シン・セギョンが写真で近況公開、次回作はチョン・ヘインとのロマンス
写真: チョン・ヘイン — Marie Claire Korea / CC BY 3.0女優のシン・セギョンが9月11日、インスタグラムに撮影現場の写真を載せ、近況を伝えた。最近はスパイアクション映画『ヒューミント』で12年ぶりにスクリーンへ戻り、注目を集めた。次回作にはTVINGオリジナルの新シリーズ『ラブ・ウイルス』を選んでおり、ヒロインとしてチョン・ヘインと共演する予定だ。
写真のシン・セギョンは、明るい色の椅子にもたれてカメラをまっすぐ見つめている。ワインカラーのニットを着て片腕を長く伸ばし、そこへ顔を少し寄せるポーズを取った。添えた言葉は「sie___official」のひと言だけで、撮影現場のワンシーンを共有した。

背景は飾り気がなく、顔に寄った構図が目鼻立ちをはっきり見せている。髪型は自然なままで、メイクも控えめだ。余計な小道具を置かず、本人だけに焦点を当てた写真で、端正で柔らかい印象に仕上がっている。シンプルな装いの中で、澄んだ眼差しがひときわ目を引く。
関心を集めているのが次回作だ。『ラブ・ウイルス』はロマンスドラマで、ジャンルはロマンティックコメディ。主人公は、お互いが初めての交際相手で、付き合って9年になるカップルだ。結婚を目前にした2人は、ほかの異性への未練を残さないよう「ブレイクタイム」を設け、それぞれ新しい相手と会ってみることにする。そこから物語が動き出す。シン・セギョンは女性主人公を演じ、チョン・ヘインとコンビを組む。落ち着いたトーンの演技と繊細な感情表現が持ち味の彼女が、この設定でどんなロマンスを見せるのかに期待が高まっている。なお、TVINGは韓国の動画配信サービスで、「TVINGオリジナル」は同サービスのオリジナル作品であることを示している。
直前の出演作『ヒューミント』は、それぞれ別の目的を持つ人物たちがウラジオストクで衝突する姿を描いたスパイアクション映画だ。シン・セギョンは北朝鮮レストランの従業員を演じ、撮影のためラトビアにおよそ3か月滞在した。張り詰めた物語の中で存在感を示し、12年ぶりのスクリーン復帰作としても話題になった。公開後すぐにボックスオフィスの上位に入り、観客からも好評を得た。スパイアクション映画の次にロマンティックコメディのドラマと、ジャンルも媒体もがらりと違う作品が続くことになる。
ここで、シン・セギョンの歩みを振り返っておきたい。1990年7月29日生まれで、ソウル・陽川区木洞の出身。幼いころから放送や広告に出演を続け、8歳ごろには広く顔を知られるようになった子役出身の俳優だ。
デビューは1998年、ソ・テジ初のソロアルバム『Seo Tai Ji』のポスターモデルだった。「Take Five」のポスターで見せた深い悲しみをたたえた表情が注目され、同じアルバムに収録された「Take Five」のミュージックビデオにも出演した。その後は子ども番組の司会や助演を重ね、自然な流れで演技の道に進んだ。
幅広い視聴者に名前を覚えられたのは、シットコム『屋根を突き抜けてハイキック』だった。本名そのままの「シン・セギョン」役で出演して大きな人気を集めた。何気ない日常を描く設定の中で、細やかな感情の動きを表現したことが評価につながった。
時代劇でも実績を残している。2011年の『根の深い木』では、話すことができない宮女のソイを演じた。台詞に頼れない役柄を目線やしぐさで表現し、高い評価を受けた。続く『六龍が飛ぶ』ではプニを演じ、長期間放送された作品で重厚な物語の一翼を担って、時代劇での地位を固めた。
現代劇では、『ファッション王』のイ・ガヨンや『男が愛する時』のソ・ミドなど、複雑な内面を抱えた人物を演じて役柄の幅を広げた。さらに『アイアンマン』のソン・セドン、『匂いを見る少女』のオ・チョリム、『河伯の新婦 2017』のユン・ソア、『黒騎士』のチョン・ヘラとプニと、ジャンルを問わず主演作を重ねてきた。
近年の作品では、2019年の『新入史官ク・ヘリョン』で朝鮮時代の女性史官ク・ヘリョンを演じた。2020年から2021年にかけて放送された『ラン・オン』は、スポーツエージェントと翻訳家の恋を描いた作品で、彼女はオ・ミジュ役として今の時代らしい感性を見せた。2023年には『アラムンの剣』のタンヤ役で再び時代劇に挑んでいる。2024年のtvNドラマ『細作、魅惑された者たち』では、諜報とロマンスを組み合わせた物語でカン・ヒスを演じて主演を務めた。緊張感のある人間関係の中で物語を引っ張る役で、どんなジャンルもこなせる力を改めて示した。
映画の経歴も見ておこう。2006年の『シンデレラ』ではヒョンス役で、ホラー作品ながら初主演を果たした。2011年の『青い塩』ではチョ・セビン役でソン・ガンホと共演し、強い印象を残した。2012年の空中アクション大作『R2B:リターン・トゥ・ベース』では空軍整備士ユ・セヨンを演じた。役作りのために空軍基地や整備の現場へ何度も通ったというエピソードが知られている。2014年の犯罪エンターテインメント映画『タチャ:神の手』では、荒っぽくも自分から行動する女性ホ・ミナを演じ、それまでのイメージを覆す力強い演技を見せた。以降も映画とドラマの両方で出演を続けている。
こうして見ると、シン・セギョンは子役から始まり、シットコム、時代劇、現代劇、ジャンル映画と、30年近く途切れずに活動の場を広げてきた。ここ数年だけでも、『ラン・オン』のロマンス、『細作、魅惑された者たち』の諜報ロマンス、『ヒューミント』のスパイアクションと、ロマンスと緊張感のある物語の間を行き来している。『ラブ・ウイルス』はロマンティックコメディで、ドラマの世界へ戻る作品になる。今回の写真で見せた落ち着いた雰囲気が、新しいロマンスでどう生かされるのか。チョン・ヘインとの共演とあわせて、今後の続報に注目したい。










