HYBE、10月に50カ国で劇場祭 BTS南米公演のライブビューイングも
写真: BTS — LG전자 This file comes from LG Electronics's official Flickr. / CC BY 2.0K-POP最大手の芸能事務所HYBEが、10月24日から31日までの8日間、世界50カ国あまりの1,100館を超える映画館で「HYBE CINE FEST 2026(ハイブ・シネ・フェスト2026)」を開く。グローバル配給会社のトラファルガー・リリーシングとの共同企画で、上映作品にはBTS(防弾少年団)のワールドツアー南米公演のライブビューイングも入っている。韓国の通信社ニューシスが9月24日午前1時、イ・ジェフン記者の署名で報じた。記事には、HYBEが提供したイベントのポスター写真も添えられている。
上映されるのは全部で6作品だ。中心になるのは、HYBE所属の3グループのコンサートを収めた実況映画で、SEVENTEEN(セブンティーン)、TOMORROW X TOGETHER(TXT)、ENHYPEN(エンハイプン)の3本がそろう。これにBTSのワールドツアー南米公演のライブビューイングが2回加わる。残る1本は「HYBE Cheering Party(ハイブ・チアリング・パーティー)」という3Dの参加型コンテンツで、HYBEに所属する13組のアーティストのステージを1本にまとめたものだ。報道では13組の顔ぶれまでは明らかにされていない。

今回のフェスティバルは、ただ映画館で公演映像を流す上映会ではない。公演実況と観客が参加するイベントを組み合わせた「祭り」として企画されており、すべての作品が「シンガロング」形式で上映される。スクリーンを静かに眺めるのではなく、客席のファン同士が一緒に歌いながら楽しむ上映スタイルだ。3グループの実況映画も、BTSのライブビューイングも、13組が登場する3Dコンテンツも、同じ形式で楽しめることになる。
会場によっては、映画館で過ごす時間そのものをイベントにする工夫もある。ソウルのロッテシネマ・ワールドタワー店をはじめ、韓国内外の主要な映画館10館ほどに、グッズを扱う「マーチゾーン」、記念撮影ができる「フォトゾーン」、応援ペンライトを自分で飾りつける「ペンライトDIYゾーン」といった体験スペースが設けられる。上映の前後にもファンが楽しめる場になりそうだ。
韓国での上映はロッテシネマが独占して担う。チケットの予約は2段階で、まずグローバル向けが9月30日に始まる。韓国内の予約はそれより遅く、10月15日午前10時からだ。一方で、50カ国あまりにどの国が含まれるのか、日本で上映されるのか、各国でどの劇場が参加し、何日の何時から上映されるのかといった点は、今回の報道には書かれていない。日本から観覧を考えているファンは、HYBEや配給会社から出る公式の案内を確かめる必要がある。
このラインアップでとりわけ目を引くのが、BTSの南米公演ライブビューイングだ。当サイトが9月21日に伝えたとおり、BTSは10月から南米の5都市を回り、合わせて14回の公演を開く。シネ・フェストの会期はちょうどそのツアーの時期にあたり、南米まで足を運べないファンにとっては、ツアーの熱気を映画館のスクリーンで分け合う機会になる。ただし、ライブビューイング2回がどの都市のどの公演にあたるのかは、報道の時点では明らかにされていない。
ここ1週間ほどのBTSの動きも振り返っておきたい。メンバーは9月17日、仁川国際空港から米国へ出発した。目的地はラスベガスで、現地時間9月18日に開かれた「2026 iHeartRadio Music Festival(アイハートラジオ・ミュージック・フェスティバル)」にヘッドライナーとして出演するためだった。出国時には、Vの耳の下にのぞくレタリングが韓国メディアの写真ニュースで取り上げられている。
公演を終えたジョングクは9月21日の未明から早朝にかけて、仁川国際空港第2ターミナルから韓国に帰国した。複数の韓国メディアが到着の様子を伝え、スターニュースは「メリーチュソク、黄金マンネ!」という一言を見出しに使った。チュソク(秋夕)は韓国の秋の名節で、日本のお盆にあたる大型連休だ。帰国がちょうどその時期に重なり、南米ツアーを前にした一時帰国となった。
音楽チャートでも存在感は続いている。BTSの5枚目のフルアルバム『ARIRANG(アリラン)』は、現地時間9月15日発表の米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で29位に入った。これで25週連続のチャートインになる。25週はおよそ半年で、その間ずっと200位以内に残り続けたことは、アルバムが長く聴かれ続けていることを示している。米国の大型音楽祭でヘッドライナーを務め、アルバムはチャートに残り続け、10月からは南米ツアーに入る。そんな流れのなかで、今回のシネ・フェストのライブビューイングが組まれたことになる。
HYBE CINE FEST 2026は、BTSの南米公演の生中継、SEVENTEEN、TXT、ENHYPENのコンサート実況映画、13組が登場する3Dコンテンツを8日間に集めた、事務所全体で取り組む企画だ。全作品をシンガロング形式にし、会場に体験スペースまで用意したことからは、映画館を「作品を見る場所」から「ファン同士で盛り上がる場所」へ広げようとする狙いがうかがえる。50カ国あまり、1,100館を超えるという規模は、HYBE所属アーティストのファンが世界中にいることを改めて示すものでもある。グローバル向けの予約は9月30日、韓国内の予約は10月15日午前10時に始まり、会期は10月24日から31日までだ。
原文:하이브, 50개국 극장서 '씨네 페스트 2026'…BTS 라이브 뷰잉 등 상영










