『100日の嘘』キム・ユジョン、カム・ウソンの死を目撃しパク・ジニョンの胸で涙
写真: パク・チニ — KIYOUNG KIM / CC BY 2.0俳優のキム・ユジョンが主演するtvNの土日ドラマ『100日の嘘』(原題)で、10月25日の放送回に、カム・ウソン演じるクム・ソクジュンが命を落とした。キム・ユジョン演じるイ・ガギョンは尋問の通訳としてその場に呼ばれ、ソクジュンの死を目撃した。ショックを受けたガギョンは、後を追ってきたサトウ・ヒデオ(パク・ジニョン)の腕の中で泣き崩れた。この回の内容は、韓国のiMBC芸能(iMBC연예)がペク・アヨン記者の記事として26日未明に伝えている。
ガギョンが呼ばれたのは、捕らえられたソクジュンを取り調べる場だった。ソクジュンは口を閉ざしたままで、ガギョンは朝鮮語で話すよう説得してみると申し出た。ソクジュンに向かって、自分には「クム・ソヒ」というきれいな名前までつけてもらったと話し、「私はうちの奥様の味方です」と言い添えた。尋問の通訳という立場は崩さずに、自分がユ・ソラン(キム・ヒョンジュ)の側について動いていることを、それとなくソクジュンに知らせたかたちだ。この「クム・ソヒ」という名前は、ヒデオがガギョンを呼ぶときにも使われている。

ソクジュンが知りたがったのは、逃げ延びた同志たちが無事かどうかだった。ガギョンはソランが無事だと答えた。ところがこのとき、ソクジュンがケアムリ(계암리)の出身だということが明るみに出る。フクダ(キム・ジュンヒ)がナ・ビョンスンの妻を拷問し、ナ・ビョンスンから情報を引き出していたのだ。追い詰められたソクジュンは、ガギョンに「お前の奥様にカステラを一つ買っていけ」という言葉を残した。
そこにサトウ・シンイチ(チン・ソンギュ)が加わる。ソクジュンはシンイチを虐殺者と呼んだが、シンイチは「私は暴動を鎮圧したのだ」と返した。やがて銃声が響く。ガギョンが見たのは、取調室から出てくるシンイチと、その奥で息絶えたソクジュンの姿だった。
ヒデオはそんなガギョンを案じ、家まで後を追ってきた。「大丈夫ですか」と遠慮がちに尋ねるヒデオに、ガギョンは「いいえ、私、大丈夫じゃありません」と本音を打ち明け、涙をこらえきれなくなった。ヒデオは泣き出したガギョンを抱き寄せた。
25日の放送では、ほかにも登場人物の関係が揺れ動いた。韓国メディアのシングルリストによると、シンイチはヒデオの通訳を信用していなかった。ヒデオが朝鮮人労働者の立場を汲んで訳していたことに気づき、労働者の事情など考える必要はないとして勤務時間を引き上げるよう命じたという。ガギョンは自分からヒデオを待ち構え、何事もなかったように挨拶した。ヒデオは前日に怯えていたガギョンの姿を思い出し、「もう二度とあのような場に呼ばれることはないでしょう」と声をかけた。ガギョンは自分は平気だと言い、次の機会があればもっとうまくやりたいとその場を取り繕った。さらに、ヒデオが鍾路の質屋を探しているのを手伝うと持ちかけたが、ヒデオは「クム・ソヒさんの助けは必要ありません」と断り、代わりに質札を持ってくるよう求めた。そのヒデオが、同じ回の終盤近くでガギョンを抱きしめることになる。
この回では、ガギョンが密偵を続けるかどうかをめぐっても動きがあった。密偵をやめると言い出したガギョンを、ユ・ピリップ(イ・ムセン)は雨の中で処断しようとした。それを止めたのがソランで、「説得して連れ戻すべき時です」と言って立ちふさがった。ピリップは「今回一度だけです」と応じ、自分でガギョンの説得に向かった。ピリップが伝えたのは、ソランが背負ってきた過去だった。ソランの夫は仲間を密告しなかった。その代償として、ソランは目の前で娘を亡くした。ピリップはそう明かし、ソランのことを分かってほしいと頼んだ。ガギョンは家に戻ったものの、部屋の中で一人うずくまっていた。その後、ガギョンはサトウ・シンイチの暗殺が実行されるまでの1カ月間は密偵を続けると決める。ソランはこれを受け入れ、ヒデオの心をつかむよう指示した。一方、帰宅したヒデオは、疲れているからとサトウ・ハナコ(オオイ・キコ)を帰そうとした。それでも駄々をこねるハナコに、ついに声を荒らげてしまった。
