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チェ・ミンシク×ハン・ソヒ『インターン』9月16日公開、二人が語る新境地

チェ・ミンシク写真: チェ・ミンシク — che (Please credit as "Petr Novák, Wikipedia" in case you us / CC BY-SA 3.0
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俳優のチェ・ミンシクとハン・ソヒが、9月16日に公開されるリメイク映画『インターン』について語った。二人は9月7日と8日の二日にわたり、ソウル・三清洞のカフェでインタビューに応じ、それぞれが演じた役柄と現場での出来事を明かした。中央日報が9月9日付で伝えている。取材にあたったのは同紙のチョン・ウンヘ記者。記事は、この作品が二人にとって転換点になり得る一本だと位置づけている。

映画の舞台は、ハン・ソヒ演じるソンウがCEOを務めるファッション企業「ウトゥトゥ(WOO22)」だ。ここに、経歴37年というシルバーインターンのキホ(チェ・ミンシク)が入社することから物語が動き出す。若くして成功をつかんだものの、どこか危うさを抱えたソンウは、節税を目的として採用したキホと出会い、人生の別の成長にたどり着く。演出を手がけたのは、映画『もしも私たち』のキム・ドヨン監督で、感情の積み重ねを一段ずつ組み上げるように描いたとされる。上映時間は132分。11年前にロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイが演じた原作の物語の強さに、韓国的な色合いを適度に加えた作りで、その長さを感じさせずに進んでいくという。

ハン・ソヒ
写真: ハン・ソヒ — 티비텐 / CC BY 3.0

チェ・ミンシクが演じるキホは、スーツをきちんと着こなした礼儀正しい紳士そのものだ。仕事でも人生でも十分すぎるほど経験を積みながら、相手が尋ねてくるまで助言をしない。この点はデ・ニーロが演じたベンと重なる部分だが、そこからにじみ出る父性的な要素に韓国らしさが刻まれている。チェ・ミンシクはその具体例として、疲れた様子のソンウに「糖分を補給しろ」と昔ながらの菓子オランダを差し出す場面や、ハンカチの代わりにティッシュを手渡す場面を挙げ、「そうした要素だ」と説明した。小道具ひとつの選び方に、原作にはない土地の質感を宿らせたということになる。

映画の白眉として挙げられているのは、後半のある場面である。夫の不倫と同僚の裏切りに涙するソンウに対し、キホが「しっかりしろ」と叱咤するように励ましを浴びせる。「お前は若くて有能だ。悪いのはあいつらなのに、なぜお前が崩れようとするのか」という趣旨のせりふを、それまでの敬語ではなくタメ口で一気に投げかける。そして言い終えたあと、「私が父親なら、こう言うと思います」と、もとの丁寧な口調に戻るという流れだ。

この場面には撮影現場での仕掛けがあった。チェ・ミンシクは「このシーンを撮るとき、監督にだけ事前に伝えておいて、ハン・ソヒには知らせずにタメ口で始めた」と裏話を明かしている。受け手となったハン・ソヒは「もともと台本では『私が父親なら…』というせりふが先に出てから助言が始まるのに、チェ・ミンシク先輩が順序を変えたので驚いた」と振り返り、「まるで自分に向けられた助言のように聞こえて、励みになった」と語った。演技のうえでの驚きが、そのまま画面に残されたかたちだ。

ハン・ソヒは自身が演じたソンウという人物についても言葉を重ねている。情熱的で有能でありながら、仕事と家庭を危うく支えている女性だ。ハン・ソヒは「ソンウは何を手放すべきか分かっていたけれど、自分が崩れてしまうのが怖くて握りしめていた」と説明し、「キホを通じて『手放しても崩れない』という勇気を得るようになった」と話した。そのうえで「そういう点で、原作とは違う結婚生活の結末も気に入っている」と、韓国版ならではの結末に触れている。

