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ENHYPENジョンウォン、Weverseで35分の配信 ファン殺到

ENHYPEN写真: ENHYPEN — BELIFT LAB / Public domain
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ENHYPEN(エンハイプン)のリーダー、ジョンウォンが9月2日午後8時48分、ファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」で「그냥 정원이(ただのジョンウォン)」と題したライブ配信を行った。配信時間は35分21秒。公開後のコメント欄には311件の書き込みが並び、韓国語、英語、スペイン語、インドネシア語、アラビア語、ペルシャ語、中国語、クメール語、ベンガル語など、実に多様な言語でファンの反応が寄せられている。タイトルに「ただの」と付いていることからもわかる通り、特別な告知や企画ではなく、日常のひとときをファンと共有する性格の配信だった。

コメント欄の時刻表示を追うと、書き込みが集中しているのは午後9時45分ごろから午後10時3分ごろまでの時間帯だ。この間、ファンからは「今日もつけてくれてありがとう」といった韓国語のメッセージ、「かわいい」「毎回ライブのたびにきれいになっていく」といった英語の書き込みが途切れなく並んだ。一方で「ライブを見逃した」「学校にいる」「もう寝なければならない」など、リアルタイムで視聴できなかったことを悔やむ声も多く見られる。時差のある地域のファンにとって、韓国時間の夜の配信は必ずしも見やすい時間帯ではないためだ。「遅れてしまったけれど、次のライブは早く来る」と書き込んだファンもいた。

ENHYPEN
写真: ENHYPEN — Ten Asia / CC BY 3.0
ジョンウ
写真: ジョンウ — SBS Radio / CC BY 3.0

配信中の様子については、コメントからいくつかの具体的な断片が読み取れる。ひとつはジョンウォンが身につけていた指輪だ。あるファンは「今夜のライブでつけていたENHYPENのリングは本当にきれいだった」と書き込んでいる。もうひとつは、ジョンウォンが口ずさんだ曲についてのやり取りだ。コメント欄では「Divineを歌っていたのか」「DIVINEをハミングしていたのか」と複数のファンが尋ね、これに対して別のファンが「Stray KidsのDivineをハミングしていた。ステイジーン(Stray KidsとENGENEの両方を応援するファン)でいるのに最高の日だ」と応じている。

新譜に関する話題もコメント欄に現れている。あるファンは「Bloody ParadiseのMVが大好きだった」と英語で書き込み、別のファンは韓国語で「エンジーンのためにミュージックビデオを本当によく作ってくれたと思った」とつづった。「今Bloody Paradiseを聴いている」という書き込みもあった。ライブ配信のページには、ミニ8thアルバム『THE SIN : BLISS』のプレミアムサイン会応募つき商品も並んでおり、ENGENE Ver.の単品ランダムが15.24米ドル、7形態セットが106.72米ドル、通常盤の単品ランダムが21.78米ドル、4形態セットが87.12米ドルで、いずれも予約受付中かつチャート反映対象として表示されている。

「エンジーン(ENGENE)」はENHYPENのファンダムの名称で、メンバーがファンに呼びかける際に日常的に使う言葉だ。今回のコメント欄でも、ファン自身がこの呼称を用いて書き込む場面が繰り返し見られた。「Love you engene と言って」とリクエストするファン、「ENHYPENは7人」と書き込むファン、インドやペルー、カンボジア、バングラデシュ、イランなど各国の国旗の絵文字を添えて愛情を伝えるファンがおり、コメント欄そのものが世界規模のファンダムの縮図のようになっていた。「英語で話して」という書き込みが何度も繰り返されていたことも、視聴者の国籍の広がりを物語っている。

ジョンウォンのこの配信は、ENHYPENが新譜活動で成果を重ねている時期に行われた。ミニ8thアルバム『THE SIN : BLISS』は、8月21日から27日までの発売初週に209万9048枚を売り上げ、韓国のハンターチャートが8月28日に集計結果を明らかにしている。この数字によってENHYPENはチーム通算5作目となるダブルミリオンセラーアルバムを手にした。ダブルミリオンとは累計販売枚数が200万枚を超えたアルバムを指す呼び方で、韓国の音楽市場では最上位クラスの実績にあたる。

