チ・チャンウク主演の韓日共同制作ドラマ、10月7日世界配信へ
写真: チ・チャンウク — TV10 / CC BY 3.0俳優チ・チャンウクが日本の俳優・今田美桜とタッグを組んだディズニープラスのオリジナルシリーズ「メリーベリーラブ」が、10月7日に全世界へ配信される。9月2日、ディズニープラスがメインポスターと予告編を公開し、韓国と日本をまたぐこのロマンス作品の全体像が初めて明らかになった。チ・チャンウクにとっては3年ぶりとなるロマンティックコメディへの復帰作でもある。
「メリーベリーラブ」は、ある日突然すべてを失った韓国人の空間プランナー、イ・ユビンと、日本の女性農家シラハマ・カリンが美しい島で出会い、国境を越えて心を通わせていく物語だ。まったく異なる人生を歩んできた二人が、互いの存在を通じて傷を癒やし、成長していく過程が描かれる。舞台となるのはいちご畑。都市的な仕事に身を置いてきた男が、土にまみれた農作業の現場に放り込まれるという設定そのものが、この作品の可笑しさと温かさを支える骨格になっている。

チ・チャンウクが演じるイ・ユビンは、すべてを失っていちご畑の作業員となった空間プランナーだ。完璧主義者として生きてきた人物が、慣れない農作業に適応しようと悪戦苦闘する姿から、カリンと少しずつ距離を縮めていく過程まで、幅広い表情を見せることになる。公開された予告編には、チ・チャンウクがいちご畑で全身を使って苦労する場面から、今田美桜のそばに寄り添う頼もしい姿までが収められた。二人が次第に互いへ染み込んでいくような描写もあり、ロマンスへの期待を高める内容となっている。
相手役の今田美桜は、日本の女性農家シラハマ・カリンを演じる。異なる人生を歩んできた男女が国境を越えて出会い、胸の高鳴りに満ちた関係を築いていく様子を、チ・チャンウクとともに紡いでいく見通しだ。さらにナム・ユンスも出演し、愛のために島に残ったワーキングホリデー参加者パク・グナム役で作品に活力を添える。ワーキングホリデーという、日韓の若い世代にとって身近な制度が物語に組み込まれている点も、この作品ならではの設定と言える。
演出はキム・スジョン監督とノ・ヨンソプ監督が担当する。「メリーベリーラブ」は、CJ ENMと日本の地上波放送局・日本テレビが初めて手を組んだ共同制作プロジェクトとしても関心を集めている。韓国の大手コンテンツ企業と日本の地上波キー局が制作段階から組むケースはこれまで多くなく、その一作目がロマンスというジャンルで、しかも両国の俳優が主演を分け合う形で実現したことになる。配信はディズニープラスで10月7日から全世界に向けて行われ、日本では日本テレビを通じて毎週水曜日に放送される。配信と地上波放送が並行する形は、日本の視聴者にとって作品に触れる入り口が二つ用意されることを意味する。
チ・チャンウクにとって、この作品はここ数年の出演傾向からの明確な方向転換でもある。直近では、Disney+で配信された「捏造された都市」に出演していた。無実の罪で服役することになった青年パク・テジュンが、自分を陥れた仕組みと向き合っていく犯罪スリラーで、映画「操作された都市」をドラマとしてリメイクした作品だ。チ・チャンウクは主人公テジュンを演じ、彼と関わるアン・ヨハン役をディオ(ド・ギョンス)が務めた。脚本は映画版も手がけ「模範タクシー」シリーズを執筆したオ・サンホ、演出はパク・シヌとキム・チャンジュが担当。共演にはイ・グァンス、ヤン・ドングン、ピョ・イェジン、チョ・ユンス、キム・ジョンスが名を連ねた。全12話が2025年11月5日から12月3日にかけてDisney+で配信されている。
その前年にも、チ・チャンウクはDisney+作品に主演していた。2024年11月6日から11月27日まで配信された「江南Bサイド」だ。江南のクラブで人気を集めていた「エース」ジェヒが姿を消し、その行方を追う刑事と検事、そして正体の見えないブローカーという、それぞれ異なる思惑を抱えた三人が江南の裏側で起きた出来事に近づいていく犯罪ドラマである。チ・チャンウク、ハ・ユンギョン、チョ・ウジンに加えてBIBIが出演し、Disney+の水曜ドラマ枠で全8話が配信された。演出は映画「TAZZA」などで知られるパク・ヌリ、脚本はチュ・ウォンギュが手がけている。犯罪スリラーが二作続いたあとにロマンティックコメディへ回帰する形となり、「3年ぶり」という表現の重みもそこにある。
今後の予定も控えている。チ・チャンウクは、ソン・イェジン、ナナと顔をそろえるロマンスドラマ「スキャンダル」への出演が決まっている。原題は「스캔들」、英題は「The Scandal」で、タイトルが示す出来事を中心に人物たちの関係が描かれていく作品だ。2026年にNetflixで配信予定の韓国オリジナル作品で、実力派として知られる三人が同じ画面に並ぶ組み合わせ自体が新鮮であり、ロマンスというジャンルをどう描くのかに注目が集まっている。「メリーベリーラブ」と合わせれば、チ・チャンウクは短期間のうちに二本のロマンス作品で異なる顔を見せることになる。
Disney+作品への継続的な出演という点でも、チ・チャンウクの近年の歩みは一貫している。「江南Bサイド」「捏造された都市」に続き、「メリーベリーラブ」で三作目となる。ジャンルは犯罪ドラマから国境を越えたロマンスへと大きく振れたが、同じプラットフォームで異なる引き出しを見せ続けている形だ。日本の視聴者にとっては、日本テレビでの水曜放送という接点が加わることで、これまで配信を通じてのみ韓国ドラマに触れてきた層以外にも作品が届く可能性がある。CJ ENMと日本テレビという両国を代表する制作主体の初協業が、10月7日の配信開始からどのような反応を得るのか。いちご畑を舞台にした静かなロマンスが、その最初の答えを示すことになる。









