少女時代サニー、KBS秋夕特番で実の姉の片耳の聴覚障害を明かす
少女時代のサニーが、実の姉が片方の耳が聞こえないことをテレビ番組の中で明かした。9月21日に放送されたKBS 2TVの秋夕(チュソク)大型企画『배송왔송(ペソンワッソン)』で、聴覚障害のある夫婦の話を聞いたサニーは、「実はうちの姉も片耳が聞こえない」と打ち明けた。そのうえで、姉が手術を受けてから聞こえるようになるまで長い時間がかかったと振り返り、夫婦の経験に心を寄せた。この放送の様子は通信社のニューシスが伝え、韓国のソウル経済新聞が9月23日午前0時10分に記事を配信している。
番組のタイトルにある「배송」は、韓国語で「配送」を意味する言葉だ。その名のとおり、特別な事情を抱えた人たちに歌を届けることがこの番組の趣旨になっている。この回で歌を届ける役を担ったのは、イ・スンチョル、タク・ジェフン、サニーの3人だった。韓国で秋夕を指す「ハンガウィ」を冠した大型企画として編成されている。

秋夕は旧暦8月15日を中心とする韓国の名節で、日本のお盆にたとえられることも多い。家族が集まるこの時期には、テレビ各局が大型の特別番組を組むのが恒例だ。家族への思いを歌に託して届けるという今回の番組の内容は、そうした名節の空気と重なっている。
サニーが自身の家族について語ったのは、この日2組目の依頼者が登場した場面だった。依頼者は結婚して3年になる夫婦で、夫も妻も聴覚障害を抱えている。33歳の夫は生まれつき耳に障害があった。その彼が歌のプレゼントを贈りたい相手に選んだのは母親だった。母親は治療のために、幼い息子を連れて거제(コジェ)から釜山まで通い続けていた。
夫は、母親に宛てて書いてきた手紙を番組の中で読み上げた。3歳ごろから、母親は彼を連れて거제から釜山まで治療に通っていたという。手紙では、自分が聴覚障害と診断されたあと、母親が自分のためにどれほど多くのことをあきらめて育ててくれたのか、当時はまったくわかっていなかったと明かした。さらに、その頃の母親の年齢を考えてみたら、まだ28歳だったと気づいたという。今の自分は33歳で、当時の母親は自分より若かった。だからこそ本当に大変だっただろうと感じた、と母親への思いをつづっていた。
妻も、自分の障害がわかった経緯を語った。赤ちゃんは1歳になる頃には普通、喃語(なんご)を話し始める。ところが彼女は2歳になっても言葉を話さなかったという。心配した家族が病院に連れていき、そこで聴覚障害だとわかったと聞かされているそうだ。
夫婦の話を受けて口を開いたのがサニーだった。サニーは「実はうちの姉も片耳が聞こえない」と明かし、手術のあと聞こえるようになるまでには、夫婦が話したのと同じように長い時間がかかったと語った。治療に長い歳月をかけた依頼者の家族の話は、サニーにとって自分の家族の記憶と重なるものだったようだ。司会役として話を聞く側にいたサニーが、自分の家族の経験を持ち出して応じた場面だった。
この場面で語られたのは、障害のある本人だけの話ではなかった。まだ20代だった母親が遠くの街まで子どもを連れて通った日々や、2歳になっても話さない娘を心配して病院に向かった家族の姿もそこにはあった。障害がわかってから治療を受け、聞こえるようになるまでの長い時間を、本人と家族がともに過ごしてきたことが夫婦の言葉から伝わってくる。サニーの「時間が長くかかった」というひと言は、その経験を家族の立場から知る者としての言葉でもあった。番組の中でサニーが姉について語ったのは、今回伝えられた範囲ではこの発言だけだ。姉の手術の時期や詳しい経過については、報道では触れられていない。
サニーが所属する少女時代では、ここ最近メンバーそれぞれの活動が相次いで話題になっている。8月31日には、ヒョヨン、ユリ、スヨンの3人によるユニット「ヒョリス」がデジタルシングル「Skibidi」でデビューした。新曲の公開は韓国時間の午後6時。その2日前の8月29日には、ヒョヨンが自身のInstagramにユニットの写真を投稿していた。このユニットは、YouTubeで笑いを取るために始めた企画がきっかけで生まれたもので、韓国のハンギョレ新聞も9月14日に取り上げている。
スヨン(チェ・スヨン)は9月11日、アメリカ・ニューヨークで「トミー ヒルフィガー」の2027年春夏コレクションを訪れた際の写真を自身のSNSにまとめて投稿した。「XOXO(ハグとキス)」というひと言を添え、ヒョリスとして一緒に活動するヒョヨン、ユリと会場を訪れた姿や舞台裏の様子を公開している。同じ9月11日には、歌手で俳優のオム・ジョンファのYouTubeチャンネル「Umaizing 엄정화TV」の動画にも出演した。動画では、デビュー以来、1か月ほどのまとまった休みをほとんど取れずに走り続けてきたことを明かしている。公演を終えた翌朝、「何も責任を負わなくていい」という感覚を久しぶりに味わったとも話した。2か月後にドラマの撮影を控えているスヨンに、オム・ジョンファは「早く休暇に行きなさい」と声をかけ、宿泊券をプレゼントしている。
35歳のユナ(イム・ユナ)は9月12日、シンガポールで開かれた「Sulwhasoo Concentrated Ginseng Rejuvenating Cream」の60周年記念ポップアップイベントの写真を自身のインスタグラムに投稿し、近況を伝えた。白を基調とした装いで大きなクリームのオブジェの前に立ち、腕を軽く組んでほほ笑む姿だった。
ユニット活動や海外でのイベント、ファッションの舞台など、メンバーの近況は華やかな話題が続いていた。そんな中でサニーが見せたのは、秋夕の特別番組で依頼者の家族の物語に耳を傾け、自分の家族の経験を重ねて言葉をかける姿だった。歌を届けるという番組の趣旨の中で、治療を支えた母親への感謝を伝えたいという夫の願いと、同じような時間を家族として知るサニーの共感が交わった一幕となった。
原文:소녀시대 써니, 친언니 청각장애 고백…“사실 한쪽 귀가 안 들려”









