ILLIT、ツアー「PRESS START♥」のスペシャル映像をWeverseで公開
写真: ILLIT — theMEGASTUDY / CC BY 4.05人組ガールズグループILLIT(アイリット)が9月2日午後9時、ファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」の公式アカウント「ILLIT Media」を通じて、「ILLIT (아일릿) PRESS START♥ l Special Video」と題したスペシャル映像を公開した。投稿には「#ILLIT」「#아일릿」「#PRESS_START」というハッシュタグが添えられ、あわせてWeverse、公式YouTube、公式X、メンバー用X、TikTok、Instagram、Facebook、Weibo、BILIBILI、Douyin、そして日本向け公式Xまで、グループが運営する各プラットフォームへの導線がまとめて記載されている。公開から数時間のうちにコメント欄には300件を超える書き込みが集まり、日本語、韓国語、英語、ポルトガル語、アラビア語など、複数の言語のメッセージが入り混じる状態になった。
今回公開されたのは、タイトルにある「PRESS START♥」に関連するスペシャル映像だ。コメント欄には「ライブに行ったよ」「ツアーしてくれて本当にありがとう」「最高の思い出をありがとう」といった、実際に公演へ足を運んだと見受けられる書き込みが多数寄せられており、ファンにとっては現地で過ごした時間を思い返す内容になっていたことがうかがえる。映像の中身についてファンが具体的に触れている部分としては、メンバーが支度をする様子を収めた「GRWM」(Get Ready With Me)のクリップ、イロハが感情的になった際に他のメンバーが寄り添う場面、ユナのキスシーン、そしてファンが「ブンロハ」と呼ぶ場面などが挙げられている。ある海外のファンは「最後のGRWMのクリップで悲しくなった」と書き、別のファンは「メンバー全員がイロハを助けている場面」に涙したと投稿している。ILLITのファンダム名は「GLLIT(グリット)」で、コメント欄でもこの名称を用いたハンドルネームが数多く見られる。

コメント欄で特に目立ったのが、メンバーのモカに言及する書き込みだった。「モカちゃん、会いたいよー」「モカちゃんが恋しくなった」「もかちゃんのカットも入ってて、なんだかウルッときちゃいました」といった日本語の投稿に加え、英語圏のファンからも「Moka ❤️」「またモカを見られたことで涙が出た」「モカ、あなたはとても愛されているし、いなくて寂しい」といったコメントが並んだ。「OT5で始まってOT4で終わるのが泣ける」と書いたファンもおり、映像の構成そのものに反応する声も上がっている。一方で「モカ帰ってきたの?」という驚きの投稿もあり、映像に映るモカの姿がファンの間で大きな話題になったことが読み取れる。「『5人の』ILLITだいすき」「ILLITは5人みんないつも一緒に!また前に歩きだそう」といった投稿も見られ、コメント欄はグループを応援する言葉で埋まった。
ILLITはユナ、ミンジュ、モカ、ウォンヒ、イロハの5人で構成されるグループだ。今回のスペシャル映像公開の前日にあたる9月1日には、メンバーのイロハが午後9時47分にWeverseのILLITコミュニティへ投稿し、ファンダム名「GLLIT(グリット)」の2歳の誕生日と、グループ結成3周年を同時に祝っていた。投稿はハングルで書かれ、「私たちのグリット、2歳の誕生日おめでとう♡」「そしてアイリット結成3周年おめでとう〜〜><」と続き、最後は「来年も一緒にいようね。約束だよ」と結ばれている。文中には猫の絵文字や、イロハがよく使う顔文字が添えられており、短い文章ながら祝いの気持ちが前面に出た内容だった。この投稿にはケーキの写真も含まれていた。結成3周年の節目とツアーのスペシャル映像公開が数日のうちに続いたことになり、ファンにとっては節目の記憶が重なる時期となっている。
