ヒョンビン、SBSバラエティで本番の重圧に苦戦
写真: ヒョンビン — John Sears / CC BY-SA 4.0俳優のヒョンビンが、SBSのバラエティ番組「暇さえあれば、」(原題:틈만 나면,)第56話に出演し、練習では順調だったゲームが本番に入ると手間取ってしまう場面でもどかしさをのぞかせた。該当回は9月1日火曜夜9時に本放送され、SBSの公式サイトでは同じ日付でこの場面を切り取ったクリップ映像が公開されている。放送局が公開したクリップの説明では、ヒョンビンが「練習のときとは違い、本番のゲームに入ると時間がかかることにもどかしさを見せる」と紹介されている。
第56話のタイトルは「ヒョンビン×ウ・ドファンの情熱MAX 安養(アニャン)の隙間攻略」。ヒョンビンとウ・ドファンがゲストとして加わり、ユ・ジェソク、ユ・ヨンソクとともに安養の街を巡りながらミッションに挑む構成になっている。SBSが番組ページで公開しているクリップの一覧からは、この日の収録がどのように進んだのかを追うことができる。まず先行公開映像として「【第56話 先行公開】ヒョンビン×ウ・ドファン×ユ・ジェソク×ユ・ヨンソク、食事代を懸けた『水注ぎゲーム』に緊張感が最高潮」が出ており、公開時点での再生回数は178回と、この回のクリップの中で最も多く再生されている。

本編のクリップを順に見ていくと、4人はまず「1段階ミッションをすぐに成功させてドーパミンが爆発」する好スタートを切っている。続いて「『安養の息子』ウ・ドファン、完璧なブザービーターで成功させた2段階ミッション(ft.ヒョンビン)」というクリップがあり、地元・安養にゆかりのあるウ・ドファンが土壇場でミッションを決めた場面が収められている。その後、ウ・ドファンは「華麗な受け身プレーを披露しスランプ克服を試みる」場面もあった。一方で「ウ・ドファン×ユ・ジェソク×ユ・ヨンソク×ヒョンビン、チャンスまで使った重要な挑戦にあっけない失敗で沈む」というクリップもあり、順調な場面ばかりではなかったことがうかがえる。
ゲーム中の駆け引きも見どころになっている。「『僕はもともとこっち側です』ユ・ヨンソク、自分の側に来いというユ・ジェソクに必死の線引き」というクリップでは、ユ・ジェソクとユ・ヨンソクのやり取りが切り取られている。また「ユ・ジェソク×ユ・ヨンソク×ヒョンビン×ウ・ドファン、1段階のナット積みミッションを難なく成功」と題された場面もあり、細かい作業を伴うミッションに4人で取り組んでいる。緊張感が高まる場面としては「ウ・ドファン×ヒョンビン、極度のプレッシャーと緊張感で続く席替え」というクリップがあり、ヒョンビンとウ・ドファンが重圧の中で位置を入れ替え続ける様子が伝えられている。
そして今回話題になったのが、練習と本番の落差にヒョンビンがもどかしさを見せた場面だ。番組の性質上、練習では問題なくこなせていたことが、いざ本番になると思うように進まない。こうした落差はゲームバラエティでは珍しくないが、普段はシリアスな役柄で知られるヒョンビンがその状況に反応するところが、この回の見どころのひとつになっている。もっとも、最後まで崩れたわけではない。「ヒョンビン、最後まで集中しユ・ヨンソクの代わりに鐘を鳴らしセンスあるカバーで3段階成功」というクリップが続いており、ヒョンビンが仲間の分をカバーする形でミッションを成功に導いた場面も収められている。もどかしさから成功までの流れが、この日の放送の一つの山になった格好だ。
番組は次回の予告も公開している。「【9月8日予告】チュ・ウジェ×ジョン・パク、ゲームに狂った『틈』の仲間たちと言い争う一日」と題されたクリップが出ており、翌週はチュ・ウジェとジョン・パクがゲストとして登場することが分かる。SBSの番組ページによれば、本放送は毎週火曜の夜9時。日本の読者にとっては、韓国の地上波バラエティが平日夜のゴールデンタイムに編成される典型的な例と言える。
ヒョンビンにとって、今回のバラエティ出演は俳優としての近年の活動と対をなすものだ。2025年12月24日からはDisney+でオリジナルシリーズ「メイド・イン・コリア」(原題:메이드 인 코리아)が全12話で配信されている。激動の1970年代を舞台に、富と権力への野望を抱くペク・ギテと、彼を止めるためにすべてを投げ打った検事チャン・ゴニョンが、時代を貫く大きな事件と向き合う姿を描く作品だ。ヒョンビンがペク・ギテを、チョン・ウソンがチャン・ゴニョンを演じ、チョ・ヨジョン、チョン・ソンイル、ソ・ウンス、ウォン・ジアンらが共演している。演出を手がけたのは「インサイダーズ」「南山の部長たち」のウ・ミンホ監督。同作でヒョンビンは第62回百想芸術大賞のテレビ部門男性最優秀演技賞を受賞している。重厚な時代劇的ドラマで評価を得た直後に、ゲームに一喜一憂する姿を見せたことになる。
ヒョンビンをめぐっては、9月2日にも家族についての発言が伝えられたばかりだ。ヒョンビンは女優ソン・イェジンと夫婦で、間に息子がいる。報道によると、ヒョンビンは多忙なスケジュールの合間でも家族と過ごす時間を優先しているといい、「息子のためならどこへでも遊びに行こうと思う」と話したという。父親としての一面をのぞかせた発言として受け止められた。作品での評価、バラエティでの素の表情、そして家族についての言葉と、この時期のヒョンビンは複数の顔を見せている。
「暇さえあれば、」は今回で第56話を数える。今回のようにゲストが街に出て、地域を舞台にミッションに挑む構成が続いており、第56話では安養が舞台となった。ユ・ヨンソクが安養の街を歩いていて偶然、軍隊の後輩と出会う場面もあり、「空軍の後輩だよ!」と興奮する様子がクリップとして公開されている。街歩きの中で起きる偶然の出来事が、この番組の持ち味のひとつになっていることがうかがえる。ヒョンビンの今回の出演回は、SBSの公式サイトでクリップ映像として順次公開されており、日本の視聴者も断片的にではあるが当日の様子を確認することができる。






