離婚保険
| 原題 | 이혼 보험 |
|---|---|
| 放送局 | tvN |
| 配信 | Prime Video |
| 放送期間 | 2025-03-31 〜 2025-05-06 |
| 話数 | 全12話 |
この作品について
損害保険会社の革新商品開発チームが、離婚に備えるという前代未聞の商品「離婚保険」を売り出す。開発を担うのは保険数理士のノ・ギジュン。三度の離婚歴を持つ彼の周囲には、審査部の引受担当カン・ハンドゥル、損害調査を担うアン・ジョンマン、そして数理コンサルタントとして加わる元妻チョン・ナレが集まり、職場の日常が動きだす。
イ・ドンウク、イ・ジュビン、イ・グァンス、イ・ダヒが顔をそろえ、映画で知られるイ・ウォンソク監督がドラマ初演出を手がけた全12話。2025年3月31日から5月6日までtvNの月火ドラマ枠で放送され、tvN作品として初めてクーパンプレイでも同時配信された。保険という制度を通して結婚と別れを見つめるオフィスラブコメディだ。
三度の離婚を経験した保険数理士が、離婚そのものに備える保険商品をつくろうとする——「離婚保険」(原題:이혼 보험)は、そんな発想から始まるオフィスラブコメディだ。主人公のノ・ギジュンはプラス損害保険の革新商品開発チームに所属するアクチュアリー。仕事では成果を出す一方、結婚生活は三度とも破綻し、そのたびに多額の資産と幸福を失ってきた。その経験を逆手に取って彼が構想するのが、離婚に備える前例のない商品「離婚保険」である。離婚にはいくら費用がかかるのか。それを算出しようとする過程で、ギジュンは職場の課題と私生活の問題の両方に向き合い、過去の結婚がなぜうまくいかなかったのかを見つめ直していく。同時に、同じチームで働く同僚への気持ちが芽生えていく。
ギジュンを演じるのはイ・ドンウク。相手役となるカン・ハンドゥルはイ・ジュビンが演じる。ハンドゥルは保険契約の審査を担当する引受担当者(アンダーライター)で、婚家からの仕打ちに耐えかねて自ら離婚を申し立てた過去を持ち、家族との関係も良好とは言えない。頭は切れるが、離婚後の生活は決して思い通りではなかったという人物だ。ギジュンの長年の友人であるアン・ジョンマンを演じるのはイ・グァンス。何事にも慎重で安全第一の性格として描かれる。イ・ダヒが演じるチョン・ナレは、世の中をすべて投資の観点から見る金融数学の専門家である。
脇を固める顔ぶれも幅広い。キム・ウォンヘはホープ生命の革新商品開発チームのチーム長ナ・デボク役。チュ・ソジョン(Chu So-jung)はプラス損害保険の損害査定担当ジョ・アヨンを演じ、保険事故の損害額を算定して保険金を支払う立場にある。ユ・ヒョンス(Yoo Hyun-soo)はパク・ウンシク役で、ダンスを通して感情を、農業を通して哲学を学んだという変わった経歴の人物だ。さらに特別出演として、ギジュンの元妻の一人でのちに出家する役にチョ・ボア、離婚寸前のタロット占い師ク・ミレ役にハン・ソナ、ミレとの結婚生活が長期の不在によって軋むドキュメンタリー写真家シン・ヒョンジェ役にクァク・シヤンが加わる。
演出はイ・ウォンソクとチェ・ボギョンの共同。イ・ウォンソクは映画『キリング・ロマンス』(2023年)を手がけた監督で、本作がドラマ初演出となる。脚本は『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』(Secret Royal Inspector & Joy、2021年)を書いたイ・テユンが担当した。企画はCJ ENM StudiosとKT Studio Genie、制作はMongJakSoとMondo Studioが務めている。キャスティングは2024年6月にイ・ドンウクへの主演オファーが最終調整段階にあると伝えられ、翌7月にイ・グァンスとイ・ジュビン、9月にイ・ダヒの起用が報じられた。主演4人の出演が正式に確定したのは2025年2月のことだ。
放送はtvNの月火ドラマ枠、韓国時間で毎週月・火曜の20時50分から。2025年3月31日に始まり、5月6日に全12話で完結した。韓国国内ではTVINGで配信され、日本を含む一部の地域ではPrime Videoで視聴できる。
日本の読者に向けて補足すると、tvNの月火20時50分枠は同局のドラマ編成の中心のひとつで、本作は2025年のラインナップとして1月の時点で3月放送予定が発表されていた作品にあたる。ただし視聴率という点では苦戦し、最終話の一つ前の回で全国視聴率0.9%を記録。2025年の韓国ドラマの中でも低い部類となり、tvNの歴史においても低い水準の数字となった。数字の話は脇に置くとしても、保険という制度の側から結婚と別れを数値化しようとする着眼点、そして職場恋愛を軸にした群像劇という組み立ては、この作品ならではのものだ。全12話とコンパクトなので、まとめて追いやすい長さでもある。