二人とも、これまで演じてきた強い性格の役柄とはかなり異なる役を引き受けた。いわゆる「力を抜く」姿勢が必要だったはずで、その点についてチェ・ミンシクは「水になろうと努力した」と表現し、ハン・ソヒは「どう染み込ませるかを悩んだ」と答えた。同じ課題に対する答え方の違いが、そのまま二人の距離感を示している。

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インタビューの場でのチェ・ミンシクは、劇中のキホと同じように仕事への意欲にあふれていたという。自分を売り込む必要のない大俳優でありながら、「今、営業しているんです」と口にし、良い作品で新しい役を演じたいという意志を折に触れて示した。「(若い人たちと)一度交わってみよう、楽しく遊んでみようと思った」と語り、「新しい服を着るような妙な快感がある」とも述べている。一方のハン・ソヒは、勝ち気なイメージとは違い、やや恥ずかしそうな表情と小さな声で話し始めた。「自分さえうまくやればいいと思っていたのに、ああすればよかった、こうすればよかったという心残りが残る」というのが第一声だった。それでも「演技は難しかったが、大先輩と呼吸を合わせることができて本当に良かった」と付け加えている。

『インターン』は秋夕(チュソク)連休の興行を狙う一本でもある。9月2日午後時点の映画振興委員会の予売集計では、予売率8%、予売枚数4万4千枚で全体2位につけていた。首位は予売率55.4%、予売枚数30万枚の『オデッセイ』で差は大きいものの、同時期の競合作『暗殺者(たち)』の予売率7.9%、4万3千枚をわずかに上回り、秋夕公開作の中では最上位となっていた。予売率で0.1ポイント、枚数で千枚という僅差である。

チェ・ミンシクは近作として、2026年6月26日にNetflixで配信が始まった全6話のシリーズ『最後列からの声』(原題・맨 끝줄 소년)でホ・ムノを演じている。最後列の席から見えていたものは何だったのかを追う物語で、キム・ユンジン、ホ・ジュノ、チン・ギョン、チェ・ヒョヌク演じるイ・ガンらの現在と少年時代が交錯するスリラーだ。主要人物には子役が配され、過去と現在が重ねて描かれる。脚本はチャン・ミョンウ、演出はキム・ギュテで、チョ・ハンチョル、ハン・ジウン、チョン・イソらが特別出演に名を連ねている。またチェ・ミンシクは8月30日公開のYouTube動画で、白髪を染めない理由として染毛剤アレルギーがあることを明かし、「白髪は天然物だ」「作品で染色をしなければならない時は薬を飲まなければならない。そうしないと顔が二倍になる」と語っていた。

ハン・ソヒは公開を控えたこの時期、公の場に相次いで姿を見せている。9月2日にはソウル・江南区のCOEXで開かれた国際アートフェア「フリーズ・ソウル2026」に登場し、会場でカメラの前に立った。9月7日にはソウル・龍山区漢南洞で開かれたフランスのハイジュエリーメゾン「ブシュロン」の「2026 カルト ブランシュ コレクション」イベントに出席し、フォトタイムに応じている。8月28日に公開されたYouTube番組「差し出せるものは何もないけれど」ではシーズン4最後のゲストとしてイ・ヨンジと向き合い、Netflixシリーズ『マイネーム』撮影時に15キロ増量した経験や、体形維持について「すべては運動だ」と語ったほか、恋愛観として「相手が自分の人生の半分以上を占めた瞬間に壊れてしまう」と述べていた。強い役柄と華やかな露出が続いてきた彼女にとって、『インターン』のソンウは別の方向から自身を試す役どころになる。

韓国版『インターン』は9月16日に公開される。原作の骨格を保ちながら、菓子やティッシュといった細部、そして原作とは異なる結婚生活の結末に韓国的な解釈を加えた作品で、大ベテランと若手が互いに力を抜いて向き合った132分がどう受け止められるかが注目される。

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  1. 最後列からの声Netflix ・ 2026-06

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