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『私の有罪人間』派出所で正体露見の危機、イム・シワンは勘違いのときめき

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tvNの月火ドラマ『私の有罪人間』(原題:나의 유죄인간)の11月3日(火)放送回で、ソル・インア演じる刑事カン・ジェヒが、潜入捜査中であることを知られかねない窮地に追い込まれた。場所は派出所。そのそばでは、イム・シワン演じる財閥3世ユン・イジュンが、ジェヒの「心配だからです」という一言を自分への気遣いだと受け取り、ときめきを隠せずにいた。実際にジェヒが気にしていたのはイジュンのことではなく、自分の身元が明らかになることだった。2人の思いがすれ違ったまま進むこの場面を、韓国メディアのシングルリストが放送当日の夜に報じている。

本作は、殺人の容疑をかけられた傍若無人な財閥3世と、その随行秘書として潜り込んだ特殊部隊出身の刑事を描く。韓国メディアのiMBC芸能は、2人の距離の近さとスリルを掛け合わせた「密着スリルロマンス」と呼んでいる。脚本はムン・スジョン、演出はパク・ダンヒ。企画はCJ ENMスタジオズ、制作はピタパット・スタジオが手がける。ジェヒは男装し、シン・ソリという秘書としてイジュンのそばにいる。正体を隠しているという設定が、今回の騒動をややこしくしている。

イム・シワン写真: イム・シワン — 디스패치 / CC BY 3.0

騒ぎの発端は、ジェヒがボイスフィッシング(電話詐欺)グループの残党ともみ合いになったことだ。ジェヒはイジュンを守ろうとして相手を取り押さえたが、結局イジュンと一緒に派出所へ連れて行かれる。応対した巡査は「公務の手続きというものは、そう簡単にはいきません」と、規則どおりに進める構えを見せた。本職が刑事のジェヒにとって、この言葉は誰よりも身にしみる。心の中で「よく分かってるよ。だから頭がおかしくなりそうなんだって」とぼやく場面には、身分を明かせない潜入捜査官のもどかしさがにじんでいた。

一方のイジュンは、まったく違うことを考えていた。ジェヒが自分を心配しながら残党を制圧した瞬間を思い出し、顔を赤らめていたのだ。その様子を見た巡査は、酒を飲んでいるのかとイジュンに尋ねる。ジェヒはこれを好機とばかりに「心神耗弱の状態です。病院に行かないと…」と言い、早くその場を離れようとした。

ところが、イジュンは引き下がらない。「どこへ行く気だ。情けはかけない。法務チームを全員呼べ」と言い放ち、相手を徹底的に追及する姿勢を見せた。大ごとになれば困るジェヒは「記者が大騒ぎして、ネットに出回りますよ」と止めに入る。それでもイジュンは「じっとしてろ。俺が片づける」と取り合わず、彼女を「特戦司」と呼んで、なぜさっきから自分を止めるのかと問い詰めた。

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ここでジェヒが返したのが「心配だからです」という言葉だった。自分を案じてくれていると受け取ったイジュンは、胸の高鳴りを抑えられない。だがシングルリストによると、ジェヒが恐れていたのは自分の素性が明るみに出ることだった。同じ言葉を2人がまったく違う意味で受け取っている。これが今回の場面の面白さだ。

そこへ巡査が、さらに厳しい現実を突きつける。「本当に心配なさるべきなのはですね、抵抗しただけでも暴行は成立します。ですので手続きどおり、お名前と住民登録番号をお願いします」と、身元の確認を求めたのだ。慌てたジェヒは「あの、巡査さん、ちょっとだけ別にこちらへ。ここの所長さんはどちらに?別にお話ししたいことがありまして」と巡査を呼び寄せ、自分のことを知っている所長に取りなしてもらおうとした。しかし巡査は、そういうやり方は通用しないとはねつけ、改めて名前と住民登録番号を求めた。

