ハ・ジウォン、29歳差の同期と学ぶ大学生活「本当に楽しい」
俳優のハ・ジウォンが9月2日に放送されたtvNのバラエティ番組「ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック」に出演し、実際に大学へ入学して送っている学生生活について語った。97学番のハ・ジウォンにとって、同じ26学番の学生たちとは29歳の年齢差がある。それでも「本当に楽しかった」と振り返り、年下の先輩や同期から一人の学生として扱われている現在の日々を明かした。
この日の放送で、MCのユ・ジェソクはまずハ・ジウォンの過去の出演に触れ、「スリックバックをしてからもう3年が過ぎた」と切り出した。スリックバックは足を滑らせるように移動して見せるダンスの動きで、当時ハ・ジウォンが番組で披露して話題になったものだ。これに対してハ・ジウォンは「お兄さんに会う前に3年前の『ユ・クイズ』をちょっと見た。私は本当に『ユ・クイズ』にスリックバックで招待されたことを知らずに来ていた。とても恥ずかしかった」と、当時の自分がなぜ呼ばれたのか分かっていなかったと打ち明け、笑いを誘った。番組側が自分のダンスを目当てに呼んだと後から気づいた、という自己申告である。
写真: ハ・ジウォン — 티비텐 TV10 / CC BY 3.0ユ・ジェソクが「大学、音楽番組出演、始球式まで、最近すごく忙しいのではないか」と尋ねると、ハ・ジウォンは「私もどうしてこうなったのか分からない。『ジウォンさん、これやってみる?』と言われると、好奇心や挑戦意識が強いので、面白そうだとまず返事をしてしまう。後始末は後からする。やりたいことは全部やった」と答えた。誘われた企画に反射的に飛び込み、それから何とかするという姿勢が、ここ最近の多彩な活動につながっているという説明だ。実際にこの時期のハ・ジウォンは、俳優としての仕事に加えて音楽番組への出演や始球式といった場にも顔を出しており、本人も自分の忙しさを持て余している様子だった。
話題は今回の中心である大学生活に移った。ユ・ジェソクは「YouTube『26学番 ジウォンです』が話題だ。キャンパス体験だと思っていたら、本当に大学生になった」と述べたうえで、「97学番なのに26学番と29歳差だ。どうしてやることになったのか」と質問した。韓国では入学年度を「学番」と呼び、大学内での上下関係や自己紹介の基準として日常的に使われる。97学番は1997年入学、26学番は2026年入学を意味し、その差がそのまま29年になる。企画として一日だけキャンパスを訪れるのではなく、正式に入学して学生になったという点が、視聴者の関心を集めた理由でもある。
ハ・ジウォンは入学の動機について「今も絶えず自分が誰なのかを探している。世の中について気になることが多いのだが、そのときに学校生活をしてみてはどうかと言われて、とても面白そうだし学ぶことがありそうだと思って入学することになった」と説明した。長く俳優として活動してきた人物が、改めて学生という立場に身を置く理由として挙げたのは、外からの提案と、自分自身への問いだった。
実際の大学生活について、ハ・ジウォンは「本当に面白かった」と語り、印象に残った出会いとして先輩の存在を挙げた。「大先輩に会った。その先輩があまりにも大先輩なので類人猿と呼んでいる。何歳かと聞いたら23歳だった。年齢は幼いけれど、先輩として、同期として私を接してくれた」と話した。学番の序列でいえば自分よりはるか上の「大先輩」でありながら、実年齢は23歳という逆転した関係を、本人は冗談を交えて紹介した格好だ。年齢ではなく学番で関係が決まるキャンパスの文化を、そのまま受け入れて楽しんでいることがうかがえる。
ハ・ジウォンの大学生活は、YouTubeチャンネル「26学番 ジウォンです」(原題「26학번 지원이요」)を通じて発信されている。このチャンネルでは学生としての姿だけでなく、企画性の高い短編映像も公開されており、9月1日には「巫堂(ムダン)が見たハ・ジウォンの前世」と題した映像が公開された。映像の中で占い師はハ・ジウォンをじっと見つめたうえで「男の四柱だ。しかもイケメンだ」と口にし、笑いを誘っている。四柱(サジュ)は生年月日と時間から運勢や性質を読み解く占いで、韓国では今も広く親しまれている。占いの席という予想外の設定と、占い師とのやり取りの軽妙さが視聴者の反応を集めた。
「ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック」への出演をめぐっては、放送に先立って番組の公式YouTubeチャンネルが8月29日に予告的な映像を公開していた。タイトルは「最近の中年たちの希望ハ・ジウォン。コメントに『ハ・ジウォン管理法』を書き込まなくても全部お教えします」というもので、MCのユ・ジェソクはネットユーザーから「中年の希望だ」「歳月は私だけが受けたのか」といった声が寄せられていると伝えている。この映像の中でハ・ジウォンは、自身の「童顔」の理由として10年間続けてきたオリーブオイルの食習慣を明かしていた。本編が放送されたのが9月2日で、放送前から反響が広がっていた形になる。
俳優としての活動も途切れていない。ハ・ジウォンは8月24日、ソウル・江南区コエックスのメガボックスで開かれた映画「ピグァン」(イ・ジウォン監督)のマスコミ向け試写会に出席し、転落したトップスターを演じた経験を語った。この日まず口にしたのは役づくりに費やした時間の長さで、演じたナンミという女性についてプリプロダクションの段階から監督と長く話し合い、キャラクターの設定を練り上げてきたという。「ナンミを十分に理解して、その人生の中に自分を置いて初めて出てくる表情とセリフだった」と本人は説明している。作品は9月2日に韓国で公開された。奇しくも「ユ・クイズ」の放送日と重なる形となった。
2026年前半には、ENAの月火ドラマ「CLIMAX/クライマックス」(原題「클라이맥스」)にも出演していた。3月16日から4月14日まで放送された全10話で、Genie TVでも配信された。韓国で最高の地位に立つため権力のカルテルに飛び込む検事パン・テソプを軸にした物語で、パン・テソプは「ソアム地検のドーベルマン」と呼ばれる政界の新星、その妻がトップ女優のチュ・サンアという設定だ。そこに強力なスキャンダルを握るファン・ジョンウォンや、財閥WRグループの面々が絡んでいく。チュ・ジフンとハ・ジウォンが夫婦を演じ、ナナ、オ・ジョンセ、チャ・ジュヨンが脇を固めた。脚本・演出は映画「ミス・ベク」のイ・ジウォンが手がけている。
こうして並べてみると、この半年ほどのハ・ジウォンは、ドラマ、映画、バラエティ、YouTube、そして大学という複数の場に同時に身を置いてきたことになる。番組で本人が語った「面白そうだとまず返事をして、後始末は後からする」という言葉は、その活動の幅をそのまま説明するものでもある。29歳下の同期や、年齢では自分よりはるかに若い「大先輩」と机を並べる日々は、これまで積み上げてきたキャリアとは別の場所で、本人が言うところの「自分が誰なのか」を探す時間になっているようだ。「ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック」はtvNで放送されているトークバラエティで、ゲストが自身の人生や仕事について語る形式が定着している。今回の放送では、俳優としてではなく一人の新入生としてのハ・ジウォンの姿が引き出された回となった。




