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A2O LITEアイチン両親の債務、中国ファンの「肩代わり」提案に賛否

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10月12日にデビューした新人ガールズグループA2O LITE(エイツーオー・ライト)のメンバー、アイチン(韓国語表記:아이찡)の両親には、経営していた会社の従業員に賃金を払っていない疑いがかけられている。この両親の債務について、中国のファンの一部が「自分たちで返済を手伝おう」と呼びかけ、資金集めや貸し付けを提案した。この動きが韓国にも伝わり、賛否が分かれている。韓国の錦江日報が10月28日に報じた。

きっかけは、中国のSNS「微博(ウェイボー)」に最近投稿された書き込みだ。アイチンの母親が債務問題を片付けられるよう、ファンでお金を用意しようという内容だった。グループチャットを作って参加者を集めようと提案するファンもいれば、1000元を貸すと名乗り出たファンもいた。

ファンたちは、集めたお金を寄付ではなく「貸し付け」として渡すことを考えている。まず今ある債務の解決を助け、あとで収入ができたら返してもらうという考え方だ。ほかにも、アイチンの母親本人に話し合いに加わってもらい、一緒に解決策を探そうという声があった。

錦江日報はこの提案について、アイチンが家族の債務問題に巻き込まれず、歌手としての活動に集中してほしいという気持ちから出たものだと見ている。ところが、この話が韓国のオンラインコミュニティに伝わると、批判的な反応が相次いだ。ファンが親の借金を肩代わりするのは筋が通るのかという疑問のほか、まず賃金を受け取れていない被害者の問題を解決すべきだという意見も出ている。ファンの思いがアイチン本人の活動に向いているのに対し、批判する側は未払いの被害を受けた人たちのほうに目を向けており、論点がかみ合っていない。

問題の始まりは、アイチンがA2O LITEとしてデビューした10月12日の直後にさかのぼる。デビューしてすぐ、両親による賃金未払いの疑惑が持ち上がった。中国現地の報道によると、両親が経営していた北京の教育関連企業が、2024年から従業員の賃金を払っていない疑いがある。この会社と両親名義の裁判所による強制執行額は約345万元にのぼり、韓国ウォンでは約7億ウォンにあたるという。1人あたり1000元という今回の申し出と比べると、どれほど大きな金額かがわかる。

疑惑が広がると、アイチンの母親は10月14日にウェイボーで謝罪した。事業がうまくいかなくなって債務をめぐる紛争が起きたと経緯を説明し、問題が解決するまで責任から逃げないと述べた。そのうえで、娘は過去の事業にも関連する紛争にも関わっていないと強く訴えた。デビューからわずか2日後の出来事だった。

母親は「責任は自分にある」としてアイチンとの間に線を引いたが、それでも娘の名前は家族の問題と一緒に取り上げられ続けている。今回のファンの提案もその流れの中で出てきたもので、アイチンが直接関わっていない問題が、ファンの行動を通して再び話題になる結果になった。

アイチンについては、家族の問題とは別に、いわゆる「人柄論争」も起きている。放送局に入る際の映像で、ほかのメンバーを押しのけたのではないかと指摘されたのだ。問題とされたのは10月22日に公開された集合フォトタイムの映像で、立ち位置を決める途中、隣のメンバーと体が重なる場面が映っていた。これを見た一部のネットユーザーは配慮が足りないと批判した。一方で、狭い階段で全員がポーズをそろえようとした中で起きたことにすぎず、深読みしすぎだという反論もある。

こうした騒動が続く中でも、グループの活動は好調だ。デビュー曲「NEON」は、10月20日に放送された韓国の音楽番組『THE SHOW』(SBS Life)で1位を獲得した。この日の1位候補はA2O LITE、FLARE U、ソン・ハンビンの3組で、A2O LITEが選ばれた。

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翌21日には、MBC FM4Uのラジオ番組『正午の希望曲 キム・シニョンです』にゲスト出演した。この日のスペシャルDJは少女時代のサニーだった。サニーは、A2O LITEをプロデュースするイ・スマン氏の姪にあたる。

22日には、韓国の音楽チャート「サークルチャート」の2026年第42週(10月11日〜17日)の集計が発表された。「NEON」はグローバルK-popチャートとデジタルチャートで1位になり、2冠を達成した。グローバルK-popチャートでは、それまでHUNTR/Xが15週連続で1位を守っていた。

25日には、サニーが約14カ月ぶりに自身のSNSを更新した。音楽番組での1位を記念して舞台裏の映像を公開したもので、イ・スマン氏がアイチンに曲のイントロ部分の振り付けを指導する様子が映っていた。

27日には、「NEON」が韓国の音楽配信サービス「Melon(メロン)」のTOP100チャートで1位に立った(27日0時時点)。デビュー曲としては最も短い期間でMelon TOP100の1位に届いたという記録も作った。同じ時期にはIVEやILLITもカムバックしており、その中での首位だった。

日本でも反応が出ている。韓国のMHNスポーツは28日、「NEON」がオリコンチャートで48位から5位へ43ランク上がったと伝え、アイチンを「BoAに似ている」と紹介した。ただし、どのオリコンランキングでの順位なのか、いつの集計なのかは、この報道からはわかっていない。

振り返ると、アイチンはデビュー直後から家族の債務問題で注目され、その後も人柄をめぐる議論にさらされてきた。一方でグループは、音楽番組での1位、サークルチャートでの2冠、Melonでの首位と結果を出し続けている。デビューから2週間あまりで、目立つ成功と騒動が同時に進んできたことになる。

今回のファンによる資金集めや貸し付けの提案が実際に行われたのか、行われたとしてどれだけのお金が集まったのかは、錦江日報の記事では触れられていない。所属事務所側がどう考えているのかも書かれていない。母親は解決するまで責任から逃げないと約束しているが、約345万元の強制執行額がどう処理されるのか、未払いの被害を受けた人たちへの対応がどう進むのかも、まだ報じられていない。賃金未払い問題の行方と、アイチン本人をめぐる今後の動きに注目が集まりそうだ。

この記事は 錦江日報 の報道をもとに、ハンレポ編集部が事実を確かめたうえで日本語で書き起こしたものです。
原文:A2O LITE 아이찡 부모 빚 대신 갚겠다는 팬들… 갑론을박 확산

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