逃げ場をなくしたジェヒは、住民登録番号を口にすれば自分が女性だと知られてしまうかもしれないと考え、できるだけゆっくり番号を読み上げ始めた。男装して秘書になりすましている以上、性別が分かれば潜入そのものが危うくなる。イジュンが甘い勘違いに浸っているすぐ隣で、ジェヒは思いもよらない形で正体露見の危機を迎えたことになる。

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ここまでの流れを振り返ると、2人の関係は回を追うごとに大きく動いてきた。10月26日放送の第3話では、イジュンが亡くなった前任の秘書が眠る納骨堂を訪れ、「謝罪しに来た。俺があんなふうにした」と口にする。「怖いなら辞めろ。引き止めない」と突き放すイジュンに、ソリ(ジェヒ)は「辞めません。常務のそばにいます」と答えた。同じ回では、イジュンが残しておいた牛乳の量が10ml増えていたことに気づく。翌朝、こぼれた牛乳に触れた床の表面が黒く変色しているのを見て、ソリは実際に毒が入れられていたことを悟る。その後、立ち入りを禁じられていたイジュンの秘密の空間に入ってしまったソリは、「お前はこの時間をもって解雇だ。俺の家から今すぐ出ていけ」と言い渡された。それでも「常務が容疑者かどうか、今は関係あります」と食い下がり、引かなかった。この回の内容は韓国メディアのビズエンターが伝えている。

10月27日の第4話では、2人がテガン家の家族の集まりにそろって顔を出した。後継者の発表を控え、一族の間では神経戦が繰り広げられていた。国際ニュースによると、イジュンは父ユン・テシク会長(チェ・ジノ)から、もめ事を起こさずにグループを継ぐよう言われていた。ところが秘書ハン・ウニョン(チョン・ユミン)を殺した容疑者として名前が挙がり、証拠不十分で釈放されたものの、この疑惑が後継争いで大きな痛手になっていた。テガングループの専務で次姉のユン・ナジョン(パク・アイン)は、弟の窮地を好機ととらえ、ジェヒにまで近づいてくる。円満な家庭で育ったジェヒは、温かさのかけらもないイジュンの家族の姿を目にして、彼への気持ちが少しずつ変わっていくと紹介されていた。

撮影の裏側も話題になった。10月28日にtvNドラマの公式YouTubeチャンネルで公開された第3・4話のメイキング映像には、本番前のリハーサル中にソル・インアがイム・シワンに誤ってキスしてしまう様子が映っており、マネートゥデイが報じた。酒に酔ったジェヒが猫を捕まえようと庭に出ていく場面の準備中の出来事で、イム・シワンはこのシーンについて、自分が彼女を止めようとするところで「予想していなかったことが起きる」と説明している。イム・シワンはグループZE:A出身の俳優だ。

そして今回の前日、11月2日(月)放送の第5話では、イジュンの気持ちがはっきり形になった。ジェヒが同僚の刑事キム・ソクチン(ナム・ヘジュン)と親しげに向き合う姿を見て嫉妬にかられたイジュンは、「俺は今から、ちょっと確かめることがある。先に始めたのはお前だ」と告げ、自分から唇を重ねた。そのキスの翌日の放送で、イジュンは早くもジェヒの一言に浮き立ち、ジェヒのほうは正体を守ることで頭がいっぱいになっていた。2人の気持ちの温度差がはっきり見える回となった。

韓国の「月火ドラマ」は、毎週月曜と火曜の2夜続けて放送される枠のことだ。本作の放送時間は午後8時50分。国際ニュースによると、韓国以外ではAmazonプライム・ビデオで配信されている。

シングルリストの記事は、ジェヒがゆっくり番号を読み上げ始めたところで終わっている。番号を言い終えたとき何が起きるのか、男装がばれるのか。イジュンの思い込みが続くのか。秘密を抱えたジェヒの苦しい立場と、すれ違ったまま深まっていく2人の関係がどう動くのか、次の放送に注目が集まる。

この記事は シングルリスト の報道をもとに、ハンレポ編集部が事実を確かめたうえで日本語で書き起こしたものです。

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