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90歳キム・ヨンオク、『同床異夢2』で流行の玩具を披露

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現役最高齢の女優として知られるキム・ヨンオク(90)が、9月1日に放送されたSBSのバラエティー番組『同床異夢2-あなたは私の運命』にスペシャルゲストとして登場し、韓国でいま子どもから大人まで幅広く流行している玩具「マランイ」をすでに使いこなしている姿を見せた。スタジオで自ら鞄から2個を取り出し、手の中で転がしながら「不思議と中毒になる」と語る場面が、出演者たちの笑いを誘った。

この日の放送は、歌手のイ・ジャンウォンと声楽家のペ・ダヘ夫妻の日常を追う内容だった。二人は100歳になるイ・ジャンウォンの祖父と同居しており、番組ではその暮らしぶりが紹介されてきた。キム・ヨンオクはゲストとして、夫妻の映像をスタジオで見守る立場で参加した。

この回では、ペ・ダヘの5歳のおい、ロウンくんが夫妻の家を訪ねた。ロウンくんは以前にも祖父と何度か顔を合わせており、この日は自分で書いた手紙を持参した。祖父は手紙を何度も読み返し、うれしそうな表情を隠さなかった。「歴史オタク」だというロウンくんは、祖父から直接聞く歴史の話に驚いた反応を見せ、終始楽しそうにしていたという。100歳と5歳、95歳差の二人のやり取りは、この日の見どころのひとつとなった。

場面が動いたのは、ロウンくんが持ち込んだマランイだった。柔らかい感触を楽しむこの玩具は、韓国で老若男女を問わず人気を集めている。スタジオではキム・グラが「最近マランイのせいで大騒ぎになっているらしい」と話し、2人の娘を育てるイ・ジヘも「最近マランイを好きじゃない子どもはいない」と続けた。

ロウンくんと一緒にマランイで遊んでいたイ・ジャンウォンは「おじいさんにも一つ持って行ってあげよう」と提案し、ロウンくんが祖父にマランイの遊び方を説明しながらプレゼントした。初めて手にした祖父は、触りながら物珍しそうにしていた。イ・ジャンウォンは「最近の子どもたちの間ではやっているものです。僕も遊んでみたけど中毒性がある。握力も少し鍛えられる。おじいさんも一度やってみてください。握力器と似たようなものです」と、優しく説明した。体調のいい日には握力器を100回はこなすという祖父は、この日は握力器の代わりにマランイで手の運動をした。

その映像を見ていたキム・ヨンオクが、おもむろに何かを取り出す。出てきたのはマランイ2個だった。キム・ヨンオクは「ユーチューブをやるとき、私にやらせるのよ。『いろんなことをやらせるものだ』と思ったけれど、すごく面白かった。不思議と中毒になる。それで車にも置いてある」と話し、その場でマランイをもみながら笑いを誘った。90歳にして最新の流行をすでに自分の生活に取り込んでいた形で、番組の「ギャップ」として印象を残した。

この様子を見たキム・グラは「ユーチューブをやるなら、トレンドに敏感でなければならない」とコメント。さらに「脳が最も良い状態にあるのは、新しいものに触れているときだそうだ。ユーチューブ活動が長寿の基本になっている気がする。うちの母にもユーチューブでもやれと言わなければ」と話し、笑いを広げた。

キム・ヨンオクはこの日、イ・ジャンウォンとペ・ダヘ夫妻が100歳の義理の祖父と暮らしていることについて「手本になる」と称賛の言葉を送っている。また、今年5月に夫と死別したことにも触れ、同僚の俳優たちから「未亡人ではなく『独居老人』だと言われる」と語った。この日はディンディンが「青春だね」と声をかけ、キム・ヨンオクから「そんなことを言うな」と一喝される場面もあった。

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スタジオでは、キム・グラがキム・ヨンオクから娘の1歳の誕生日に金2トンを贈られたというエピソードを披露し、「大学の入学金の足しにするつもりだ」と話す一幕もあった。ただ、この自慢話の途中で言葉が過ぎ、大先輩であるキム・ヨンオクに謝る展開となった。

一方、この日は100歳の祖父が5歳のロウンくんに歴史を語る場面もあり、日本が韓国の青年たちを強制的に徴用・徴兵したという自身の記憶に基づく話が紹介された。祖父の言葉は、幼いロウンくんにとって教科書ではなく生身の証言として届いた形になる。

なお、この祖父は番組の収録後に亡くなり、放送では「永眠されました」という追悼の映像が流された。イ・ジャンウォンが「おじいさんの行きつけの店を探さなければ」と語る場面も伝えられており、祖父との時間を大切にしてきた夫妻の姿が、あらためて視聴者の心に残る回となった。

キム・ヨンオクは、90歳の現在も俳優としてもユーチューバーとしても活動を続けている。昨年10月11日から11月30日にかけては、tvNの土日ドラマ『テプン商事』に出演した。1997年、通貨危機に揺れる韓国を舞台に、26歳のカン・テプンが父の遺した中小企業「テプン商事」の代表を突然引き継ぐことになるという物語で、倒産の危機が迫るなか、経理から営業へと踏み出す社員オ・ミソンや個性豊かな社員たち、そして家族とともに会社を守ろうと奔走する姿を描いた。主演はジュノで、キム・ヨンオクのほかイ・チャンフン、キム・サンホ、シウミン、キム・ジェファ、パク・ソンチャク、キム・ジヨンらが出演。全16話で、演出はイ・ナジョンが手がけた。Netflixを通じて世界50か国以上で同時配信され、各話のサブタイトルに1990年代のドラマ名が使われるなど、時代の空気を映す仕掛けも盛り込まれた作品だ。

『同床異夢2-あなたは私の運命』は、芸能人夫婦やカップルの日常をVTRで追い、スタジオの出演者たちがそれを見ながらトークを重ねるSBSのバラエティー番組。日常の何気ない場面から家族のあり方や世代間のギャップを浮かび上がらせる構成が特徴で、今回のようにゲストの人生経験が映像に重なることで、単なる笑いを超えた余韻を生むことがある。100歳の祖父と5歳のおい、そして90歳のゲストという顔ぶれがそろったこの日の放送は、その典型と言える内容だった。

流行の玩具ひとつをめぐって、5歳が説明し、100歳が試し、90歳がすでに車に常備していた——という構図は、年齢で人を区切ることの意味を静かに問い直す。キム・グラが口にした「新しいものに触れているときが脳に最も良い」という言葉は、キム・ヨンオクが現役でいられる理由の一端を言い当てているのかもしれない。今後もキム・ヨンオクが、俳優としての現場と、流行を取り込むユーチューバーとしての活動をどう並走させていくのかに注目が集まる。

この記事に出てくる作品

  1. テプン商事tvN ・ 2025-10

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