写真: ウ・ドファン — Explicit / CC BY-SA 4.0Mr. プランクトン
| 原題 | Mr. 플랑크톤 |
|---|---|
| 放送局 | Netflix |
| 配信 | Netflix |
| 放送期間 | 2024-11-08 〜 2024-11-08 |
| 話数 | 全10話 |
| 出演 | キム・ヘスク, オ・ジョンセ, イ・ユミ, ウ・ドファン |
この作品について
喪失を抱えたヘジョと、自分の人生を선택しようとするチェミ——ではなく、旅の道連れとなった男女を軸に描くロマンティックコメディ。ヘジョ役をウ・ドファン、チョ・ジェミ役をイ・ユミが演じ、オ・ジョンセ演じるオフン、キム・ヘスク演じるボム・ホジャらが道中で関わっていきます。
脚本は『サイコだけど大丈夫』などを手がけたチョ・ヨン、演出はホン・ジョンチャン。全10話で、2024年11月8日にNetflixで公開されました。ロードムービー的な移動とともに人物の関係が移り変わっていく構成が、この作品の見どころです。
『Mr. プランクトン』(原題:Mr. 플랑크톤)は、人工授精の取り違えという「間違い」から生まれた男ヘジョを主人公にした、2024年の韓国ロマンティックコメディです。ヘジョはある日、自分が不治の病であることを知らされます。残された時間で最後の旅に出ることを決めた彼は、チョ・ジェミという女性を半ば強引に道連れにします。一方のジェミも、自分の体に問題があることを知って打ちのめされたばかり。28歳という若さで早期閉経と診断された彼女にとって、それは人生の前提が崩れるほどの出来事でした。行き先の定まらない旅路で、二人の関係と、それぞれが抱えるものが少しずつ形を変えていく――そういう構成の作品です。
ヘジョ/チェ・スンヒョクを演じるのはウ・ドファン。ヒロインのチョ・ジェミ役はイ・ユミが務めます。この二人を取り囲む人物も濃く、オ・ジョンセが演じるオフンは、500年続く名門・オ一族の宗家のひとり息子で、ジェミの婚約者という立場にあります。そのオフンの母であり、60年にわたって宗家の嫁として生きてきたボム・ホジャをキム・ヘスクが演じました。キャスティングは2023年7月12日にNetflixから発表され、この4人が主要キャストとして名前を並べています。
脇を固める顔ぶれも見どころのひとつです。キム・ミンソクはヘジョの同僚ユ・ギホ(カリ)、イ・エルはヘジョの幼なじみであるポンスク(ジュリ)を演じます。オ・デファンは犯罪組織プリンス派のボス、ワン・チルソン役。イ・ヘヨンはヘジョの父チェ・ヨンジョを演じ、ほかにアレックス・ランディ(ジョン・ナ役)、キム・スジン(パク・カルジャ役)が出演します。物語の鍵になるのが、ヘジョの生物学上の父親候補として登場する三人の男性です。スンデ店の店主オ・マンス役にアン・ソクファン、二人目の候補コ・ジェグン役にチョ・ハンチョル、製薬会社の社長シン・ミョンス役にキム・ジョンホと、それぞれ立場のまったく違う人物が並びます。出生の経緯そのものが物語の出発点にある作品だけに、この三人をたどる過程が旅の骨格になっていきます。
制作陣も注目に値します。演出を手がけたホン・ジョンチャンは、Netflixの『少年審判』(2022年)を演出した人物。脚本のチョ・ヨンは、2020年の『サイコだけど大丈夫』を書いた脚本家です。喪失や傷を抱えた人物を、笑いを交えながら描く筆致に覚えのある視聴者も多いはずです。制作はBase StoryとHighZium Studioが担当しました。
視聴情報は明快です。全10話で、2024年11月8日にNetflixで全話が一斉に公開されました。地上波やケーブルのような週2話ずつの放送ではなく、最初から最後までまとめて配信される形式なので、旅の流れを途切れさせずに追えます。1話ずつの区切りよりも、移動そのものが物語を運んでいくタイプの作品と相性のいい公開方法だと言えるでしょう。
日本の読者向けに補足すると、本作は韓国の放送局の編成枠に乗った作品ではなく、Netflixのオリジナル作品として企画・公開されたものです。そのため放送開始日と終了日が同じ2024年11月8日になっています。なお撮影に関しては、済州島での撮影後にごみが不法投棄されたという書き込みをめぐり、2023年10月16日に制作会社がNewsenの取材に応じています。制作会社は、10月15日に和順(ファスン)ゴールデンサンドビーチで朝から午後にかけて撮影し、日没後に終了したため当日と翌朝の二日に分けて清掃する計画だったこと、確認したところ制作チームは翌朝までに清掃を終えていたことを説明し、今後の撮影ではさらに注意すると述べました。
キャストの近作をたどりたい人にも入口の多い作品です。オ・ジョンセは2025年1月4日開始のtvN『星がウワサするから』、2025年5月31日開始のJTBC『グッドボーイ』に出演し、2026年に入ってからもENA・Genie TV『CLIMAX/クライマックス』(3月16日)、JTBC『誰だって無価値な自分と闘っている』(4月18日)、MBC TV『50%の人生リスタート』(5月22日)と出演が続いています。イ・ユミは2025年11月7日公開のNetflix『あなたが殺した』に、キム・ヘスクは2026年5月15日公開のNetflix『ワンダーフールズ』に出演しています。








