キム・ジウォン、『ドクターX』撮影の必需品を公開 役との共通点も語る
写真: キム・ジウォン — Kim Ji-won / CC0女優のキム・ジウォンが、主演するSBSの金土ドラマ『ドクターX:白いマフィアの時代』の撮影現場でいつも使っている品々を、10月23日に公開された動画で紹介した。動画はYouTubeチャンネル「ハイジウムスタジオ(HighZium studio)」に投稿された。彼女はこの中で、自分が演じる外科医ケ・スジョンと自分の似ている点、違う点についても話している。同作は第6話でニールセンコリア調べの全国視聴率19.5%を記録し、作品の最高を更新したばかりだ。韓国メディアのトップスターニュースが10月27日に伝えた。
動画のタイトルは「キム・ジウォンの本物の撮影必需品総集合 ケ・スジョン専用キットまで|Xキット」。撮影に持っていく品を「Xキット」としてまとめ、ひとつずつ見せていく内容だ。中でも注目されるのは、役との比較を語った場面だろう。ケ・スジョンとの共通点を聞かれたキム・ジウォンは「仕事のとき以外は少し抜けている」と答えた。仕事を離れると物忘れが多く、よく転んだり、よくぶつかったりするほうだという。手術台の前では迷いを見せないケ・スジョンの、仕事以外の隙のある一面に、自分を重ねた形だ。

違う点については「得意さのレベルにかなり差がある」と話した。ケ・スジョンは劇中で天才外科医と紹介される人物だ。それでもキム・ジウォンは、撮影を重ねるうちに「本当に天才なのかな?」と思うようになったという。ひと目見ただけで何でもわかるタイプではない。膨大な時間を注ぎ、そのことだけに打ち込んで生きているからこそ、あの能力が発揮されるのだと思う、というのが彼女の見方だ。持って生まれた才能より、積み重ねた努力の結果として役を受け止めていることがうかがえる。
さらに、ケ・スジョンには視聴者がまだ気づいていない温かさがあると話した。口数の多い人物ではないが、行動のすべてに温かさがあると考えているという。そのうえで、これからもスジョンを見守り、彼女の温かい心に目を向けてほしいと呼びかけ、役への愛着を示した。
Xキットの中身にも、役への向き合い方が表れていた。メディカルドラマに出演しているため、爪はいつも短く切っており、爪の手入れ用品を入れている。役作りのための道具もあった。縫合の練習に使う縫合糸と、糸を結ぶ「タイ」を練習するための糸だ。外科医を演じるため、手の動きを日頃から練習していることがわかる。
最初に紹介したのは、ファンから届いた応援ステッカーで飾った台本だった。口のケア用品をまとめたキットには、歯ブラシ2本、歯磨き粉2本、舌クリーナー、デンタルフロスが入っていた。歯磨きを大事にしているため、自宅にも歯ブラシ、歯磨き粉、フロスを種類ごとにそろえているという。便利なものを人に紹介するのが好きで、周りの人にも勧めたり分けたりしていると話した。
健康と体調管理のための品も紹介された。体調を整える秘訣にはストレッチを挙げ、体調がすぐに良くなるのをはっきり感じると話した。仕事を終えて少し疲れていても、10分でもストレッチをしてから寝るかどうかで、翌日の調子が違うという。
『ドクターX:白いマフィアの時代』は、ずば抜けた手術の腕だけを武器に理不尽を打ち破る外科医ケ・スジョンの物語だ。「手術室のイカれたケ」とも呼ばれる「ドクターX」が、腐敗した医療界の権力構造に切り込んでいく痛快なメディカル・ノワールで、日本のドラマを原作としている。キム・ジウォンがケ・スジョンを演じ、イ・ジョンウン、ソン・ヒョンジュ、キム・ウソクらが共演する。脚本はピョン・ソングン、演出は『悪鬼』『VIP』などを手がけたイ・ジョンリムだ。当初は9月25日に始まる予定だったが、秋夕(チュソク、旧暦のお盆にあたる連休)とアジア競技大会の中継による編成の都合で、10月期の作品として組み直された。
これまでの流れを振り返る。10月16日放送の第3話では、病院の医師たちがそろってためらった開頭クリッピング術を、ケ・スジョンが成功させた。続く第4話の予告では、チャン・スンジョ演じる外科医ナ・デイルが登場する。条件が良くなるはずだったスジョンの契約更新は保留になった。第4話は10月17日(土)夜9時50分に放送された。手術は失敗すると言っていた神経外科の教授2人を、ケ・スジョンが病院のエレベーターで黙らせる場面も話題になった。患者が持ち直したという事実だけを短く伝えるやり方に、視聴者から称賛が集まった。
視聴率は第4話で全国18.5%となり、第6話の19.5%で最高を更新した。海外でも反応がある。10月16日のNetflix国別ランキングでは、香港、マレーシア、フィリピンのTV番組部門で1位になった。香港では、初登場3位から5集計日続けて1位を守った。トップスターニュースは関連記事で、同作がNetflixのグローバル非英語TV部門で2週連続1位になったことも報じている。共演のイ・ジョンウンとソン・ヒョンジュがキム・ジウォンの演技を「どんな褒め言葉でも足りない」と絶賛したことも伝えた。
キム・ジウォンにとって本作は、2024年の『涙の女王』から約2年ぶりの新作で、初めての単独主演作でもある。『涙の女王』は最高視聴率24.9%を記録した。劇中でケ・スジョンがよく口にするのは「私は失敗しません」というせりふだ。韓国メディアのizeは、このせりふをヒット作が続くキム・ジウォンの歩みに重ねたコラムを載せている。
一方で、作品は論争にも巻き込まれている。10月24日放送の第6話は、1980年の5・18民主化運動で戒厳軍に撃たれた人物の物語を描いた。5・18は、韓国・光州で起きた民主化運動で、韓国現代史の重要な出来事として知られる。この回をきっかけに、放送中止を求める請願が韓国の国会に出された。請願は公開に必要な賛成100人を集め、25日の時点で、国会が公開するかどうかを検討する段階に入った。インターネット上では、キム・ジウォン本人にも悪質なコメントが相次いでおり、中には「今後は作品をボイコットする」という書き込みもあった。作品の題材をめぐる批判が出演者個人に向かった形だ。
キム・ジウォンは10月24日と25日にファンミーティングを開き、ファンと交流した。このとき着ていたのは、上海を拠点とするブランド「シュシュトン(SHUSHU/TONG)」の2026年秋冬コレクションのグレーのニットワンピースだ。IVEのチャン・ウォニョンも同じ服を着ていたとして、韓国のファッション誌『ハーパーズ バザー コリア』が取り上げた。
今回の動画は、作品が最高視聴率を更新し、同時に議論も起きている中で公開された。台本のステッカーや縫合の練習糸、毎晩のストレッチ。どれも主演として撮影を続ける彼女の日常を伝える品だ。キム・ジウォンは、ケ・スジョンにはまだ見つかっていない温かさがあると話している。今後の放送でその温かさがどう描かれるのかにも注目したい。
原文:'닥터X' 최고 시청률 경신…김지원, 계수정과의 공통점? "일할 때 빼고는 살짝 허술"





