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ENHYPEN、ワールドツアーにベルリンとロンドン公演を追加

ENHYPEN写真: ENHYPEN — Belift Lab / Public domain
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ボーイズグループENHYPEN(エンハイプン)が、ワールドツアー「ENHYPEN WORLD TOUR『BLOOD SAGA』」でベルリンとロンドンの公演をそれぞれ1日ずつ追加する。9月8日、グローバルプラットフォーム「Weverse」の公式コミュニティに「ENHYPEN WORLD TOUR『BLOOD SAGA』IN BERLIN & LONDON」の回追加に関するお知らせが掲載され、来年3月6日にベルリン、3月8日にロンドンで、それぞれもう1日ステージに立つことが明らかになった。ファンダム「ENGENE(エンジーン)」の熱い反応を受けての決定で、韓国メディアのスポーツ京郷が9月9日付で伝えている。

この追加によって、「BLOOD SAGA」はENHYPENにとって自身最大規模のワールドツアーとなる。世界22都市で計37回の公演を行う計算で、グループのこれまでのツアー記録を塗り替えることになった。所属はビリーフラボ(HYBE)。メンバーはジョンウォン、ジェイ、ジェイク、ソンフン、ソヌ、ニキの6人で、今回の追加公演もこの6人体制でヨーロッパのファンと向き合う。

ENHYPEN
写真: ENHYPEN — Ten Asia / CC BY 3.0

ツアーは国内外のファンの反応に支えられ、順調に進んでいる。5月にツアーの幕を開けたソウル公演と、8月の釜山公演は、いずれも先行販売の開始と同時に全席が売り切れた。国内の2都市がそろって即完売という滑り出しで、その勢いはそのまま海外の日程にも引き継がれた形だ。

特に注目されるのが北中南米での動員だ。この地域のツアーだけで、およそ19万3000人の観客を集めた。ENHYPENの人気が以前より一段と広がっていることを示す数字と言える。今回のツアーで初めてラテンアメリカに足を踏み入れた彼らは、サンパウロで4万1000席規模のスタジアム公演を完売させた。さらに、当初は1回の予定だったメキシコシティ公演を最終的に計3回にまで拡大しており、チケットの動きの強さがそのまま公演数の増加につながった。今回のベルリンとロンドンの追加も、同じ流れの延長線上にある判断だ。

公演回数の追加は、単に日程が1日増えるという以上の意味を持つ。ソウルと釜山の即完売、サンパウロのスタジアム完売、メキシコシティの1公演から3公演への拡大、そして今回のベルリンとロンドンの追加と並べてみると、このツアーが行く先々で当初の想定を上回る需要に直面してきたことがわかる。結果として22都市37公演という自己最大規模に到達したわけで、数字の積み上がり方そのものがツアーの手応えを物語っている。ヨーロッパの2都市で1日ずつ増えたことで、現地でENHYPENのステージを見られる機会も、その分だけ広がることになる。

一方、音源とアルバムの側でもENHYPENは充実した時期を過ごしてきた。ミニ8thアルバム『THE SIN : BLISS』の公式活動をすでに終えており、タイトル曲「Bloody Paradise」では音楽番組で通算6冠を獲得。さらにデビュー以来初となるグランドスラムを達成した。ミニ8集の活動は、ツアーの合間に置かれた国内プロモーションでありながら、グループにとって節目となる成果を残したことになる。

その「Bloody Paradise」をめぐっては、8月30日に放送されたSBSの音楽番組『人気歌謡』での1位獲得が記憶に新しい。この日の1位候補には3組が並び、ATEEZ(エイティーズ)の「BAD」、ENHYPENの「Bloody Paradise」、リセンヌの「LOVE ATTACK」が競った末、トロフィーを手にしたのはENHYPENだった。『人気歌謡』はSBSが放送する歌謡ランキング番組で、人気歌手の最新曲をまとめて聴ける枠として知られている。日本の読者にとっては、韓国の地上波局が週末に放送する音楽番組の代表格の一つ、と捉えるとわかりやすい。

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メンバー自身も、この時期の1位を特別なものとして受け止めていた。ニキは8月29日午後11時15分、Weverseの自身の公式アカウントに韓国語の投稿を公開し、「デビューして音楽番組で初めて1位を獲ったね」と切り出したうえで、「この曲でエンジーンとまた新しい思い出を作っていってるんだなと感じられて、すごくいいね」とファンダムの名を挙げてつづった。さらに「今回の活動、僕たちにこんなにもいいことでいっぱいに満たしてくれて本当にありがとう。明日の最後の放送もエンジーンのおかげで力が出そう!!」と結んでいる。

そのファンダムへの感謝を形にする場も、すぐに用意されている。ENHYPENは9日に放送されるMBC M、MBC every1の『ショー!チャンピオン』のスペシャルステージで、再びENGENEと顔を合わせる。6冠とデビュー初のグランドスラムをもたらしてくれたファンへの感謝を込め、特別なプレゼントを届ける予定だという。アルバム活動を終えた直後に、あえてスペシャルステージという形でファンの前に立つ構成になっている。

Weverseは、今回の追加公演のお知らせが掲載された場であると同時に、ENHYPENが日常的にファンとやり取りする窓口にもなっている。9月8日には午後9時16分から「ENHYPEN × SANTOS BRAVOS 🩸🌴」と題した合同ライブ配信が公式アカウントから公開され、コメント欄には475件の書き込みが寄せられた。ENHYPEN単独ではなく他グループとの合同という形式が取られた点が目を引いた配信だった。

メンバー個々の発信も活発だ。ソヌは9月5日午後8時48分から「모찌뿌요 먹방(もちぷよモッパン)」と題した34分45秒の配信を行い、コメント欄には347件の書き込みが並んだ。韓国語、英語、日本語、中国語、アラビア語、フランス語など多様な言語でファンの反応が寄せられている。リーダーのジョンウォンも9月2日午後8時48分から「그냥 정원이(ただのジョンウォン)」と題した35分21秒の配信を行い、311件のコメントが韓国語、英語、スペイン語、インドネシア語、アラビア語、ペルシャ語、中国語、クメール語、ベンガル語など幅広い言語で書き込まれた。ソンフンは9月4日午後8時15分、Weverseの自身の公式アカウントに「오랜만에 이치란(久しぶりに一蘭)」というひと言を添えた10秒の動画を投稿し、公開後まもなくコメントは5600件を超え、いいねは1万件を上回った。

楽曲面では、「Bloody Paradise」がK-POPの潮流と結びつけて語られてもいる。ATEEZの「BAD」、ENHYPENの「Bloody Paradise」、KATSEYE(キャッツアイ)の「Hootie Frutti」など、2025年の夏から秋にかけて発表された話題曲の多くが、ブラジル発のリズムを土台にした「ブラジリアン・ファンク」と呼ばれるジャンルを取り入れており、ショートフォーム動画との相性の良さも重なって、K-POPの音作りそのものが動きつつあると朝鮮日報が9月8日付で報じている。ラテンアメリカ初上陸を果たした今回のツアーと、こうした音楽的な傾向が同じ時期に重なっているのは興味深い。

追加公演は来年3月6日のベルリン、8日のロンドン。世界22都市37公演という自己最大規模のツアーは、ここからさらにヨーロッパの日程を迎えることになる。

公式アカウントの投稿

写真・動画は各アーティストおよび所属事務所の公式チャンネルの投稿です。再生すると YouTube に移動します。

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