タイトル曲「Bloody Paradise」は音楽番組でも結果を出した。8月30日に放送されたSBSの音楽番組『人気歌謡』では、1位候補としてATEEZ(エイティーズ)の「BAD」、ENHYPENの「Bloody Paradise」、リセンヌの「LOVE ATTACK」の3組が並び、最終的にトロフィーを手にしたのはENHYPENだった。この件は韓国メディアのアジアニュース通信が8月31日に伝えている。『人気歌謡』はSBSが放送する歌謡ランキング番組で、人気歌手の最新の音楽をまとめて聴くことができる枠として知られている。

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この1位獲得に先立ち、メンバーのニキは8月29日午後11時15分、Weverseの自身の公式アカウントに韓国語の投稿を公開していた。「デビューして音楽番組で初めて1位を獲ったね」と切り出し、「この曲でエンジーンとまた新しい思い出を作っていってるんだなと感じられて、すごくいいね」とつづったうえで、「今回の活動、僕たちにこんなにもいいことでいっぱいに満たしてくれて本当にありがとう。明日の最後の放送もエンジーンのおかげで力が出そう!!」と結んでいる。この投稿には8月30日時点で多数のいいねが集まった。

さらに前日の8月28日午後11時58分には、メンバーのジェイクが同じくWeverseの公式アカウントに、韓国語で「今日もとても感謝してるよエンジーン 🥹 愛してる~~ ❤️」という短いメッセージを投稿していた。ごく短いひと言だったにもかかわらず、公開直後から世界各国のファンが反応し、コメント欄には6400件を超える書き込みが寄せられている。今回のジョンウォンの配信も含め、活動期間中のメンバーがWeverseを通じてファンと接点を持つ流れが続いていることになる。

Weverseは、アーティストとファンが直接つながるためのコミュニティプラットフォームで、メンバー本人による文章の投稿、写真の共有、そして今回のようなライブ配信が行える。ライブ配信は「Weverse LIVE」と呼ばれ、アーカイブとして後から視聴することも可能なため、リアルタイムで見られなかったファンも時間差でコメントを残せる仕組みになっている。今回のジョンウォンの配信でも、配信終了後の時間帯に「見逃した」という書き込みが多く並んだのはこのためだ。日本の読者がこうした配信を追う場合も、Weverseのアプリまたはウェブサイトからアーティストのコミュニティに参加することで視聴できる。

Weverseでの深夜の配信は、ENHYPEN以外のグループでも定着した交流の形になっている。8月28日午後11時51分には、RIIZEのウォンビンが「하이(ハイ=やあ)」と題したライブ配信を行い、日付をまたいだ29日午前2時過ぎまでコメントが並んだ。この時は練習生時代の思い出話が話題の中心となり、ファンからは「歴代級のラバン(ライブ放送)」という反応が相次いだ。ここでも書き込みは韓国語のほか日本語、中国語、英語、タイ語、インドネシア語、ビルマ語、アラビア語と多岐にわたり、世界各地のファンが同じ時間帯に画面の前に集まる光景が生まれていた。

ジョンウォンの今回の配信は、アルバムのミリオン記録や音楽番組での1位といった「数字」の話題が続いたあとに置かれた、肩の力を抜いた時間だったと言える。タイトルの「그냥 정원이(ただのジョンウォン)」という言葉遣いは、リーダーとしてでも、ステージ上のパフォーマーとしてでもなく、素の自分としてファンの前に座るという姿勢を示している。35分あまりの配信で交わされた指輪の話や口ずさんだ曲といった細部が、そのままコメント欄で共有され、翻訳機能を介して各国のファンに広がっていく。数字では測れないこうしたやり取りの積み重ねが、ENHYPENと世界中のエンジーンの関係を支えている。今後も新譜活動の流れの中で、メンバーによるWeverseでの発信は続いていくとみられる。

公式アカウントの投稿

写真・動画は各アーティストおよび所属事務所の公式チャンネルの投稿です。再生すると YouTube に移動します。

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