グループはここ数週間、コンテンツの公開とオフラインでの活動を並行して進めてきた。8月24日には、チーム公式YouTubeチャンネルで自主制作コンテンツ「SUPER ILLIT」の新シーズン第1話「クッパの序列を整理して差し上げます」編が公開され、およそ5カ月ぶりにシリーズが戻ってきた。メンバーそれぞれが自分の推すクッパを持ち寄り、制作陣の投票で順位を決めるという内容で、韓国の国民食とも言える汁物ごはんをめぐって、アイドルらしからぬ渋い好みが次々と明かされる回となった。映像の中で、まずユナが持ち出したのは釜山から取り寄せたものだった。クッパは日本の読者にはあまりなじみのない料理かもしれないが、韓国では日常的に食べられている汁物ごはんで、地域ごとに具材や味付けが異なる。そうした題材をグループの企画に据えるあたりに、韓国の自主制作コンテンツらしい距離感の近さが表れている。
翌8月25日午後6時ちょうどには、同じくWeverseの公式アカウント「ILLIT Media」から、福岡でのロケを収めた写真がまとめて公開された。投稿のタイトルは「SUPER ILLIT TRIP LOG : FUKUOKA」で、投稿文には「Photo dump from SUPER ILLIT TRIP LOG : FUKUOKA」と添えられ、あわせて「RELEASE : 26.09.14 (KST)」という日付が明記されていた。つまりこの写真公開は単発のオフショット公開にとどまらず、9月14日(韓国時間)に控えるコンテンツ本編への予告を兼ねたものだった。日本の福岡を舞台にしたロケ企画であることから、日本のファンにとっても関心の高い内容と言える。今回のスペシャル映像公開から見ると、9月14日の本編公開はおよそ2週間後に控えていることになる。
授賞式関連の動きもあった。8月20日には、K-POPファンの投票だけで決まる「2026 Kワールドドリームアワーズ(K WORLD DREAM AWARDS)」の人気賞受賞者が発表され、男女それぞれのグループ部門でATEEZ(エイティーズ)とILLITが、ソロ部門ではパク・ジヒョンとHearts to Hearts(ハーツトゥハーツ)のカルメンが頂点に立った。この件はスポーツトレンドが2026年8月20日に伝えている。投票は先月からファンダムプラットフォーム「パンダーワン(Pander One)」を通じて実施された。そして8月27日午後、京畿道高陽市の一山キンテックスで「2026 KWDA(K-WORLD DREAM AWARDS)」のブルーカーペット行事が開かれ、ILLITからはミンジュとユナが姿を見せた。ミンジュはフォトウォールの前に立ち、集まった報道陣のカメラに向かってポーズを取り、現場を取材したOSENはその様子を「とても愛らしい」と伝えている。撮影は同社の民庚勲(ミン・ギョンフン)記者が担当した。ユナについてもOSENは同じ時間帯に、はにかんだ笑みを浮かべながらフォトウォールへ入場する姿を写真で報じている。
こうして振り返ると、8月下旬から9月初旬にかけてのILLITは、自主制作コンテンツの新シーズン開始、日本ロケの写真公開と本編予告、ファン投票による人気賞受賞と授賞式への出席、結成3周年とファンダム2周年の祝福、そしてツアーのスペシャル映像公開と、短い期間に複数の動きが連続している。今回のスペシャル映像は、そのうちオフラインで積み重ねてきた公演の記憶を映像として残す役割を担ったものと位置づけられる。コメント欄に「PRESS STARTがもう恋しい」「PRESS START、あなたはずっと語り継がれる」といった言葉が並んだのは、映像がツアーの区切りを示すものとしてファンに受け止められたことの表れでもある。日本のファンにとっては、Weverseの公式コミュニティやグループの公式YouTubeチャンネルを通じて、こうしたコンテンツをリアルタイムで追える環境が整っている。次の節目となるのは、9月14日(韓国時間)公開予定の「SUPER ILLIT TRIP LOG : FUKUOKA」本編だ。










