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Stray Kids、海外公演へ仁川空港から出国

Stray Kids写真: Stray Kids — Stray Kids / JYP Entertainment / Public domain
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8人組グループのStray Kids(ストレイキッズ)が、9月4日午後、海外でのコンサート日程のため仁川国際空港から出国した。場所は仁川広域市中区雲西洞の仁川国際空港で、この日の様子はRNXの金容徳(キム・ヨンドク)記者によって写真と映像で記録され、9月5日に公開されている。メンバーはリノ、バンチャン、チャンビン、ハン、フィリックス、スンミン、アイエン、ヒョンジンの8人。RNXは同じ出国の様子をライブ形式でも配信しており、公開された記事にはライブ映像へのリンクも添えられている。

今回の出国は、グループが現在進行中のワールドツアーをはじめとする海外公演スケジュールに合わせたものだ。空港での出国は、韓国のアイドルグループにとって単なる移動の一場面ではなく、報道各社のカメラが待ち構える恒例の取材現場となっている。いわゆる「空港ファッション」という言葉が定着しているように、メンバーがどんな服装で現れ、どんな表情でゲートへ向かうかは、それ自体がファンにとって関心の的であり、韓国では専門の映像メディアが空港での出入国を継続的に追いかけている。RNXもそうしたメディアのひとつで、Stray Kidsについては今回に限らず、繰り返し空港での様子や現場の映像を配信してきた。同社の関連記事一覧には、メンバー個人にフォーカスした映像記事も並んでおり、チャンビン、ハン、フィリックス、ヒョンジン、バンチャン、アイエンといった名前が単独あるいは組み合わせで取り上げられている。

Stray Kids
写真: Stray Kids — K-POPIT 케이팝잇 / CC BY 4.0

Stray Kidsは、直近も精力的に活動を続けている。8月7日に発売したミニアルバム「THIS & THAT」(ディス・アンド・ザット)は、現地時間8月22日付の米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位を獲得した。これによりグループは、9作連続でのチャートインと同時に首位獲得という記録を打ち立てている。「ビルボード200」の歴史のうえで初となる9作連続の1位デビューという自己記録の更新であり、同チャートで21世紀に最も多くの1位アルバムを持つグループという位置づけをより確かなものにした。もうひとつのメインチャート「ホット100」では、タイトル曲「This & That」が自己最高となる38位で初登場している。

ステージ面でも大きな節目があった。新たなワールドツアー「Stray Kids World Tour <RUN IT>」(ラン・イット)の一環として、8月29日から30日にかけて東京・国立競技場での公演が行われ、海外の男性アーティストとして史上初めて同会場での単独公演を実現したグループとなった。今後はワールドツアーと並行して、ブラジルの音楽フェスティバル「ロック・イン・リオ」(Rock in Rio)や、ラテンアメリカ3地域で開かれるグループ主軸の新規フェスティバル「STRAYCITY」(ストレイシティ)にヘッドライナーとして出演することが決まっている。今回の出国も、こうした世界規模のスケジュールの流れの中にあるものだ。

音源面では、グループの自主企画「SKZ-PLAYER」(スキズ・プレイヤー)が進行中だ。これは、グループが持つミュージシャン、アーティストとしての要素に焦点をあて、8人のメンバーがそれぞれファン、すなわちSTAY(ステイ)に聴かせたいと考えた作品をサプライズ形式で公開していく企画で、楽曲制作からミュージックビデオの企画・演出まで、メンバー自身がさまざまな面で直接関わる。メンバー全員が順次、新曲とコンテンツを見せていく予定となっている。6月にはメンバーのハンが第1弾となる「back to life」(バック・トゥ・ライフ)を披露し、2番手としてフィリックスが登場した。

フィリックスは9月1日午後、「SKZ-PLAYER」の一環となるデジタルシングル「Slow It Down」(スロウ・イット・ダウン)を発表した。所属事務所はJYPエンターテインメント。「Slow It Down」は、淡白なギターループとヒップなビートが組み合わさったアコースティックヒップホップの楽曲で、速く流れていく世界の中でいったん足を止め、大切な人たちと過ごした時間や夢を振り返ろうというメッセージが込められている。フィリックスは作詞・作曲にも自ら手を加えており、温かな感性と慰めが溶け込んだ歌詞に、やさしい声を乗せて届けている。音源と同時に公開されたミュージックビデオには、俳優のノ・ユンソが「ユンソ」役で出演した。ノ・ユンソはドラマ「私たちのブルース」「一タ スキャンダル」「東宮」、映画「20世紀のガール」「チョンソル」などに出演し、次世代の青春スターとして位置を確立してきた俳優だ。ミュージックビデオは、忙しい日常を生きていた「ユンソ」が夢を叶えられるようフィリックスが勇気を吹き込むという内容で、夢と現実のあいだで奮闘する青春の姿を描いている。

メンバー個々の活動も続いている。8月20日には、YouTubeチャンネル「117」に「[サナの冷タービュー]冷タービューって元々こうなの? ワールドクラス小学生たちの矛と矛の対決|EP.21 Stray Kids バンチャン編」と題された映像が公開され、TWICEのサナが進行するトーク企画にバンチャンがゲストとして出演した。二人のやり取りは、先輩後輩という関係というより、久しぶりに顔を合わせた気心の知れた間柄の空気で進んだ。冒頭でサナが切り出したのは、二人が長らく会えていなかったという話で、サナは「2、3年ぶりに会う」と語っている。この回では、サナがバンチャンのステージ上での露出をめぐってからかう一幕もあった。

また、末っ子のアイエン(ヤン・ジョンイン、24歳)は8月17日、自身のインスタグラムに屋外の芝生の上で撮影した写真を投稿し、近況を伝えた。デニムとブラックのジャンパーというカジュアルな装いに白いスニーカーを合わせた姿で、芝生の上に片膝を曲げて座り遠くを見つめる様子や、白いスニーカーをクローズアップした写真が公開され、「Shot」という短い言葉が添えられていた。アイエンはボーカルユニットVOCALRACHAに所属し、デビュー前から澄んだ美声で注目を集め、2018年のミニ1集「I am NOT」で正式デビューして以降、ボーカルと並行して作詞・作曲も手がけながら活動の幅を広げてきた。2022年のデジタルアルバム「SKZ-REPLAY」収録のソロ曲「抱きしめてあげます」では作詞・作曲を単独で担当し、同じアルバムのソロ曲「マンネオンタップ」ではバンチャンとチャンビンがフィーチャリングで参加している。2024年12月には正規4集の活動と合わせてソロ曲「HALLUCINATION」を発表し、2025年にはドラマ「いつかは賢い研修医生活」のOST「START!」にリノ、スンミンとともに参加した。2025年10月公開の「すべて叶えてくれるジニー OST」の「GENIE」ではハン、フィリックスと3人でハーモニーを完成させ、同年のデジタルシングル「Mixtape : dominATE」収録曲「Burnin' Tires(チャンビン&アイエン)」では作詞・作曲に参加している。

このように、アルバムでの記録更新、東京・国立競技場での単独公演、メンバー個々の自作曲公開と、Stray Kidsをめぐる話題は途切れることなく続いている。9月4日の仁川国際空港からの出国も、その延長線上にある海外公演日程に向けた移動であり、世界各地を舞台に活動を広げる現在のグループの姿を示す一場面といえる。日本の読者にとっては、8月末の国立競技場公演の記憶がまだ新しいタイミングでの出国となり、ワールドツアー「RUN IT」の各地での展開や、「SKZ-PLAYER」で次に誰が登場するのかが、引き続き注目されることになりそうだ。

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