写真: チョン・ジヒョン — Dispatch / CC BY 3.0北極星 (テレビドラマ)
| 原題 | 북극성 (드라마) |
|---|---|
| 放送局 | Disney+ |
| 放送期間 | 2025-09-10 〜 2025-10-01 |
| 話数 | 全9話 |
| 出演 | チョン・ジヒョン, カン・ドンウォン |
この作品について
ソ・ムンジュは、元国連大使として国際社会から厚い信頼を得てきた外交官。夫のチャン・ジュンイクは大統領候補として選挙戦のただ中にいる。そんな彼女の前に、国籍も経歴も明かされない国際傭兵の元トップエース、ペク・サンホが現れ、政権や財界を巻き込む事態へと引き込まれていく。
チョン・ソギョン脚本、キム・ヒウォン監督によるスパイロマンスで、Disney+にて2025年9月10日から10月1日まで配信された全9話。初回は3話同時、以降は毎週水曜に2話ずつ公開された。チョン・ジヒョンとカン・ドンウォンが主演し、大統領役のキム・ヘスクやジョン・チョーら韓米の俳優が脇を固める。
『北極星』は、外交官として国際社会で名を知られてきた女性と、素性の分からない国際特殊工作員が出会うところから動き出すスパイロマンスだ。主人公のソ・ムンジュは国連大使を務めた経歴を持つ外交官で、その判断と行動によって国際社会から厚い信頼を得てきた人物として描かれる。彼女の夫チャン・ジュンイクは平和を掲げて選挙戦を戦う大統領候補であり、ムンジュ自身も夫の陣営とともに動く立場にある。そこへ現れるのが、国際傭兵の中でもトップエースと呼ばれた過去を持つペク・サンホ。国籍も来歴も明かされない男との関わりをきっかけに、ムンジュは朝鮮半島の安定を揺るがしかねない攻撃の真相を追う道へ踏み込んでいく。夫の死をめぐる真実を二人で追う過程には、夫の弟にあたる人物も関わってくる。
主演はチョン・ジヒョンとカン・ドンウォン。チョン・ジヒョンがソ・ムンジュを、カン・ドンウォンがペク・サンホを演じる。脇を固める顔ぶれは韓国と米国の俳優が入り混じった構成になっている。ムンジュの家族側では、イ・ミスクが海運会社アソム海運の会長でムンジュの義母にあたるイム・オクソンを、パク・ヘジュンが夫のチャン・ジュンイクを、オ・ジョンセが兄ジュンイクへの劣等感を抱える検事チャン・ジュンサンを、チョン・ヨンスクがジュンイクの祖母ファリムを演じる。選挙陣営まわりでは、イ・サンヒがムンジュの側近ヨ・ミジ、チュ・ジョンヒョクがジュンイクの側近パク・チャンヒを担当する。政権側にはキム・ヘスクが大統領チェ・ギョンシン役で立ち、国家利益のためなら手段を選ばない国家情報院長ユ・ウナクをユ・ジェミョンが、国家安保室長チェ・ジョンギュをパク・ギョングン、外交部長官ソン・ギョンファをチョン・ギョンスンが演じる。ジュンイクの周辺には、米国務副長官アンダーソン・ミラー役のジョン・チョー、ジュンイクの秘密を知る謎の人物カン・ハンナ役のウォン・ジアンが配される。ほかにも米国防長官エグルトン役のMichael Gaston、傭兵イーサン役のChristopher Gorham、米大統領アーノルド・ハウザー役のSpencer Garrettなど英語圏の俳優が並び、ヤン神父役でパク・インファンも出演する。特別出演としてオム・テグ(国防委員長キム・ハンサン役)、キム・ゴウン(チン・スリョン役)、パク・ジファン(キム・ホセ役)が名を連ねる。
脚本はチョン・ソギョン、演出はキム・ヒウォン。二人は『Little Women』で組んだ間柄で、2023年3月の時点で「Polaris」という仮題のドラマで再び手を組むと報じられていた。企画段階では、自らのアイデンティティを失ったスパイたちが自分を取り戻していく過程を描くスパイメロドラマとして紹介されている。共同演出には『The Roundup: Punishment』『Badland Hunters』(2024年)のホ・ミョンヘンが加わった。制作にはImaginusのレーベルであるShowrunnerとStudio AAが関わり、ソウルアクションスクールとSkydanceも共同制作としてクレジットされている。音楽監督はチョン・ジェイルとダルパラン。キャスティングは段階的に進み、2024年8月にジョン・チョーらハリウッド勢の参加が発表され、2025年1月にキム・ヘスク、イ・ミスク、ユ・ジェミョン、パク・ヘジュン、チュ・ジョンヒョクの出演が伝えられた。撮影は2024年3月28日に準備段階入りが発表され、4月からの開始と海外ロケの可能性が示されていた。なお、制作費が500億〜700億ウォンに上ると報じたメディアもあったが、最終話の放送後に監督と脚本家がこれを否定している。
配信はDisney+で、2025年9月10日から10月1日まで、全9話。初回に3話がまとめて公開され、その後は毎週2話ずつというペースだった。米国ではHuluおよびバンドル版のHulu on Disney+でも配信された。日本の視聴者にとっては、地上波の連続ドラマのように週2回・数か月かけて追う形ではなく、1か月弱で完結する短期集中型の配信作品という点が特徴になる。全9話という尺は、韓国の一般的な16話構成の作品より短く、まとめて視聴しやすい。また本作は、ハリウッドの俳優を起用したことに伴い、SAG-AFTRAの契約下で制作された初の韓国ドラマとなった。英語での原題表記は「Tempest」で、企画時の仮題は「Polaris」だった。