役名について補足しておく。パク・ジニョンの役は、9月の制作発表会では朝鮮総督府のエリート通訳官キム・テウンとして紹介された。今回の各社の記事では主に「サトウ・ヒデオ」と書かれており、シングルリストの記事の中には「キム・テウン」と表記したものもある。
作品の経緯を振り返る。制作発表会は9月29日の午後、ソウル・龍山のCGVで開かれ、キム・ユジョンとパク・ジニョンがそろってハートのポーズを見せた。発表された作品紹介によると、物語は「京城一のスリ」から密偵になったイ・ガギョンと、朝鮮総督府のエリート通訳官キム・テウンが、敵の中枢で向き合う100日間を描く諜報ロマンスだ。舞台は1932年。初回は10月10日の午後9時10分に放送された。
10月18日放送の第4話では、ニールセンコリアの全国有料世帯基準で自己最高の9%を記録した。前回から2ポイントの上昇だった。韓国のスポーツ紙、日刊スポーツは20日付の記事で、キム・テウンの眼差しが疑いから心配、さらに嫉妬へと移っていった点に注目し、スパイ劇をロマンスへ切り替える「キーチェンジャー」になったと評した。
10月24日の第5話では、ガギョンが鍾路警察署で通訳をさせられ、目の前で拷問を見てしまう。ガギョンはサトウ・シンイチが総督府にいるという情報をピリップに伝えたが間に合わず、シンイチの暗殺を狙っていたハン・チョルリョン(キム・イングォン)がその場で命を落とした。この出来事を経て、ガギョンはソランに密偵をやめると告げていた。そして翌25日の放送で考えを改め、そこへソクジュンの死が重なった。ガギョンにとっては、仲間の死を立て続けに目の当たりにする2日間になった。
出演者たちの近況にも触れておく。パク・ジニョンは25日、tvNのバラエティ番組『シックスセンス:Bサイド』にゲスト出演した。この番組は、実在する場所と制作陣が仕込んだ偽物を見分ける推理型のバラエティだ。この日はドラマで共演するチン・ソンギュも出演し、レギュラーのユ・ジェソク、ソン・ウニ、コ・ギョンピョ、ビビとともに3軒の飲食店から偽物の店を探した。正解を導く決め手を見つけたのがパク・ジニョンだった。
キム・ユジョンは10月23日の午後、海外での日程のため仁川国際空港第2旅客ターミナルから香港へ出発した。前作は、2025年11月6日から12月4日までTVINGオリジナルとして配信された全12話の心理スリラー『親愛なるX』だ。原作はパン・ジウンによるネイバーウェブトゥーン。地獄のような現実を生き抜くため仮面をかぶって生きてきたペク・アジンがトップ女優へ上りつめていく物語で、キム・ユジョンが主演し、キム・ヨンデ、キム・ドフン、イ・ヨルムが共演した。HBO MaxやRakuten Vikiでも同時に公開され、第30回釜山国際映画祭の「オン・スクリーン」部門にも招待されている。
25日の放送でガギョンは、暗殺が実行されるまでの1カ月は密偵を続けると決め、ヒデオの心をつかむという指示も受けた。その同じ回で、ソクジュンが最期の言葉を託したまま命を落とし、ガギョンは自分の協力を退けたヒデオの腕の中で涙を流した。密偵としての務めと、ヒデオとの間に生まれつつある感情が、どう交わっていくのかが今後の焦点になる。『100日の嘘』は、韓国で毎週土曜と日曜の午後9時10分からtvNで放送されている。
原文:'100일' 김유정, 감우성 죽음에 충격→박진영 품에서 오열









