写真: ヨンジェ — 힘의 찬미 (Hymn of Him) / CC BY 4.0善意の競争
| 原題 | 선의의 경쟁 |
|---|---|
| 放送局 | U+Mobile TV |
| 配信 | Netflix |
| 放送期間 | 2025-02-10 〜 2025-03-06 |
| 話数 | 全16話 |
| 出演 | キム・テフン, ヘリ, チュ・イェジン, ヨンジェ, カン・へウォン, チョン・スビン, オ・ウリ |
この作品について
韓国の上位1%が集まるチェファ女子高校を舞台にしたミステリースリラー。学年1位を守り続ける天才高校生ユ・ジェイと、地方の児童養護施設から猛勉強の末に転入してきたウ・スルギ、二人の出会いから教室の均衡が揺れていく。噂話に長けたチュ・イェリ、万年2位に苦しむチェ・ギョンら同級生も絡み合う。
ソン・チェユンとシム・ジェヨンによる同名ウェブトゥーンが原作で、2025年2月10日から3月6日までU+モバイルTVで放送された全16話。イ・ヘリ、チョン・スビン、カン・ヘウォン、オ・ウリが出演し、日本ではU-NEXT、ABEMA、Watcha、Huluでも配信された。
「善意の競争」(原題:선의의 경쟁)は、韓国の上位1%の生徒が集まるチェファ女子高校を舞台にしたティーン向けのミステリースリラーです。物語の中心にいるのは、学年1位を守り続ける天才高校生ユ・ジェイと、子どもの頃に修学旅行中に行方が分からなくなり、そのまま児童養護施設で育ったウ・スルギ。猛勉強の末にチェファ女子高校へ転入してきたスルギは、熾烈な大学入試競争のただ中に身を置きながら、修学能力試験(修能)の出題委員だった父の不審な死をめぐる謎に巻き込まれていきます。噂話に長けたチュ・イェリ、万年2位の座に苦しむチェ・ギョンといった同級生も加わり、二人の出会いを起点に教室の均衡が少しずつ崩れていきます。
ユ・ジェイを演じるのはイ・ヘリ。病院長の娘で校内トップの成績を持つという役どころで、本人はこれまで演じてきた温かく笑顔の多い役とは大きく異なる人物だと語っています。喫煙シーンや同性同士のキスシーンを含む役を引き受けた理由については、「20代後半になって初めて理解できる部分がある物語だと思った」「学園ドラマに参加できる機会は年々難しくなるので、かえって欲が出た」と説明しています。ウ・スルギ役はチョン・スビン。既存のドラマの枠組みから外れた、韓国では見たことのない設定だと感じてオーディションを受けたと話しています。チュ・イェリ役のカン・ヘウォンは「ガールズスリラー」というジャンルそのものに惹かれたと語り、チェ・ギョン役のオ・ウリはキャラクターそれぞれの魅力を最も大切にしたと述べています。このほか、ナム・ビョンジン役にヨンジェ(チェ・ヨンジェ)、ユ・テジュン役にキム・テフンが配され、助演にはチェ・ソウン(チョ・アラ)、キム・サンジ(キム・ボムス)、ナ・ヒョンジン(ク・チェリョン)、チュ・イェジン(ユ・ジェナ)、ハン・イイ(イ・シウ)、マ・ヒョンジ(パク・ビョンヒ)、コ・ダヒョン(キム・ナリ)らが名を連ねます。主要キャストの発表は2024年7月23日、チェ・ヨンジェの起用発表は翌24日に行われました。
原作はソン・チェユン作、シム・ジェヨン画による同名ウェブトゥーン。ドラマ版ではウ・ドヒョクの死をめぐるミステリーが原作にはない要素として加えられています。企画はStudio X+U、制作はYlab PlexとStudio X+Uが担当。演出はキム・テヒ監督で、ミン・イェジと共同で脚本も手がけました。キム監督は2021年に脚本執筆の依頼を受けた時点で即決したといい、その理由として「登場人物に善人が一人もいないこと」「女性が多く出てくること」の二点を挙げています。開発に費やした4年の間に女子高校生に会って話を聞き、精神科医や教師にも相談したうえで、勝ち方しか教えない社会で負け方を学べなかった人たちの物語として書き上げたと語っています。撮影は2024年8月に始まり、10月時点で半分以上が完了。現実を反映させるため当初から10代向けには作らないという方針で、青少年観覧不可の指定を受けています。
放送はU+モバイルTV(U+ Mobile TV)で、2025年2月10日から3月6日まで、月曜から木曜の午前0時(韓国時間)に配信されました。全16話です。第1話が公開されるとすぐ、U+モバイルTVとU+ TVのオリジナル作品のなかで視聴数・視聴者数・新規視聴者数のいずれも1位となり、その後3週にわたり首位を維持しました。国内視聴者からより手に取りやすいプラットフォームで見たいという要望が寄せられ、3月にはTVING、さらにRakuten Vikiを通じて約190の国と地域でも公開されています。
日本での配信について。本作は日本、台湾、タイ、ベトナムで同時公開され、日本ではHuluのアジアドラマ部門で1位、ABEMAとWatchaの韓国ドラマ部門でそれぞれ1位を記録しました。U-NEXT、ABEMA、Watcha、Hulu、そしてNetflixで視聴できます。台湾ではOTT Fridayで1位、iQIYIのドラマチャートで2位に入りました。韓流コンテンツの規制により正式公開されていない中国でも話題を呼び、Weiboの海外ドラマ枠で6万8000人を超えるファンを集めたほか、Xiaohongshuに投稿された人物関係や心理の分析が数千の「いいね」を獲得しています。大衆文化評論家のキム・ホンシクは、大学入試競争のなかで描かれる不審死や薬物の問題、そして型にはまらないGLロマンスを人気の要因として挙げました。なお、オ・ウリは本作の放送終了直後、2025年4月3日配信開始のTVING作品「私が死ぬ一週間前」にも出演しています。








