イ・ドンゴン、済州のカフェはソウル移転へ「潰れたわけではない」
俳優のイ・ドンゴンが、11月1日に放送されたSBSのバラエティー番組『ミウン・ウリ・セッキ』(略称『ミウセ』)に出演し、済州島で営んできたカフェについて話した。済州での営業を終えてソウルへ移す準備を進めているという。本人は「済州のカフェは潰れたのではない」と強調した。移転を決めた理由には、済州とソウルを行き来する生活の負担を挙げている。
番組でイ・ドンゴンは、済州島で1年6か月にわたって店を営業してきたと明かした。その間はソウルと済州を往復しながら店に関わっていたが、この行き来が「思っていたよりも大変だった」と振り返った。カフェを持つことそのものではなく、店とソウルを行き来する暮らしを続けることが難しかったという説明だ。
写真: イ・ドンゴン — CNTV / CC BY 3.0注目したいのは、移動の大変さを自分の疲れとしてだけでなく、客をもてなすうえでの問題として語ったことだ。イ・ドンゴンは「移動時間が長くなるので、最善を尽くしてもお客さんに十分な満足を届けられない限界があった」と話した。そのうえで、店の場所をソウルへ移すことにしたと明かしている。自分の都合よりも、店を訪れる人に満足してもらえるかどうかを判断の軸にしたことがうかがえる言葉だ。
韓国メディアは今回の話題を「済州カフェ閉業」と報じた。ただ、本人の説明を聞くと、これは店をやめるという意味ではない。済州での営業を終えるのは、場所を変えて店を続けるための区切りだ。イ・ドンゴンが真っ先に「潰れたわけではない」と断ったのもそのためだろう。「閉業」という言葉だけが広まると、経営がうまくいかずに店をたたんだと受け取られかねない。本人が番組でこの点をはっきりさせたことで、撤退ではなく移転だということが視聴者に伝わった。
今回の発言から分かる店の今後をまとめておきたい。まず、ソウルへの移転はまだ準備の段階だ。放送の時点で移転は終わっておらず、準備を進めていると本人が説明している。一方、ソウルのどこに店を開くのか、いつ再開するのか、店名やメニューを引き継ぐのかといった具体的な点は、今回伝えられた内容には含まれていない。こうした点は今後の続報を待つ必要がある。
1年6か月という期間にも目を向けたい。済州で店を開いてから1年半のあいだ、イ・ドンゴンはソウルとの距離を抱えたまま店に関わり続けたことになる。本人は行き来の負担が「思ったより」大きかったと語っている。営業を始める前の見込みと、実際にやってみた手応えとの間に差があったということだ。その差を1年半かけて実感し、店の場所そのものを変えるという結論にたどり着いた、という流れが発言から読み取れる。
本人が挙げた理由は、大きく二つに整理できる。一つは、済州とソウルを行き来すること自体の大変さ。もう一つは、移動に時間を取られることで、最善を尽くしても客を十分に満足させられないという限界だ。どちらも店とソウルが離れていることから生じた問題であり、ソウルへの移転はそれに真正面から応える選択といえる。距離が縮まれば、本人が店に関わる時間の使い方も変わることになる。
今回の話題が出た『ミウセ』は、SBSで毎週日曜午後9時に放送されているバラエティー番組だ。今回の放送は11月1日の日曜日で、イ・ドンゴンがその回でカフェの近況に触れたことになる。番組の中で本人の口から直接語られたため、移転の理由や店への思いが本人の言葉のまま伝わる形になった。
済州のカフェをめぐっては、「閉業」という言葉だけを見ると後ろ向きな知らせに映るかもしれない。しかし本人の説明を順に追うと、1年6か月の営業を経て見えてきた課題を受け止め、客により満足してもらうために拠点を移すという前向きな判断だったことが分かる。「潰れたのではなく、ソウル移転を準備している」という言葉が、そのことをいちばん端的に表している。
移転が実現すれば、イ・ドンゴンにとって店はソウルでの生活圏に入り、これまで負担になっていた長い移動からは解放されることになる。本人が語った「お客さんに十分な満足を届けられない限界」をソウルの新しい店でどう乗り越えるのか。新店舗の場所や開店時期など具体的な情報がいつ明らかになるのかも含め、今後の動きに注目したい。
原文:'미우새' 이동건, 제주 카페 폐업→서울로 "오가는 게 힘들어"





