美術館で初めて公開する展覧会を取り上げた。番組には、アメリカのサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)でキュラトリアル・プロジェクト・マネージャーを務めるアメリカ・カスティーヨ氏が出演した。カスティーヨ氏はこの展覧会の共同キュレーターで、RMと美術館がどう協力して展示を作ったかを語った。
音楽業界では、グラミー賞をめぐるBTSの対応も注目を集めている。2027年2月に開かれる第69回グラミー賞では、「ベスト・アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス」部門が新しく設けられた。朝鮮日報によると、グラミー賞が「アジアン・ポップ」部門を設けるのは70年の歴史で初めてだ。グラミー賞を分析するサイト「The Grammy Guru」が10月15日に伝えたところでは、BTSの所属事務所HYBEとSM、JYP、YGの韓国4大事務所は、この部門に1曲も出品しなかった。JENNIE(ジェニー)とATEEZも、この部門には楽曲を出していない。韓国の通信社ニュースピムは10月26日、BTSが始めた出品拒否が大手事務所に広がっていると報じている。
大型ツアーや賞レースの話題が続くなかで、今回の投稿はマニュアルカメラを前に少し困っている姿を見せる、ごく私的な内容だった。Weverseはアーティストとファンが直接交流できるサービスで、各投稿やコメントには翻訳ボタンがついている。日本のファンも、Vの韓国語の投稿や世界中から届いたコメントを翻訳して読むことができる。Vが投稿で自分の写真の腕前について語ったわけではない。それでもコメント欄には、これからも写真を見せてほしいという声が数多く寄せられている。
原文:BTS Community Post - 수동 카메라는 어려운 것 같아 혹시 수동 쓰는 아미 있어? 멋있어.. 난 자동 초점으로 써야겠다 - V










