ハンレポ 韓国芸能ニュース速報
芸能人Weverse

RIIZEアントン、ソ・ドホ展の感想を長文で投稿 「家」と記憶への思い

RIIZE写真: RIIZE — TenAsia / CC BY 3.0
スポンサーリンク

RIIZE(ライズ)のアントンが10月29日の19時25分ごろ、ファンコミュニティ「Weverse」のRIIZEコミュニティに長文を投稿した。ソウルの国立現代美術館(MMCA)で見たソ・ドホ作家の展示の感想をつづったものだ。韓国語の文章と英語の文章を並べて載せ、家や暮らした場所、過ぎていった時間に自分がどんな思いを抱いているかを、作品の印象と重ねて書いている。投稿には5.5Kのコメントが寄せられ、韓国語のほか英語、中国語、日本語など多くの言語で反応が集まった。

まず目を引くのは、アントンが自分自身について語った部分だ。彼は、住んでいた家や昔の街、通り過ぎてきた時間に強い愛着を持つほうだと書いている。時間がたてば多くのものが変わり、同じ場所を訪ね直しても、あの頃の場所や瞬間にそのまま戻ることはできない。そのことを時々寂しく思うのだという。だからこそ、作家が自分の人生や記憶を作品として形に残していることが特に心に響いた、と打ち明けている。

RIIZE
写真: RIIZE — TenAsia / CC BY-SA 4.0

投稿では、展示されていた作品にもいくつか触れている。布で再現された家や、幼い頃に住んでいた家を紙に写し取った作品に驚いたという。英語の文章では、前者を半透明の布による建築の再構成、後者を紙を使った巨大な再現と説明している。

その中でいちばん記憶に残ったのは、ソウルとニューヨークを橋でつなぎ、その途中に家を建てるという構想だったという。アントンは、自分にとってもこの2都市はどちらも「家」のような場所だと書く。だから、現実離れした空想に見えても、とてもロマンチックに感じたそうだ。さらに、その空想を空想のまま終わらせず、実際に実現する方法まで考え続けている作家の姿勢をより格好いいと感じた、とも記している。

もう一つ挙げたのは、いくつもの家の廊下や通路をひと続きにした作品だ。時代も場所も異なる空間が一本につながっているのを見て、自分も頭の中で、これまで住んだ家を少しずつつなぎ合わせているような気がしたという。英語の文章ではこの部分をさらに詳しく書いている。暮らしてきた場所と、そこにまつわる記憶、そしてそれぞれの時期にいたさまざまな自分でできた「想像上の家」を、ずっと頭の中で組み立ててきたのかもしれない。だから、それが実物として目の前にあることがとても個人的な体験に感じられた、と説明している。

感想の中には、少しうらやましく思ったという正直な気持ちも書かれている。自分の記憶や過ぎた時間を、長い年月と手間をかけて目に見える形に残せることがうらやましい。それは自分がずっとやりたかったことでもあるから、余計にそう感じたのかもしれない、という。英語では、うらやましいのは作品そのものではなく、記憶という形のないものに、それほどの時間と思考と労力を注いで形を与えられることだ、と言い直している。

文章の締めくくりでは、時間は流れ続け、場所も人も自分自身も少しずつ変わっていくが、それですべてが完全に消えるわけではない、とつづっている。展示を見ながらあれこれと考えが膨らみ、胸が熱くなる一方で、不思議と慰められた時間だった。長く記憶に残りそうだ、と結んでいる。英語の文章では、過去を大切にすることは時間を止めることではなく、自分の一部を置き去りにせずに先へ持っていく方法を探すことなのかもしれない、と書いている。そのうえで、刺激を受け、理解されたように感じ、言葉にしにくかった思いと少し穏やかに向き合えるようになった、と添えた。

韓国語と英語の文章は、同じ内容を単に訳し合ったものではない。大筋は共通しているが、英語のほうが心の動きを細かく書き込んでいる部分が多く、2つの言語でそれぞれ書き分けた投稿になっている。最後には🧘🏻‍♀️🐋🤸🏻‍♀️🌉の絵文字と、「#house」「#cool」「#art」「#fyp」のハッシュタグを付けた。

スポンサーリンク

アントンは投稿の直後、19時26分から27分にかけて、ファンのコメント4件に自ら返信している。おすすめだと伝えるもの、「久しぶり」と笑いを添えたもの、「ちょっとそんな感じ」と答えたものがあり、もう1件には英語で「ik im sorry 😔」と返した。

ファンからの反応で目立ったのは、新曲「Insomnia」と結びつける声だ。ある英語のコメントは、家と記憶を扱う点で展示と「Insomnia」のテーマが似ていると指摘し、2つのプロジェクトを経験した後のアントンの考えを読めてよかったと書いた。韓国語でも「Insomniaを聴きながらもう一度読む」というコメントが寄せられている。

RIIZEは10月26日に新シングル「Insomnia」を各音楽配信サイトで公開したばかりだ。デビュー以来初めてアコースティックポップに挑戦した曲で、6月のミニアルバム「Do your dance」から約4か月ぶりの新曲になる。2027年春に発売予定の2枚目のフルアルバムにつながる最初の1曲とされ、グループの次の段階を示す作品でもある。曲のテーマは眠れない夜の心の揺れで、夜が深まるほどある人のことがかえってはっきり浮かび、整理できない感情が複雑に絡み合っていく様子を描いている。今回の投稿は、この新曲の公開から3日後に届いた。

ほかにも、ファンはさまざまな形で反応している。思い出を残すために本を書いてはどうか、ポートフォリオを作ってはどうかという提案があった。美術館の中をもっと見たいので館内でVlogを撮ってほしいという声もあった。韓国旅行の予定にこの展示を加えると書いたファンもいる。韓国のファンからは「作家になっても本当にうまくいきそう」「長い文章を自分から書きたくて書いているのが好感」といった声が上がった。中国語では、アントンの文章で「読解問題」ができると楽しむコメントも見られた。日本語でも「面白そう。観に行ってみたい」という書き込みがあり、作品そのものへの関心を誘う投稿にもなっている。

日本の読者向けに補足すると、Weverseはアーティストが自分で文章や写真を投稿し、ファンとやり取りできるコミュニティサービスだ。投稿やコメントには「翻訳を表示」の機能があり、韓国語の文章も日本語で読める。今回の投稿は英語でも書かれているため、より多くの国のファンが本人の言葉で読める形になっている。なお、展示のタイトルや会期については、投稿では触れられていない。

今回の投稿は、ステージでの姿とは別に、アントンが芸術作品を前に自分の記憶や「家」についてどう考えているかを、自分の言葉で丁寧に伝えたものだ。ソウルとニューヨークをどちらも家と呼ぶ彼にとって、2つの都市を橋でつなぐ作品は特に身近に感じられたようだ。ファンの間では、家と記憶をめぐる今回の感想を、新曲「Insomnia」が描く眠れない夜の感情と重ねて受け止める動きも広がっている。

この記事は Weverse の報道をもとに、ハンレポ編集部が事実を確かめたうえで日本語で書き起こしたものです。
原文:RIIZEコミュニティの投稿 - 얼마 전 국립현대미술관에서 서도호 작가님

公式アカウントの投稿

写真・動画は各アーティストおよび所属事務所の公式チャンネルの投稿です。再生すると YouTube に移動します。

関連記事