『ファイナルテーブル』アン・ヒョソプ演じるカン・ハンのチーム、本選1Rで優勝
11月1日に放送されたJTBCドラマ『ファイナルテーブル』で、アン・ヒョソプが演じるカン・ハンが所属する「ファミリアチーム」が本選第1ラウンドで優勝した。カン・ハンは自分で仕込んだ韓国の伝統的な味噌(テンジャン)を使ったラビオリを出し、料理に込めた考えを説明して審査員の心をつかんだ。優勝が告げられると、カン・ハンは声を上げて喜んだ。
この回の課題は「食卓を通じて家族のコミュニケーションを実現せよ」というものだった。料理の味や見た目だけではなく、一皿で家族の会話や距離感をどう変えるかが問われた。カン・ハンは家族同士の対話そのものを料理のテーマにした。
写真: アン・ヒョソプ — Marie Claire Korea / CC BY 3.0カン・ハンはまず自家製のテンジャンでカンテンジャンを作り、それをラビオリの具にした。ラビオリはなじみの薄い西洋料理だが、中に韓国の家庭でおなじみの味を入れることで、食卓を囲む家族が自然に話し始めるようにする。それが彼の狙いだった。
カン・ハンは、ラビオリの独特の味と香りが食べる人の好奇心を刺激し、それをきっかけに家族が言葉を交わしてくれることを願ったと話した。さらに、好奇心こそが互いに近づくための第一歩だと語り、料理に込めた意味を伝えた。外国の料理と懐かしい家庭の味を組み合わせた一皿は、「知らないものへの興味が会話を生む」という考えを形にしたものだった。
盛り付けにも工夫があった。カン・ハンはラビオリ同士を細い糸でつないだ。忙しい毎日の中では忘れがちだが、本当はみんな目に見えない紐でつながっている。彼はそう説明し、「恋しさ」という紐の大切さを表したかったと明かした。糸でつながったラビオリは、離れていても切れない家族の絆をそのまま皿の上に描いたものだった。
カン・ハンは食材についても持論を語った。西洋料理で味噌を使うときは主に日本の白味噌が使われるが、韓国の伝統的なテンジャンは比べものにならないほど深く豊かな味と香りを持っている、というのが彼の考えだ。ただ、テンジャンは香りに癖があるため、西洋の食材と合わせにくいこともある。そのときは料理人が両者の橋渡しをすればいいと強調した。
カン・ハンはさらに、近づきたくてもなかなか近づけない島々をつなぐことも料理人の役割ではないかと語り、自分の料理哲学を示した。違う食材同士の調和を家族のコミュニケーションに重ねたこの言葉は、課題のテーマにまっすぐ応えるものだった。日本の読者にとっては、西洋料理の味噌として日本の白味噌が挙げられた点も目を引くだろう。白味噌を引き合いに出し、韓国の伝統的なテンジャンの個性をあえて西洋料理に生かそうとしたところに、カン・ハンという料理人のこだわりが表れている。
この説明を聞いていたユン・ジョンスク(シン・ウンジョン)は、かつてカン・サン(チ・スンヒョン)がカン・ハンとよく似た話をしていた場面を思い出した。料理の大会の場面に、登場人物たちの過去の記憶が重なった瞬間だった。カン・ハンの言葉がカン・サンの姿を呼び起こしたことで、二人の料理への考え方が重なって見える演出になっていた。
審査の結果、審査員の心をつかんで本選第1ラウンドを制したのはカン・ハンのいるファミリアチームだった。伝統のテンジャンを使った料理と、そこに込めた家族へのメッセージが評価につながった形だ。カン・ハンの喜ぶ姿でこの場面は締めくくられた。
『ファイナルテーブル』を放送するJTBCは韓国の総合編成チャンネルの一つで、地上波と並んで数多くのドラマを送り出している。今回のエピソードでは、家族のコミュニケーションというテーマと料理による勝負が一つのミッションの中で結びつき、カン・ハンの人物像を伝える回になった。
アン・ヒョソプは今年、別のドラマにも出演している。SBSの水木ドラマ枠で2026年4月22日から5月28日まで放送された『本日も完売しました』(全12話)で、Netflixでも配信された。完璧主義の農夫で、自然派原料の会社を率い、いくつもの顔を持つマシュー・リーことイ・ヘソクと、完売にこだわるホームショッピングのトップショーホスト、タム・イェジンが、昼夜を問わず顔を合わせるうちに少しずつ距離を縮めていく物語だ。出演はキム・ボム、チョ・ウリ、ウ・ヒジン、パク・アイン、シン・ドンミ、アン・ヒョソプ、チェ・ウォンビン、ユン・ジェチャンら。脚本はチン・スンヒ、演出はアン・ジョンヨンとイ・スミンが担当した。舞台の徳豊(トクプン)村の住民たちの姿や、IVEのリズと10cmが参加したOSTも話題になった。
当サイトでは10月24日、バラエティ番組『知ってるお兄さん』でミジュがアン・ヒョソプに「今日のためだけにスケジュールを変えた」と直球でアプローチした話題を伝えている。春にはドラマ『本日も完売しました』、秋にはバラエティへの出演、そして『ファイナルテーブル』と、アン・ヒョソプはこのところ途切れることなく作品や番組で姿を見せている。
今回の勝利は本選第1ラウンドでのものだ。家族をつなぐ一皿で結果を出したカン・ハンが次の課題でどんな料理を作り、どんな言葉を添えるのか。そしてユン・ジョンスクが思い出したカン・サンの記憶が物語にどう関わっていくのか。『ファイナルテーブル』の今後の放送に注目したい。
原文:'파이널 테이블' 안효섭, 전통 된장 활용한 라비올리 선보여…본선 우승





