ウ・ドファン、SBS『틈만나면,』でゲームに苦戦しひざまずいて謝罪
俳優のウ・ドファンが、9月1日に放送された韓国SBSのバラエティー番組『틈만나면,(トゥンマンナミョン/すきあらば、)』シーズン5で、ゲームに苦戦したあげく、ひざまずいて謝罪する場面を見せた。ゲームの「穴」となったウ・ドファンの姿は、この日の放送で笑いを生む見どころのひとつとなった。
この日の『틈만나면,』シーズン5には、「틈친구(すきま友だち)」として俳優のヒョンビンとウ・ドファンが出演。番組の進行を務めるユ・ジェソク、ユ・ヨンソクとともに京畿道・安養(アニャン)を訪ね、「틈주인(すきまの主)」に特別な時間をプレゼントするという流れで進行した。番組は、忙しい日常を送る一般の人が持つわずかな空き時間、いわゆる「すきま」に出演者たちが訪ねていき、その短い時間を思い出に変えるという趣向を持っている。
写真: ウ・ドファン — Explicit / CC BY-SA 4.0放送では、最初の「틈주인」に会いに向かう前、ヒョンビンが制作陣に向かって「ゲーム開発をずっとされているんですか」と話し、番組が用意するゲームの数々に興味を示した。これを受けてユ・ヨンソクは「(ヒョンビン、ウ・ドファン)お二人とも体をうまく使われるので、ゲームに期待してもよさそうです。ゲームは得意ですか」と問いかけ、二人の運動神経がゲームの成績につながるのではないかと期待を寄せた。
すると、ユ・ジェソクは「僕はヒョンビンがゲームをするのを一度も見たことがない」と話し、共演者としても未知数であることを明かした。ヒョンビン本人は「悪くはないと思う。ボールを使うものも悪くない」と自信をのぞかせ、その実力に対する好奇心をかき立てた。俳優としてのイメージが強い二人がバラエティーのゲームでどんな姿を見せるのかという点が、放送前半の関心事となった格好だ。
その後、ユ・ジェソク、ユ・ヨンソク、ヒョンビン、ウ・ドファンの4人は最初の「틈주인」と対面。「틈주인」にプレゼントを贈るため、ミットでボールを打ち返し、積み上げられた缶を倒すというゲームに挑戦した。段階が上がるほど難易度が増していく形式で、4人は1段階、2段階まで速攻で成功させ、テンポよく進む展開に現場のテンションは一気に高まった。順調な滑り出しに、「틈주인」は当然のように「3段階、ゴー!」と叫び、さらに上の段階へ挑むことを選んだ。
しかし、そこからが難関だった。4人は3段階で足止めを食らってしまう。とりわけウ・ドファンが思いがけない「穴」となり、笑いを誘った。ミスにミスを重ねたウ・ドファンは、せっかく訪れた好機をもう一度逃してしまい、その場でひざまずいて謝罪。その姿がさらなる笑いを呼んだ。日ごろ作品の中では強い印象を残してきた俳優が、バラエティーの現場で見せた素の反応が、この日の放送の名場面となった。
ウ・ドファンといえば、Netflixシリーズ『Mr. プランクトン』(原題『Mr. 플랑크톤』)で主演を務めたことで知られる。同作は2024年11月8日にNetflixで公開された全10話の作品で、旅の道連れとなった男女を軸に描かれるロマンティックコメディーだ。ウ・ドファンは、喪失を抱えた主人公ヘジョを演じ、チョ・ジェミ役のイ・ユミと物語を引っ張った。さらに、オ・ジョンセがオフン役、キム・ヘスクがボム・ホジャ役として道中で二人に関わっていく。
『Mr. プランクトン』の脚本は『サイコだけど大丈夫』などを手がけたチョ・ヨン、演出はホン・ジョンチャンが担当した。ロードムービー的な移動とともに、人物同士の関係が少しずつ移り変わっていく構成が作品の見どころとなっており、日本でもNetflixを通じて視聴できる。作品の中で見せる情感のある芝居と、今回のバラエティーで見せたゲームに苦戦する姿とのギャップは、視聴者にとって新鮮に映ったはずだ。
一方、この日の放送ではヒョンビンの出演そのものも話題を集めた。他社の報道によれば、ヒョンビンにとっては21年ぶりとなるバラエティー出演で、収録中には勝負欲を燃やす場面もあり、ユ・ジェソクが「カッとなるのを初めて見た」と驚く一幕もあったと伝えられている。ミッション失敗の際には「気持ちよく家に帰ってほしかった」とため息をつくなど、「틈주인」を思う姿も見せた。ウ・ドファンについても、たくましい前腕でマッククス(そば粉の冷麺)を手際よく仕上げ、ユ・ジェソクから「完全にテジャングム(宮廷女官チャングムの誓い)だ」と評される場面が報じられている。
『틈만나면,』は、ユ・ジェソクとユ・ヨンソクがMCを務めるSBSのバラエティー番組で、今回でシーズン5を迎えている。毎回さまざまなゲストが「틈친구」として合流し、日常の中の短い空き時間を持つ一般の人のもとを訪ねるという構成が、シリーズを重ねるごとに定着してきた。俳優が普段のインタビューでは見せない表情を引き出す番組としても知られ、今回のヒョンビンとウ・ドファンの回は、その特徴がよく表れた放送となった。
韓国の地上波バラエティーは、映画やドラマの公開・放送に合わせてキャストが出演することが多く、視聴者にとっては作品の外側にある俳優の人柄を知る貴重な機会となっている。日本の視聴者にとっても、こうしたバラエティー出演は俳優の新しい一面に触れる入り口になりやすい。ゲームで「穴」となり、ひざまずいてまで謝罪してみせたウ・ドファンの姿は、作品で見せてきた印象とは異なる親しみやすさを伝えるものとなり、今後の活動にも注目が集まりそうだ。






