キム・ジェウク、フリーズ・ソウル記念のCJナイトに登場
写真: キム・ジェウク — Original autograph by Kim Jae-uck, vectorized by ORPHEUSwith / Public domain俳優キム・ジェウクが9月2日午後、ソウル・龍山区漢南洞にある美術館で開かれたイベント「CJ ナイト イン セレブレーション オブ フリーズ・ソウル」に出席した。iMBC芸能が3日午前5時15分、会場に入っていくキム・ジェウクの姿を写真とともに伝えている。撮影は同メディアのコ・デヒョン記者。
伝えられた内容によると、この日のキム・ジェウクは、ボーイングタイプのサングラスに、きちんと整えたヘアスタイルを合わせていた。トップスは白のインナー、その上にグレーのスーツジャケットを羽織り、ボトムスにはヴィンテージ調のデニムパンツを合わせている。足元はバーガンディーカラーの靴。スーツとデニムを組み合わせた着崩したスタイリングで、記事はこの装いを「ソウル魔女」を思わせるウエスタン風のファッションと表現した。

会場入りの様子について、記事は「ソン・ザ・ゲスト」のモーメントで登場したと形容し、やわらかな「コーヒープリンス」の香りとともに微笑みを送った、と結んでいる。作品名を思わせる言い回しを重ねて、俳優としての振れ幅の大きさと、この日の柔らかな表情を重ねた書き方になっている。写真中心の短い記事ではあるが、キム・ジェウクがアートイベントの場に立ったこと自体が、ファンにとっては近況を知る手がかりとなった。
フリーズ・ソウルは、ソウルで開かれる国際的なアートフェアとして知られ、その開催に合わせて関連企業や団体が記念パーティーを催すのが恒例になっている。今回キム・ジェウクが出席したのも、そうした関連イベントのひとつだ。会場となったのは漢南洞の美術館で、この一帯はギャラリーやブランドのフラッグシップストアが集まるエリアとしても知られている。韓国では、こうしたアート関連の夜のイベントに俳優やアーティストが招かれ、入場時のフォトタイムがそのまま各メディアの写真ニュースとして配信されるという流れが定着している。今回の記事も、そのフォトタイムで撮影された一枚をもとにしたものだ。
キム・ジェウクは近年、テレビとオンライン配信の双方で作品を重ねてきた。直近では、tvNのドラマ「秘密の監査 -Filing for Love-」(原題:은밀한 감사)に主演している。同作は2026年4月26日から5月31日にかけて、tvNの土日ドラマ枠で全12話が放送され、韓国の配信サービスWavveでも配信された。共演はシン・ヘソン、コンミョン、ホン・ファヨン。脚本は「一タ・スキャンダル」を共同執筆したヨ・ウノ、演出はイ・スヒョンが手がけた。
「秘密の監査 -Filing for Love-」で描かれるのは、ヘムグループの監査室長チュ・イナと、監査1チームのエースだったノ・ギジュンの物語だ。チュ・イナは人知れぬ秘密を抱えたカリスマとして社内に君臨する一方、ノ・ギジュンはある日、社内の風紀取り締まり担当へと左遷されてしまう。立場の異なる二人が密着して監査に当たるうちに、危うい距離感が生まれていく——という筋立てで、企業内部を舞台にしたサスペンス性とロマンスが同居する。各話のサブタイトルが楽曲名や歌詞から取られている点も、この作品ならではの特徴として挙げられている。
その前年には、Netflixの時代劇ミステリー「呑金/タングム」(原題:탄금)に出演した。2025年5月16日に全11話が公開された作品で、チャン・ダヘの小説「탄금:金を飲み込む」を原作に、キム・ジンアが脚本、キム・ホンソンが演出を担当している。主演はイ・ジェウクとチョ・ボアで、キム・ジェウクはオム・ジウォン、パク・ビョンウン、チョン・ガラムらとともに共演陣に名を連ねた。
「呑金/タングム」の物語は、朝鮮の裕福な商人一家に生まれ、8歳で失踪した息子ホンランをめぐって動き出す。異母姉のシム・ジェイは希望を捨てずに弟を捜し続けるが、12年後、自分がホンランだと名乗る青年が現れる。ところが、その青年には過去の記憶がない。ジェイは疑いを抱き、母は信じたいと願う。真偽の分からないまま迎え入れられた青年の帰還が、一家をゆっくりと揺らしていく——という展開だ。
こうして振り返ると、2025年5月にNetflixで公開された時代劇、2026年4月から5月にかけてtvNで放送された現代劇と、キム・ジェウクは短い間隔で毛色の異なる作品を続けてきたことになる。地上波・ケーブルの放送枠とグローバル配信の双方に軸足を置く俳優の動き方は、近年の韓国ドラマ業界の流れとも重なる。日本の視聴者にとっても、tvNの土日ドラマ枠は話題作が集まる枠として認知が進んでおり、配信を通じて同時期に追いかけやすくなっている。
今回のイベント出席は作品発表の場ではなく、あくまでアートフェア関連のパーティーへの参加だ。それでも、ドラマの現場を離れた場でのスタイリングや表情が写真として届くこと自体が、次の動きを待つファンにとっては貴重な情報になる。今後の出演作については現時点で伝えられていないが、放送と配信の両輪で活動してきたこれまでの流れをふまえれば、続報を待ちたいところだ。






